クラッシュ・ブレイズ新作はサバイバルねた。
2005年8月20日 読書
…遭難？
原始的生活技術に長けまくってるリィたちを活躍させるのにふさわしすぎて、気恥ずかしいよーな展開だー(^^;)
ま、この著者は普段から「ミーハー心でリィたち主要シリーズキャラを書いている」と確信しているので、そんなに驚きはしない(その気持ち自体は理解できるので責めきれない)。
やれやれ、と苦笑しながらサバイバル場面を読む。リィが学友をかついで十キロを二十分で走ったって、まあそれはいいんだけれど、最後の裁判所だけはもうすこしきちんと書けばよかったのにねえ。
コドモや部外者に好きなだけしゃべらせて、あんなにえーかげんな法廷でいいのか？あれでマンガちっくさが増幅されてしまった。
世界一かわいそーな父親・ヴァレンタイン卿の扱いが、巻が進むにしたがってだいぶ救いが出てきてたのは一応嬉しかったが。
(世界一かわいそーな息子＝ダンの救いはいつだろう…)
まあ次の巻はもうすこしうまく書いてください、です。
ISBN:4125009082 新書 茅田 砂胡 中央公論新社 2005/07/26 ￥945
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