くものすおやぶん とりものちょう
2005年12月8日 読書 コメント (6)
虫たちが本格時代劇をやってのける、むっちゃくちゃステキな絵本。
こどものともで出たのが最近ハードカバーになりました♪
虫の町の平和を守るクモの岡っ引き“おにぐものあみぞう”親分が、子分のぴょんきち(ノミですなどう見ても)とともに、窃盗団「かくればね」と対決する!
「そこだぁっ!」とか叫んでアミを投げたりするところは銭形平次もハダシで逃げ出す渋さカッコよさです(*^^*)
時代劇口調がノリノリの楽しさで、お江戸そっくりな虫の町と住民たちの絵がまた、とてつもなく細かく描き込まれていて、いつまで眺めていても厭きない面白さ美しさ。
すごいすごいと思ってたら、これの作者はもともとは虫のマンガを描いてる人なんだ!と教えてくれた人がいて、秋山亜由子名義の「こんちゅう稼業」とか「虫けら様」とかも貸してもらったんですが、オトナ向けのマンガはちょっぴりホラーっぽい所もあったりして、面白いのと怖くて引くのとあったりした(笑)
虫の生態に、めちゃめちゃディープなコダワリを持って描いてるんだもん。いやあ凄いひとだ。
でも、本音を言うとオトナ向きマンガより、「とりものちょう」の第二弾が一番出て欲しいよぉ〜(^^;)
ISBN:4834021491 大型本 秋山 あゆ子 福音館書店 2005/10 ¥840
こどものともで出たのが最近ハードカバーになりました♪
虫の町の平和を守るクモの岡っ引き“おにぐものあみぞう”親分が、子分のぴょんきち(ノミですなどう見ても)とともに、窃盗団「かくればね」と対決する!
「そこだぁっ!」とか叫んでアミを投げたりするところは銭形平次もハダシで逃げ出す渋さカッコよさです(*^^*)
時代劇口調がノリノリの楽しさで、お江戸そっくりな虫の町と住民たちの絵がまた、とてつもなく細かく描き込まれていて、いつまで眺めていても厭きない面白さ美しさ。
すごいすごいと思ってたら、これの作者はもともとは虫のマンガを描いてる人なんだ!と教えてくれた人がいて、秋山亜由子名義の「こんちゅう稼業」とか「虫けら様」とかも貸してもらったんですが、オトナ向けのマンガはちょっぴりホラーっぽい所もあったりして、面白いのと怖くて引くのとあったりした(笑)
虫の生態に、めちゃめちゃディープなコダワリを持って描いてるんだもん。いやあ凄いひとだ。
でも、本音を言うとオトナ向きマンガより、「とりものちょう」の第二弾が一番出て欲しいよぉ〜(^^;)
ISBN:4834021491 大型本 秋山 あゆ子 福音館書店 2005/10 ¥840
コメント
検索したら当市でも所蔵していることがわかりましたので、さっそく予約して来よ〜(ちょうど前の予約本が到着したと電話をもらったところです)。
「虫?」と娘たちはびびってますが(笑)
コドモに独占させとくのは勿体無いです。
むしろオトナの方が楽しめるかもです。
コドモは、時代劇のお約束の小道具や風俗をあまり知らなかったりしますからね(笑)
最近めっきりTV時代劇が減っていますから…
そして来ていた本は『まずくてありがとう』。
私の予約で購入してもらっちゃったようです(^_^;)
さっそくクスクス笑いながら読んでいて娘の勉強の邪魔をしまいました。
著者の性格なら海外生活も楽しそう、とわが身を振返って苦笑する場面も・・・。
また読書ガイド、楽しみにしています♪
私は私で、あれを読みながら、旦那様の海外赴任につきそってヨーロッパ行かれた貴方の顔をつい思い出さずにはおれませんでしたですよ(笑)
ですから、私よりもさらに一段と深く楽しめるのではと思います。
成虫と幼虫のサイズ対比のリアルさで妙にかわいいカマキリの母子集団、同じカブトムシでも駕篭かきと古道具屋主人がいたり、じっくり見て楽しませていただきました。
必殺技が「ク・・クモにおへそ?」とちょっと家庭内でもめましたが、たしかに「糸いぼ」なんて普通は知らないものを持ち出すのもなあ、と思わずクモの生態まで調べて納得してしまいました・・・
それをこんなにカワイく描いている…深い愛を感じます。
続編でないかなあホントに…