狐もどき。

2001年6月22日
昨日から、ダン・パーキンソン著「海の狐ドルトンの物語」一巻目“フェイス号の巻”を読んでいる。が、どうも盛り上がらない。同じ帆船小説、同じ狐(笑)でも、アダム・ハーディのフォックス・シリーズとえらい違いである。
アイルランド系ながら、国王陛下の忠実なる士官ドルトンは、不運なめぐり合わせから叛逆者としてイギリス海軍を追われ、波乱に満ちた新しい航路に足を踏み込むのだが…だが…なんだかなあ。ドラマチックな展開の筈なんだが面白くない。主人公の個性がちっとも見えないからか。敵も人非人な馬鹿、と、それだけだし。アメリカ人が書いたんだろうか。←偏見…

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