タイトルそのまま、ほんとにひつじたちが、探偵するらしい。
すっとぼけた語り口調も楽しげな、ユーモア・ミステリである。
ので、とにかく、ひつじたちの個性が楽しい。
事件そのものより、ひつじたちの個性を楽しむべき本かな?
捜査に熱中するひつじたちにギョギョギョとなるニンゲンたちを楽しむとか…(これは笑えます実に。)
事件自体は、なんだか「動機」がよくわからんままだったような気もするのだが、はて…
意外と長い話なので、何日もかけて読みすぎてヒントを忘れてしまったのかなワタシ(爆)
ISBN:4152087897 単行本 レオニー・スヴァン 早川書房 2007/01 ¥1,785
すっとぼけた語り口調も楽しげな、ユーモア・ミステリである。
ので、とにかく、ひつじたちの個性が楽しい。
事件そのものより、ひつじたちの個性を楽しむべき本かな?
捜査に熱中するひつじたちにギョギョギョとなるニンゲンたちを楽しむとか…(これは笑えます実に。)
事件自体は、なんだか「動機」がよくわからんままだったような気もするのだが、はて…
意外と長い話なので、何日もかけて読みすぎてヒントを忘れてしまったのかなワタシ(爆)
ISBN:4152087897 単行本 レオニー・スヴァン 早川書房 2007/01 ¥1,785
コメント
すると、事件は羊殺し=狼犯人?、でしょうか?
変なことを想像してしまう私です(笑)
あ、それと、DVD返送したこと、言うのを忘れていたような気が…すみません!
そしてひつじ探偵団が捜査するのは、殺された羊飼いを手にかけた犯人です(笑)
いかにして犯人をつきとめるか、そしてつきとめた犯人をいかにニンゲンに知らせるかという二大テーマがあるらしいです(笑)
ちなみに「あらしのよるに」というと、外国製で「おはようオオカミおやすみコヒツジ」という童話がありました。なぜか仲良しな2匹の、禅問答にも似た会話(オランダ製ですが)が独特で印象にのこりましたよ。
崇高なテーマが存在するんですね!
今度は「ベィブ」(豚が主役の映画)を思い出してしまった私です。
オランダ製禅問答…おもしろいかも。
アーノルド・ローベルの一連の童話(がまくんとかえるくんとかふくろうくんとか)なんかでも思うのですが…
やっぱり国民性?
読むぶんには、決して難しいんじゃなくてユーモラスなんですけども。
動物映画だと、それほど感じませんけどね(実はそんなに見てないけど動物主役な映画って)。そういう描写は難しいでしょうし。
ペンギンとか…(笑)
欧米では、人間が動物にそれを代弁させているのでしょうか。なにかいいたいことがあるんじゃないの?と思っているのか。
日本人は代弁させる気はないってことかな。(いや、させるまでもない、ということ?)
…深く考えないようにしときます(笑)
あっちじゃ自然ってニンゲンに対立する存在だってきいたことがある気がしますよ。だから、動物をニンゲンみたいに描く時にも、なにかひとひねり理屈とか諷刺とかをねじこまずにいられないのかな(それが悪いと言ってるわけじゃなくて)。
「あらしのよるに」はどこまでも『情』の物語で、哲学とか自己分析とかの入る余地はなかったと思います。
ま、どちらの作風でも、面白ければ、印象的であれば、別にいいんですけどねっ。