文はエリナー・ファージョン。

村一番のなわとび上手、エルシー・ピドックは、妖精にわざを教わり、魔法のとびなわを贈られる。
ただし、コドモにはぴったりだが…の、丈の短いとびなわだ。大人になったら使えない(この設定がすばらしい!終盤あっと言わせられる)。

やがて彼女の名が伝説になったころ…

なんか、今年一番気に入ってしまった絵本。
絵本とよぶには長い話だが、たのしい言葉のリズムと、スリリングな展開がステキだ。
そして、オトナには結構いろいろな「構図」とか「暗喩」が見えてくる(わざとらしいいおおげさなものではない。なにげなく胸にしのびこんでくる感じで…)
ハッピーエンドなのに、読んでいてふと胸が詰まって切なくなったり…。

ISBN:4001108720 大型本 シャーロット ヴォーク 岩波書店 2004/06 ¥2,205

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