少しずつ見て、特典映像まで完了。特典映像、40分も付いていた。老いたシド・チャリッスが映画製作時のエピソードを回顧する映像は特に嬉しかったな。
あと、作曲者つながりで入っていた短編に、若き日のボブ・ホープが出ていたのにびっくり。30年代くらいの作みたい。えらく若くて、なんだかジゴロ次五郎(少年マガジン・加瀬あつし著)に似てるんですけど(笑)

DVDって、チャプターで選んで飛ばせるのも、ミュージカルに向いているかも…楽しいなあ。
映画は前にも見てるからいまさらだけど、アステアの身ごなしをみるたびに、やっぱり仕立ての良い紳士服って(ちゃんとしたスーツとか背広とかだよ!)、なーんて美しいのだろう!と思ってしまう。
フレッド・アステアは背も高くないし顔はラッキョウ型だが、その体型そのものは、全体としてバランスがとても良い。それが限りなく洒脱かつ品よく動くのだから無理もないのだが…

ちなみに、夜TVで、噂の(大げさ)パパイヤ鈴木たちのダンスを見かけた。きっちり踊ってると思うんだけど、カメラがやたら動き回るのがムカついた。かつてアステアが言ったことだが、「カメラはきちんと据えて全身を撮って欲しい」と、私もマジで思う(それだけ、何十年も前に、やたらカメラワークに凝ったりお洒落な映像にしようとカットをつぎはぎする風潮は始まっていたのだな)。
こちとら、カメラワークのテクを見たいのではなく、ダンスの妙技が見たいんだから!
これって凄く当たり前の感覚だと思うのに。ヘンですね。

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