わーん!
三人主人公の総決算と思ったら、さらにその裏をかかれた。
ほとんど全登場人物の総ざらいじゃん…(T^T)

けっこう端役なキャラにまで順ぐりに光を当てつつ、一冊のほとんどがひとつの試合(五輪選考会)。章末ごとに、冷徹に示される途中得点にはめちゃ燃えますし。
そんな中で、三巻から引っ張ってる富士谷コーチの、息子とのすれ違いっぷり勘違いっぷりが何とも。「お父さん!それ違う!途中までは合ってるかしれんけど結論的に!」と思わず叫び出したくなるほどです。でもそれがまた盛り上げるんですよねー(*^^*)
私はついつい(三巻のせいか?)要一クンに肩入れしそうになりますが、トモも飛沫もみんな素敵なキャラばっかだし、とにかくサイコー!なエンディングまで息もつかせぬ熱さ面白さでした。

いやー良かった良かった。

しかしラストの色彩は…まさかファイアーエムブレムが好きだったりはすまいな森絵都…(ゲーマーにしかワカラン話ですみません)

ISBN:4062114143 単行本 森 絵都 講談社 2002/08 ¥998

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