ヒロインの守銭奴っぷりには大笑いできますが、結構ヘヴィな呪いをしょってしまう主人公たち。
愛する者から忘れられてしまう呪いって、凄いよね。ただ、その呪いの適用がちょっと今のところご都合主義的かな?
シリーズ一冊目で、まだまだわからない部分を多く残してるので、一見ご都合主義な部分や各種伏線が最終的にスッキリ落ち着いてくれれば構わないとは思いますが。

ギャグとシリアスのバランスが、今のところそんなにヘンじゃないので楽しく読めました。政略謀略とかはむしろ上手く書く著者なので、“守銭奴だからヒロインそういうのが得意”という展開は納得できるし(笑)
遠征王シリーズのミンチミンチミンチ軍団にちょっと似た男衆が出てくるのには…そうかいこの著者そういうのがよっぽど好きなんかい、と苦笑したけど。

ISBN:4044450080 文庫 高殿 円 角川書店 2003/09 ¥500

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