新任海尉、出港せよ―海の覇者トマス・キッド〈5〉
2006年7月31日 読書 コメント (2)
ついに士官となったキッド。
いきなり艦長にガツン!と階級の壁を感じさせられたりで大変ですが、それだけに、たしかにこの巻は面白かった。これまでで一番面白かったといってよい。
悩みながらもそれに潰されず、「生まれながらのジェントルマンらしい士官になれなくても、せめてちゃんと知識を持った士官に…」と、前向きの姿勢、自己啓発の努力を己に課すキッド君の根性を、ちょっと見直しましたよ(^^;)
かんばれキッド!
ISBN:4150411212 文庫 ジュリアン・ストックウィン 早川書房 2006/07 ¥987
いきなり艦長にガツン!と階級の壁を感じさせられたりで大変ですが、それだけに、たしかにこの巻は面白かった。これまでで一番面白かったといってよい。
悩みながらもそれに潰されず、「生まれながらのジェントルマンらしい士官になれなくても、せめてちゃんと知識を持った士官に…」と、前向きの姿勢、自己啓発の努力を己に課すキッド君の根性を、ちょっと見直しましたよ(^^;)
かんばれキッド!
ISBN:4150411212 文庫 ジュリアン・ストックウィン 早川書房 2006/07 ¥987
コメント
特に前向きになるまでの紆余曲折がいいですよね。
んなわけでちょっとしんどいシリーズだったのですが、今回は全編引っ掛からずに楽しく読めてほんとうにホッとしました。
ラストの思いがけない社交的大逆転も、キッドの真摯な職務姿勢が呼び込んだラッキーということで、納得のいく展開でしたし。
これで安心して読み続けられるぞ!メデタシメデタシです(*^^*)