知り合いのブログでオススメとあった、珍しく硬めの本を読む。
ところがこれがえらく読みやすく面白いんだな〜!

激動の二十世紀、外交そのものが大きくその様相を変えてゆく時代に、あざやかにイギリスを先導した著名な外交官たちのスケッチ集。
しかもそれが、個性は様々ながら粒よりの知識人揃いってところが、イギリス外務省の凄さですかね。

まあ、ハロルド・ニコルソン(スケッチで最初に取り上げられる人)とその奥さん(大貴族の娘で文才とレズっ気有り)の章を読みながら、名香智子のシャルトル家シリーズを連想したりするような(連想するほどのことはない筈なんですが、つい頭をよぎるんですよ)、程度の低い読者な私にも楽しく読めてしまうというのは、本当にすごい本ですよネ(^^;)

ISBN:4480857796 単行本 細谷 雄一 筑摩書房 2005/05/23 ¥2,415

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