読者の投稿ハガキの『設定』を使って、富士見の人気作家が短編を書き上げるというアヤしい企画のアンソロジーが「小説創るぜ!」。
企画自体の是非はともかく、秋田禎信(オーフェン)・榊一郎(捨てプリ)・神坂一(スレイヤーズ)・賀東招二(フルメタ)と、ほんとに人気作家をそろえているのは凄いよね…(^^;)

三人までが、私的には、真剣に次作が待たれる富士見の代表的作家なんだよ〜!
ちなみに私が待たない一人は、秋田禎信。オーフェン読みかけてイマイチ気に入らなかったのであった。世間的には大人気シリーズだけどあれも。
ただ、調子にのって書いたら凄く長くなったという、他の人の倍以上?(笑)な今回の彼の作品は、予想外に面白かった。大爆笑だ。てってー的に脱力系のヒロイン&ヒーロー(?)がばかばかしくてよろしい。見直した(^^;)
オーフェンも短編の“無謀編”なら私に合うのかも?

ついで見事だったのは神坂一の職人芸か。
榊一郎は普通に面白く(基本的には長編のほうがいいんだろなこの人…)、賀東招二は意外な路線で、意外すぎてすこし微妙か?(笑)
とにかく読んでソンはないな。めでたしめでたし。

ISBN:4829116021 文庫 富士見書房 2004/04 ¥609

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