315円DVD「キリマンジャロの雪」、昨日からの続きを最後まで見る。
いやー映画ってほんとに、とかいう程の作品ではないけれど、かきくどくようなバーナード・ハーマン節(音楽)が雰囲気を盛り上げる。それに、やっぱりエヴァ・ガードナーは綺麗だ。久しぶりに見て、あれ、思ったほど顔キレイじゃないかも、と思ったのも一瞬で、実は顔以上にカラダつきがキレイなのだった。記憶には「ゴージャスな大型美女」の印象が残っていたのだが、大柄なグレゴリー・ペックと並ぶと、ドレスアップしても質素なブラウスでも常にスタイリッシュで繊細な美しさが漂う。性格的にも、主人公の作家(ペック)を愛しながらも、彼の大雑把さや男の狩猟本能に怖れと不安を覚えて懊悩する、傷つきやすい運命の恋人だから。
これに比べるとやっぱりスーザン・ヘイワードじゃ「普通の女」だなあ。まあ、普通だけど「より気丈でアフリカにも付き合えるけなげな女」という設定なのでまあいいけど。

年くったせいか、主人公の作家についてはワガママさが気になった(笑)
根っこはお坊ちゃんみたいだし?
なんか石原の慎ちゃんを思い出した(^^;) →10/6・7の日記参照。
これも時代のなせるわざ?

ラスト、原作と違うのがやっぱりハリウッド製メロドラマ。
まあそんな調子でも、実は昔の映画のほうが楽しい私なのであった(^^;)

コメント

nophoto
DCP
2008年1月13日18:11

相変わらず頑張って古いの観てますね。感心します。「ゴージャスな大型美女」ならヘストンは55日も北京に呼んだりロスで大地震に遭遇しても平気なんだね。
レイ・ミランドとJ・ウエインの「絶海の嵐」又見ました。スーザン・ヘイワード出てるんですがもう一人と似てて途中でどっちがどっちか分からなくなった(笑)。

ボースン
ボースン
2008年1月13日23:20

頑張るって…まあ、好きで見てますからネ(^^;)

どうでもいいけど私の母は、若い頃、しいていえば(!)スーザン・ヘイワードに似ていたということです(笑)
今では、DCP様と比べても更に年上でありますが。残念でした〜♪

nophoto
DCP
2008年1月14日0:43

と言う事はお母様はビビアン・リーにも似ている。目からおでこにかけてスーザンとビビアンって似てませんか?。だから「私は死にたくない」のです。

ボースン
ボースン
2008年1月14日9:48

ビビアン、うん分かる気がします。どちらも目元がキラキラ派手で、きりっとして、鼻先がちゅくん、とつまんだようで可愛いかんじ。ただ、母はぽっちゃり型なので、ビビアンの細腰とはイメージ離れてしまいますね(笑)
トランジスタ・グラマーってやつですか?(元トランジスタ…)

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