カイ・マイヤー『原作』って何。
2003年9月14日カイ・マイヤーの児童向けオカルティックファンタジー「七つの封印」シリーズの、外伝が出た。
このシリーズは、そのへんのお子様が化け物を退治ちゃったりして、イマイチちゃちいのだが、それでもちらほら作者の力量の本当のところが見え隠れしてどうも気になり、ムリして四冊まで一応読んではいる私。
今回の外伝「千年の彼方」は、ページ数もいつもよりぐっと多いし、時代も千年ばかり遡った中世モノになっている。地味なんだけど、本編よりもずっと、ダークでスリリングな雰囲気にじっくりひたれていい感じだ。
ついでに、本編一巻目に出てきてあっさりヤラれた悪役が、ここでも出ていた。やっぱり元々アホやったんや!(そのへんのお子様に負けてもしゃーないかも…)と、納得できた(苦笑)
ちなみにこのシリーズは、なぜだかカイ・マイヤー『著』ではなく、カイ・マイヤー『原作』となっている。ほんとはもっと長くてオトナにも楽しめるよう書き込まれた原作があるのに、訳者がうんとコドモむけに短いものに書き直して出しているんじゃないかとついつい勘ぐらずにはおれない。
ちなみに、“作者の力量の本当のところ”を見たい人は、「七つの封印」ではなく、ぶ厚いあすなろ書房刊「鏡の中の迷宮」の方を読むべきだ!絶対!オススメ!
このシリーズは、そのへんのお子様が化け物を退治ちゃったりして、イマイチちゃちいのだが、それでもちらほら作者の力量の本当のところが見え隠れしてどうも気になり、ムリして四冊まで一応読んではいる私。
今回の外伝「千年の彼方」は、ページ数もいつもよりぐっと多いし、時代も千年ばかり遡った中世モノになっている。地味なんだけど、本編よりもずっと、ダークでスリリングな雰囲気にじっくりひたれていい感じだ。
ついでに、本編一巻目に出てきてあっさりヤラれた悪役が、ここでも出ていた。やっぱり元々アホやったんや!(そのへんのお子様に負けてもしゃーないかも…)と、納得できた(苦笑)
ちなみにこのシリーズは、なぜだかカイ・マイヤー『著』ではなく、カイ・マイヤー『原作』となっている。ほんとはもっと長くてオトナにも楽しめるよう書き込まれた原作があるのに、訳者がうんとコドモむけに短いものに書き直して出しているんじゃないかとついつい勘ぐらずにはおれない。
ちなみに、“作者の力量の本当のところ”を見たい人は、「七つの封印」ではなく、ぶ厚いあすなろ書房刊「鏡の中の迷宮」の方を読むべきだ!絶対!オススメ!
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