追憶の欠片―されど罪人は竜と踊る 6
2005年2月6日 読書
今回は長編じゃなくてまた短編集です。
例によって暗めの展開をギャグまじりの語りで、という路線ですが、あのドツボに激暗な四・五巻を思うとよほど気楽。
そして最後のお話が、商売敵なようなお友達なようなの「ラルゴンキン咒式事務所」の面々のお話で。
この話が一種明るくさわやかなのが…いやー作者、こーゆーのもやれるんだね！とますます気に入りました。
まあ一番明るくさわやかなのは、何てったって巨大なオノ持った所長のおっさんなんだけどね。
この巨体＆剛力の中年で(しかも妻子もち)、こんなにまっとうに社会人しながらさわやかな攻性咒式士というのは偉い。
ファンになっちゃいそーです。
ISBN:4044289069 文庫 浅井 ラボ 角川書店 2004/12 ￥600
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