ロイス・マクマスター・ビジョルド著「遺伝子の使命」を読む。
大好きなマイルズは出てこないけど、マイルズの腹心の部下兼恋人?エリ・クイン少佐の活躍するシリーズ外伝。
とはいえ主人公は、男ばかりの惑星アトスから来た、温厚な青年科学者イーサン君。生まれ育った惑星を出て、思わぬ陰謀に巻き込まれるが、それよりも何よりも生まれて初めて見た「女」に、怖気づかずにはいられない。いくらクインが美貌でも、どうこうなりようがないのであった…(笑)
小味なユーモア・サスペンスSFだが、ラストはなにげに過激なイーサンの決断で終わっている。…いや、ビジョルドの宇宙そのものが、ちょー発達した科学のおかげで、いろんな極端に走った世界に満ち溢れているのだから、過激のバリエーションがひとつ増えただけのことかもしんないが(汗)
でもああ、やっぱり外伝より、マイルズ・ヴォルコシガン本人に早く会いたいよ。ちびでも歪んでても困ったちゃんでも(いやそれだからこそ)マイルズは大好きなキャラなのだ。
何冊も残ってる筈の本編の邦訳は進んでいるのかなあ。待ち遠しいものだ。

なにげといえばこの日記の左肩のデフォルト画像(デフォルトの日記なら表示される画像)が、いつのまにか少し変わっていた。私は前のデフォルトのものを少し加工したのを作って貼ってたのだが…ま、いいさ。
それよりメニューの左下の「XML」ってボタンは何だろ?

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