どうというほどのこともない、普通の人々の毎日や会話や気持ちの揺れを書くのが妙に上手くて唸らされるのが長嶋有。
文章の区切りとかも風変わりな時があるが、うんうん普段の会話って、こういうリズムになったりするなあと納得させられる。
なにげにとても細やかに気配りされ整えられた文なのだろう。
まだ三分の二しか読んでいないが(そしてさしたる事件も起こっていないが)、この本も地味に面白い(笑)

ISBN:4103022515 単行本 長嶋 有 新潮社 2006/04/27 ¥1,575

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