この著者の歌舞伎ものは初読み。
というか、最近の(著者としては珍しい)警察モノ「狼の寓話」しか読んでなかったんだけど…ライトな笑いを含んだ「狼…」とはずいぶん風合いが違うなあ。
シリアスでしっとりと、いかにも女性作家のミステリ?
「いま」の事件は「伽羅先代萩」だけど、ヒロインの記憶の謎の核心には、さりげなく「桜姫東文章」のネタがカブらせてあるのがおしゃれ。桜姫の詳しい筋は、作品内にはあまり書いてないんだけど…(わざとかも)
歌舞伎の桜姫の背景とか、知ってたらより楽しめること請け合い?
そういう私も、実は木原敏江のマンガで知ってたりするだけなんですが(笑)
無風流ですねえ。
ISBN:4048733362 単行本 近藤 史恵 角川書店 2002/01 ¥1,785
というか、最近の(著者としては珍しい)警察モノ「狼の寓話」しか読んでなかったんだけど…ライトな笑いを含んだ「狼…」とはずいぶん風合いが違うなあ。
シリアスでしっとりと、いかにも女性作家のミステリ?
「いま」の事件は「伽羅先代萩」だけど、ヒロインの記憶の謎の核心には、さりげなく「桜姫東文章」のネタがカブらせてあるのがおしゃれ。桜姫の詳しい筋は、作品内にはあまり書いてないんだけど…(わざとかも)
歌舞伎の桜姫の背景とか、知ってたらより楽しめること請け合い?
そういう私も、実は木原敏江のマンガで知ってたりするだけなんですが(笑)
無風流ですねえ。
ISBN:4048733362 単行本 近藤 史恵 角川書店 2002/01 ¥1,785
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