松本侑子の小説やエッセイは、実は読んだことがなかったのだが、何気なくこの人の「作家になるパソコン術」を手に取ると、中に水玉蛍之丞のマンガがぽつぽつ入っていたので(表紙を見ただけでは気付かないんだなこれが)、つい借りてしまった(^^;)
でも、本文自体も、作家になるからと押し付けがましいものじゃなかった。普通このタイトルから予想される。電脳文章書きのコツとかではなく、著者が、作家稼業及び半分趣味の「赤毛のアン」やホームページ用に、どんなふうにパソと付きあってきたかについての、さっぱり味のエッセイで、予想以上に面白かった。がんがんマニュアルや参考書を読みまくり、それでもわからない所はパソ通で聞きながら、とのパソコン修行&熱中ぶりは、私自身のパソ付きあい(笑)の歴史ともけっこう似てる。親近感持っちゃったな。

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