そ、そこまでやるかッ!フライトプラン(笑)
2006年3月6日 映画急死した夫の遺体を飛行機で運ぶカイル。しかし、一緒に乗ったはずの娘が、機内で行方不明に…。乗務員や他の客たちは、娘がいなかったと証言。乗客リストにも名前が残っておらず、娘の荷物も消えているという衝撃サスペンス。ジョディ・フォスターが、自分の記憶を信じ、必死に娘を探すカイルを演じる。
誘われて、映画「フライトプラン」を見てきました。
なるべく予備知識はなしで行って、それで正解。
ツッコミどころ満載の楽しい映画でしたー(笑)
「それはナイだろ〜」の展開を、とにかく力技で打開するジョディ・フォスターが実に頑張っていて、最新鋭旅客機を開発した優秀な女性エンジニアとしては驚くべき文武両道、その腕っぷしの強さには爆笑&喝采を送るしかないッ。
何度も「そ、そこまで…(以下略)」を呟きながら(特に「事故じゃないだろ」と言い放つ公安官とか、最後○の□までふっとばしちゃう思い切りのよさとか)、母は強し、いや母は手段を選ばない、というテーマには説得されちゃうなと思わせるサスペンス・アクションでした。
ただ、機内の他の客はともかく、乗務員まで全員が、搭乗したコドモを見た記憶がはっきりしないというのはイタすぎる。
程度はどうあれ人間相手の仕事をする者にとって、「大人の客」と、「コドモ連れの客」は天と地ほど違っている筈だぞ。何につけても、コドモが混じってると想定される必要な気配りや起こりうるトラブルの可能性の幅がドーンと広がるのである。コドモというのは基本的に想定外な動きをするイキモノなのである。
犯人の計画のいい加減さはともかくとして(あまりにいい加減なので、どこまでが当初の計画通りでどこまでがアドリブなのかの判定も難しい)、キャビンアテンダントの記憶が全滅っての、その職種からしてありえないよなあ。全員がグルなら別だが…(この程度のグチならネタバレとまではいくまい)
映画監督やらシナリオライターやらって、サービス業の人間性がピンと来ないのかな?
なんにしろ…とにかく、思い切りのいい映画だったとは言えるかも(笑)
帰りには美味しいイタメシバイキングランチを食して、満足して帰宅しました♪
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