4月1日

2022年4月1日 DiaryNote
ほぅ、書ける…?まだ?

エイプリルフールではあるまいし(笑)
何かあったときの、お知らせスペース(編集もしばらくできると言ってたから)として、日記を書き込みしておきます。
ふふふ。管理人さん、おちゃめなんだから♪♪

引っ越し先は、こちら→https://kyojitsu-diary.cocolog-nifty.com/blog/

まだ午前中だけど書いておきます。

diarynoteさま、長い間ありがとうございました(^^)/

機能も見た目もシンプルだけど、なんだかだ言っても使いやすかった!
周囲の日記書きさんや、訪れた人とゆるっとつながりやすいシステムも素敵でした。色々な出会いにも感謝。
(引っ越し先ではこうも行くまいかなあ…)

新規で書き込めないまでも、しばらくはまだ読めるそうですし、バックアップ取ったものをある程度はまとめ直して本サイトなどでリユースできるようにしたいです。
その時々の思いを書き込み、読み返せば自分自身にもほっこりできるスペースでしたので…。

2001年から書き始めたというのが、もはや夢のようです。お世話になりました。

(改めて)
サ終後の引っ越し先は、こちら→https://kyojitsu-diary.cocolog-nifty.com/blog/
知らなかったーーーー!(YouTubeで偶然発見!)

ここ数年、コロナやら忙しさやら目の調子が悪かったやらゲームにかまけたやらで、あまり映画を見てはいなかったのだが(買いだめたり録りだめたりしたものを時々消化してた程度)、いつのまにやら故ジャン=ポール・ベルモンド様の日本未公開作品が、イロイロ公開されたりディスク化されたりしていたとはッ!!!

ブルーレイBOXが4セットも出てたとは、マジびっくりである(しかもヌーヴェル・ヴァーグや文芸映画系抜きで)。
海外版DVDやスカパーから録画したりでもう手元にあるものも結構あるが、未公開だった二作品にはうおっ!となった。

「アマゾンの男」てのは(軽そうだけど)見たいな…「リオの男」へのオマージュとか言われるとねえ。やっぱり「リオの男」は私の中の総選挙でも1位ですよ。
しかしこの総選挙って変よね。なんで「パリは燃えているか」や「カジノロワイヤル」なんか入るのかね、ベルモンドちょい役というかカメオ的出演なのに。カジノ…はまあデヴィッド・ニーヴン主演作として別の意味で私のマストアイテムですけどさ。何かのリストから投票させてたのかしらん。

そして「エースの中のエース」ってのは、若い頃映画雑誌で“本国では作られてる”とタイトルだけ見かけて「見たいなあ」と思っていたものだ…

レンタルで見られないかなあ…探してみよっと。

https://youtu.be/T2roTqNWsEc
夜間中学で学ぶ喜びを求めつづけた世界一幸せな先生
高橋うらら著。

児童向けノンフィクション。だが、学びを奪われたまま働く(不登校で引きこもってしまったケースもあるが)ひとに、学びと交流の場を届けたい!と熱い思いで夜間中学で働き続けた教師(見城慶和氏)の足跡をたどるこの本は、大人にも読みごたえがあると思う。
戦争や差別で読み書き計算をまともに学べないまま大人になったことで、日常生活で様々に不利をこうむる生徒たち、しかも子どものような優れた記憶力はもうない世代である。昼間の中学校の教科書をただ突き付けてもスムーズにいかない、と、手作りで様々な工夫をする。
とくに「夜間中学生のための生活基本漢字381字」はすごいと思った。
「履歴書」「衣食住」「標識」などの分野分けがされている。生きるために真っ先に必要な漢字、人間としての権利を守る基礎知識として選び出すのだ。この381字で、新聞に出てくる漢字も6割OKだそうだ…
http://kanzi.la.coocan.jp/05seikatukihon.html (漢字指導法研究会HP『生活基本漢字381字』)

時代と共に、様々な理由から不登校の子どもたちも増えた。そのまま形式的に中学を卒業してしまうと、逆に夜間中学には入れない!…という法律を変えようと働きかけもする。最近では外国からのニューカマーの子どもたちが夜間中学にやってくる。こうなると外国語まで学ばないと、ってなる。もうこの情熱や信念にはただただ頭を下げるしか…です。

ちなみに日本で最初に夜間中学ができたのは大阪だとのことです(この本の見城先生は東京の先生ですが)。住民として誇らしいです。
ですが、このニュース…統廃合計画があるらしいとのこと。
ほんとに、ほんっとに、もう…(-_-メ)
https://www.bing.com/ck/a?!&&p=35f1c4e21dbf9342JmltdHM9MTY2Mjc2ODAwMCZpZ3VpZD0wZDkyZTg4Mi00NGEwLTZlNDAtMDAyMC1lNjNlNDUxNzZmOWQmaW5zaWQ9NTUyMA&ptn=3&hsh=3&fclid=0d92e882-44a0-6e40-0020-e63e45176f9d&u=a1L3ZpZGVvcy9zZWFyY2g_cT0lZTUlYTQlOWMlZTklOTYlOTMlZTQlYjglYWQlZTUlYWQlYTYrJWU1JWE0JWE3JWU5JTk4JWFhJnZpZXc9ZGV0YWlsJm1pZD1BRDMyNDI3RDhBQjFFNzA4REExMkFEMzI0MjdEOEFCMUU3MDhEQTEyJkZPUk09VklSRQ&ntb=1
開かせていただき光栄です
皆川博子著。(実はこの著者初読み)

18世紀ロンドン、世間の偏見に抗いつつ、解剖学の進歩のために邁進するダニエル・バートン医師と若き(十代の)弟子たち。志は高くとも、解剖の実習ひとつにも墓暴きからこっそり死体を仕入れるしかなく、警吏に踏み込まれかけて慌てて隠したりする。
隠した…と思ったところが、どういうわけか第二の死体第三の死体が解剖教室から見つかって大騒ぎに。事件の解決に乗り出すのは盲目の治安判事ジョン・フィールディング(実在)。
この本筋と並行して、夢を抱いて田舎から危険な大都会ロンドンに出てきた天才少年詩人の、危なっかしくて青臭い毎日(但し本筋より時間軸は少し遡る)が描かれる。彼が解剖教室の少年たちと親しくなったことから、二つの物語は絡み合い、速度の異なる二つの流れはやがて合流して、全ての謎が明かされるクライマックスへ…。

いやー最初はブラックユーモア主体な歴史ミステリと思ったのですが、どろどろした魔都ロンドンと濃厚な時代のコクが凄かったです。不健康なようでちょっと単細胞なバートン先生は可愛いし、弟子たちは非常識きわまりないながらアツい友情もチラチラ見せるし、混沌すぎてどう言ったらいいのか分からないオハナシ…
グイグイ引きずり回されて一気に読んだものの、弟子たち(特にエドやナイジェル)の内面は、まだまだ十分に見せてもらってないまま幕が下りてしまった気がします。
いや、そういうつかみどころのなさこそが、「少年」とか「青春」とかなのかしら(棒)
続編(姉妹編)も出てるようなので読んでみようかなあ(今回読んだのも、今年三部作の三作目が出たって広告で見たからだ)。ただ、こんなにどろどろしてるのって自分の好みと少しズレてる気もするんだけど…
うーんうーん。

ま、読んてソンはない一作です。(欧米の歴史に興味のある人には特に)

※オマケ※
キッコーマン豆乳飲料の杏仁豆腐味が、いつも買ってるスーパーの棚から消えたー!(涙)
自分の知る限り、あの店にしか無かったのに…orz
そらまーネットで探せばなんでもあるけど…18個単位で買うしかないかなあ。
うさことば辞典/ラビット・ホッピング!
うさことば辞典/ラビット・ホッピング!
「うさことば辞典」9784766134629
森山標子絵/グラフィック社編集部編

癒されたくて、図書館で借りてまいりました。

いやー、一月にやっとこ両目とも白内障手術が終わったと思ったら、実家の母の入院騒ぎとその後のあれやこれやで忙しい日々が続き…いや、せっかく介護保険払ってるのに要介護度の認定審査すらやっていなかった準備不足の自分も
イケナイんだとは思うのだけど。
仕事の合間に実家通いでいつもより確実に忙しかった。コロナもおさまらないというのに、ウクライナではどんどん大変なことになっている。
ストレスも溜まるというものですよ。

さて、表紙からして実に上品な装丁にシンプルなうさぎさんです。
開けばステキなうさぎさんたちのイラストとともに、「うさことば」すなわち、今時のうさ飼いさんたちには知られたうさぎ関連のことば(最初のページの「うたっち」なんて、私初めて聞きましたよ。あとあしで二足直立するうさぎさんの“立っち”のことですと)、日本や世界のうさぎがらみ諺&言い回し、が、次々と出てきます。絵柄はサラリとシンプルな線ながら、うさぎのフォルムと身のこなしがみごとにとらえられた可愛いもので、すっかりハマってしまいました(*^^*)
全ページ、あーこんな柄のトートバッグとかエコバッグとかあるといいなあ、と思ってしまいます(笑)

ちなみにナゼ突然この本なのか、と言いますと…
数日前に「ラビット・ホッピング!―うさぎがぼくのパートナー!?―」(理論社)、という児童読み物を読みまして。
妹が重病なため、ちょっと淋しい思いをしている大人しくて動物好きの男の子が、ラビット・ホッピングという“うさぎにリードをつけて障害物をピョンピョン越えさせる競技”に出会って元気を取り戻す、という話です。地味だけど、男の子の気持ちは丁寧に描かれていて、悪くないと思いました。
ラビット・ホッピングってのも、この本で初めて知りましたよ!(うさことば辞典にも載ってなかったけど、辞典の方が出版年がずっと早いので仕方がないことデス)
著者はマーリン・エリクソンというスウェーデンの人ですが、挿絵がこの森山さんだったんです。
さらっと軽い線に見えたけど、この人のうさぎの絵、何気ないけど動きやフォルムがすごく自然でカワイイ。
何者なの?もっとほかにないの?と思っちゃったんですね(^^;
調べると森山さんは、やっぱりうさぎ専門(笑)イラストレーターとして活躍している方だったのでした。
さっそく図書館で手ごろそうなもの(=うさことば辞典)を予約!

まあ大変そうだし自分で飼う気はないけれど、うさぎ、癒された!
自分用に「うさことば辞典」買ってもいいかなあと思うくらい癒された!

ちょっとグチ

2022年3月12日 日常
ココログ版にも、練習と思って同じ記事のせたりしてるのだが、やっぱりdiarynoteはシンプルで使い勝手がよくてそのくせ広告なしでほんとにもー…、と思う毎日(苦笑)
日記を書くの、日記とは別のページから書かないとだし、なにか設定いじっても反映されるまで何分もタイムラグあるし。

そして、日記を書こうとしていて、うっかり0時を過ぎると、次の日の日付でしか書けないのが一番困るぞ(笑)
同じ日に何本も書きたくないのである(見た目的に)

まあいいところもあるはずなんだけど。何かな。
まあhtmlのタグはdiarynoteより細かく入れられそうな気がする。カスタマイズの余地はそれなりにあるのかと思う。多分あまりさわらないけど。
そして、ヘルプページに結構穴がある(古い記事がリンク切れてたり、今と違うシステムリニューアル前の記事が平気でおいてあったりする)。
大丈夫かココログ(笑)

なので、過去の映画日誌とか旅行日誌とかは、本サイトであるBoatswain’s Cot(http://boatswainscot.my.coocan.jp/)に後で組み込んでいこうと思ってる。映画索引はチリつもの極致で愛着あるし。チェコ旅行なんかは、旅行記を本サイトに入れるつもりで一度ザセツしたから、今からでも写真とか入れようかと(苦笑)
吸血鬼すぐ死ぬ 20(少年チャンピオン・コミックス)
吸血鬼すぐ死ぬ 20(少年チャンピオン・コミックス)
盆ノ木至著。

やったー、ついに発売日に最新刊ゲットー!
19巻は、苦労したのだった。つい先日まで私の通勤経路のどの書店にもなく、時々コンビニ受け取りで買うOmni7(セブンイレブン系)の通販サイトにもなぜか品切れになっていてホトホト困っていたのを、昨日!ようやく手に入り読んだ。
…間に合って良かった…

相変わらずギャグがスピーディで楽しい(*^^*)
とか言いつつ突然不穏な場面をはさみつつ落とさずに流して終わってたり(恒例のウソ予告編みたいに)、シリアスに行ったきり戻ってこなかったり、なんでもありです。
勿論アルマジロのジョンは可愛いし、ロナルドや半田のような若いイケメンもいるわけだけど、ソコハカとなくオジサマ率が高いのが私好みなのかなあと思う今日この頃です。


ところで土曜の夜にコロナワクチン3回目を接種して丸3日過ぎたけど、不思議だ…
2回目より3回目のが方が副反応軽いー!
2回目は接種翌日朝から37.5度の微熱が出て、微熱の割にしんどくて一日布団から出たり入ったりしていたけど、3回目は、翌日の午後から37.4度の微熱は出たけれど、2回目ほどしんどくなかった。
もちろん翌々日の午後にはピンシャンしていた(肩が少々痛いのをのぞけば)。

打つときに「3回目は熱が出やすいので気を付けて」と言われたのだが、意外や意外!
まあ個人差ですから、みんな気を付けてね(棒読み)。
かがやき子ども病院トレジャーハンター
まはら三桃著。
またまた児童文学。だがちょっと心がゆすぶられたもんで…

長期入院中、同じ院内学級に通う小学生たち。
病気ごとの苦しさもそれぞれ、退院はめでたいが友達と別れる淋しさや残される悔しさもあり、複雑な友人関係ともいえる。ある日、お話を語るのがうまい小6の良志が考えた「氷の王女」の結末を書いたノートが行方不明だときき、結末を知りたい一健や早弓らは、宝探しのように「トレジャーハンター」を結成し、大人の目を盗む秘密の作戦を計画する…。

秘密を共有するわくわく感と、冒険を通じて友情や自分を見つめなおす人間的成長の、さわやかな物語だ。ある程度大人のお膳立てもある冒険なのだが、芯になる「氷の王女」がうまく出来ているので、作り物感は少なく、現実と空想の境目がゆるい子どもの心のファンタジーのここちよさが読後感として残る。

※「氷の王女」とは…
罪を犯し、修行すべく地球に追放された月の国の王女が、熱をうばわれた冷たい手で火事を消したり、病人の熱を癒したり吸い取ったりするうち少しずつ手に熱が戻る。元通りになれば帰国できるのだが、地球での生活にやりがいを感じ始めた王女にはジレンマが…というお話。

病棟一手の冷たい看護婦さんがモデルだ、と、お話をきいた子どもたち全員ピンとくる、という設定がまた素晴らしい。
良志の病気は先天的なもので、体調によりすごくぼんやりしてるときもあるのだが、時に鋭い洞察力を見せ、昔話を改変すると周囲の子どもたちの想像力を刺激してやまない。

私ももっと彼のお話をききたいぞ…
絢爛たるグランドセーヌ(チャンピオンREDコミックス)
絢爛たるグランドセーヌ(チャンピオンREDコミックス)
CUVIE著。

「シリアからきたバレリーナ」を読んでると、ついついこれまで読んだバレエ漫画を色々思い出すわけで。日本のバレエマンガって、ヒロインが最初は気弱で自信不足、そこまでいかずとも控えめな性格なことが多い感じがする(もちろんそこから成長してゆくのが見所だ)。山岸涼子さんの超名作群ですらそう。半世紀前の「アラベスク」はおいとくとしても、「舞姫テレプシコーラ」でも、六花ちゃんのウジウジに誰もがじらされつつ癒された…
いや、少女マンガのバレエマンガってことかもしれないけど。
あ、青年誌のガッツリ濃い描線で描かれる「昴」は違うかな(試し読み2巻分くらいしか知らないが)

まあそんな中、最近スマホで無料マンガ連載を毎日追うという悪癖に染まった私が気に入っているのが、「絢爛たるグランドセーヌ= La Magnifique Grande Scène」。ピッコマで読んでいるが、もう無料分はとっくに制覇してしまい、時々キャンペーンでもらうポイントを全てこの続きを読むのにつぎこんでいる…

主人公奏(かなで)は小さい頃見たバレエ教室公演に心を奪われバレエを習いはじめた女の子。(ストーリー本編は小5くらいから)
レッスン開始時は平凡な子(バレエはお金がかかるが、経済的にもわりと普通の家)と思われていたが、バレエ愛と鋭い観察眼(上手い子を見つけたら、懸命に自分でもその長所を取り入れようとする)で、メキメキと力を伸ばしてゆく。強大なライバルに負けても、打ちのめされるより「なんでこんなにできるの!私もそうなりたい!何をどうすれば!」と、超ポジティブで自分が更にがんばっちゃう。「努力の天才」という言葉があるけど、この子は努力の質が高いんだね~
バレエ仲間に「コミュ力おばけ」と呼ばれる奏は、技を盗みたくて計算で他人に近づくのじゃなく、目をキラキラさせてわーわーきゃーきゃー素敵ー教えてー、って感じなので、難しい子も毒気を抜かれて己のバレエ愛に立ち戻り(愛がないとハイレベルのレッスンについていけないよね)、自分も成長するわ、いつのまにか親しくなってしまって奏の養分にもなっているわ…
もちろん、周囲の仲間やライバルたちも、それなりに色々な背景や個性があり、納得のいくストーリー展開になっている。奏は時々暴走の域にまで達し、読者を笑わせてくれるが…
うん、こんなキャラ、いままで余り見たことなかった…!

こーゆーヒロインなので恋愛要素とか全くありません。しかし、爽快です。
スポ根に近いかもです。
著者の絵柄は、少女漫画的なわりに(そして題のわりに)地味ですが、ヒロインの性格とは合っているのかも。掲載も青年誌らしいですしね。

最初の1~2冊くらいなら無料おためしさせてくれるサイトが多いし、ピッコマとかLineマンガなら、毎日1話ずつ読み進めていくこともできますよ(4~5巻分くらいかな?)。

書影は最新刊19巻と、19巻の表紙の人は奏じゃないので、奏が出てる2巻のものを並べました。
いまや中学生の奏は海外留学中。春には20巻も出るらしいです。
シリアからきたバレリーナ
キャサリン・ブルートン著。(偕成社)

内戦で疲弊したシリアのアレッポを脱出し、英国へ来た少女アーヤ。マンチェスターの難民支援センターで、母を支え、幼い弟の面倒を見ながら、難民申請が通るのをひたすら待っている。父親とは、辛い脱出行の途中ではぐれたまま。ある日近くのバレエ教室から聞こえてきた音楽に、彼女はついつい引き寄せられ、中をのぞいてみた。故郷が平和で幸せだった頃、アーヤはバレエ教室に通う、踊ることしか頭にない少女だったから…。

アーヤはこのバレエ教室で、英国で最初の友達ができる。先生もアーヤのバレエへの思いと才能を認めて指導してくれる(タダで)。うまく行きすぎに聞こえるかもしれないけれど、閉塞感に満ちたアーヤの毎日や彼女の抱える心の傷、屈託がなく大雑把に見えるが誠実な友人ドッティ、第二次大戦中に難民として英国へ逃れてきていたユダヤ系の先生など、それぞれに背景や悩みがきちんと描かれていて、じわじわと心に響く物語になっている。先生の過去を知り、「ドイツから一人で来た女の子(先生)は、家族と後で再会できたのかしら…」と考えるアーヤが切ない。
名門バレエ学校のオーディション(奨学金も狙える!)よりその後の、ドッティ企画の支援センターのためのチャリティーショーがクライマックスなのもいい感じ。

最初は注釈が多すぎて気になったけど途中から全然気にならなくなった!(まあ児童読み物だからな。仕事柄、児童文学もちょこちょこ読む)
難民問題がテーマではあるのだが、難民であるなしをを問わず、踊りを愛し、家族を愛する登場人物たちの思いがよく伝わってきて読後感が良かった。

…ウクライナ問題が早く決着ついて、難民が少しでも増えずにすんでくれますように…

そういえば、バレエつながりで…子供の頃、モスクワの次に私が覚えたロシア(当時ソ連)の都市名というと、キエフ、でした。そう!「アラベスク」のノンナはキエフに住んでたんだよね!私と近い世代は、きっとみんなそうだよね!

日記はつづく

2022年3月1日 読書
3月です。

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと『diarynote』で書き続けていた「虚実日誌」ですが、いよいよ3月末で終了ということで、続きを書く場所を探した末に、『ココログ』に引っ越しをいたました。(とはいえ3月中は、基本両方に同じ記事を入れていこうかと思います)

ココログ版虚実日誌→https://kyojitsu-diary.cocolog-nifty.com/blog/

これからも、気の向くままに、本とか映画とかゲームとかの感想を書いていきます。できれば楽しいコトで埋めつくしたいです。

でもまあ気が向いたら、普通に日常を書く日もあるでしょう。それもまた楽し。



初めての方もそうでない方も、『ココログ』版「虚実日誌」もよろしくお願いします。(^^)/
コメントもフツーにつけられるようになっておりますからね~
今日も実家へ行ってきて、帰ってからは日記とにらめっこ。
日記はまあ、かんたんなバックアップ(月ごと)を、本サイトからみられるようにしておくことだってできる。それで妥協できる。
ただ、せっかく作った虚実映画日誌索引が惜しい。惜しがる他人もあまりいないだろうが、せっかくコツコツ作ってきたのだ。そして私には、自分の日記を読み直して楽しむ妙な癖もある(だって共感できるんだもんw)。

昔はFirefoxのScrapboook機能(アドオン)で、こそっと映画記事のみのオフライン保存もしていたのを思い出して(リンク階層の深さを指定してサイトをまとめてDLできたんですよ)、今のパソにもインストールしようとしたら…
えっ!あの機能、いつのまに使えなくなってたのー!(泣)

先代のPCを叩き起こして、2014年ぶんくらい(約500本分)まで取ってあったのはサルベージした。
残念ながらそれ以降の記事とindexとは手動で結び付けないといけなさそうだが…
…その頃から映画鑑賞本数がだいぶ減ってるから…この数年分までなら手動で保存できるかな…
それをもう一度、索引にリンク結び直す元気が自分にあるのかどうか分からないが(苦笑)
ただ、月ごとのバックアップだともうコメントが残らないが、個々の映画のページを残すと当時結構アツく飛び交ったコメントが今また読めるという嬉しさも。
…ライフワークかな…

とか思いながら、映画索引を久しぶりに更新しました。ムダになるかもだが久々の更新。
この2年で5本分しか映画感想書いてなかったYo…

…そして、ハッと気が付く。
なんでや。本サイトのカウンター消えてるじゃないの!(忍者ツールズから借りてたはずなんだけど…)小さくて目立たなかったとはいえ、いつから消えてたんだろう…まったく気が付かなかったよ(´;ω;`)

まあ、このカウンター、付けた時からこんな感じだったから…(苦笑)
https://13374.diarynote.jp/201612012338348463/
ひっこしめんどくさ~…
休みなので日記の4月以降の引っ越し先を模索、「無料ブログおすすめランキング」的な記事を探して読み比べたが…うーん…めんどくさ…

あまり新しいトコにアカウント作るのもどうかと思うが、すでに関わってるトコというだけでも、案外選択肢は多い。

①fc2ブログ(本サイトの掲示板がfc2製)
②ココログ(マイプロバイダがココログの@nifty※本サイトはココログとは別)
③忍者ツールズ(本サイトのカウンターやアクセス解析を借りてた)
④Blogger(Google製。Googleアカウントくらいは皆持ってるよね)

あとまだ関係はないが親しみを感じるのが
⑤Gooブログ(友人がいる)
⑥はてなブログ(アクセス解析を見ると、意外とはてなブツクマークからウチの日記へのアクセスが時々あるようだ)

できれば広告が少ない方がいいのだが、無料版だとどの程度目立つのか、結局よくわからない。
④Bloggerのみ無料版でも広告皆無らしいが、あまり初心者むけでないような印象。
とりあえず片端からログインしてサンプル版作ってみるしかないのだろうか…orz

なんとなく、簡単そうなのは②ココログな気がしてきたが…コミュニティ機能も多少ありそうだし…はて。
年度末が近くて仕事も忙しいし、実家にあれこれ手伝いにいかなきゃだし、ワクチンだって打ちに行かなきゃだし(職場で休む人が増えてきている!コロナでなくても副反応で休むしね)、なるべくかんたんにすませたいのよーーー!

<追記>
マイプロバイダなもんでココログなら広告が(少なくともPCサイトには)入らないみたいです。もーほぼ決まりだな。広告量(の少なさ)は大事。
タイトル長すぎる~(笑)

香月美夜 著。
図書館で予約してずっと待ってたのがやっと二冊続けざまに来た。
4巻の終盤からきなくさかったが、5巻~6巻前半でローゼマインの周辺がどんどんひどいことになってきて、ただの脳筋かと思っていたおじい様ボニファティウスからも別方向からの批判的分析が入ったりして、ストレス超ためこんだところで、『勝てない相手』な王家に対し、ローゼマインの「交渉力」大爆発がカタルシスでした~(^^♪
表紙イラストではいかにも王子様ぽく甘いルックスながら、ジギスヴァルト王子の中身が意外なくらいダメダメで、タメイキ。┐(´д`)┌ヤレヤレ

いやしかしボニファティウスおじい様、見直したよ~。ローゼマインを十分に分かってくれるともいい難いが、愛ゆえ旧式キャラゆえに?彼女の周辺にも現当主ジルヴェスターにも見落とされている危険な流れをキッチリ指摘してくれて。さすがにエーレンフェストを支える武の一角でしたね。それにつけてもいーかげんにせーよヴィルフリート君…
それに引き換え側近筆頭から神官長としてローゼマインを支えるハルトムートが男を上げまくってます(*^^*)。
フェルディナンド様がそばにいない今、多少暴走的な行動(笑)があるとはいえ、デキル彼がいてくれてどれほど心強いか!!!!!
ローゼマインは時々ヘキエキしてるようだけど、ハルトムートが存在してくれてる幸せをかみしめるべきなんじゃないか。

次巻以降、ローゼマインの活躍の場がどこへ変わっていってしまうのかドッキドキですね。早く続きが読みたい…

バックアップのおすすめとか来ていたので、いずれは…と思いましたが、ついに。

3月末でdiarynoteのサービスは終了!
新規書き込みはできなくなるとのこと…(新規コメントも)

管理者様によると「今後も、すでにご記入いただいている既存の日記の閲覧・編集・削除については、当面の間継続する予定でございます。」とのことなので、当面は(当面てどのくらいなのか切に知りたい)、一応日記は見られるし、自分の外部サイトからのリンクも整えるつもりではありますが、うーん、4月から、いったいどこに日記を書いたらいいんだ。昔ほどしょっちゅう書いてないとはいえ。

流れていっちゃうtwitterは不可、本名優先でなんか敷居の高いfacebookは嫌、instaやってないし(あまり写真撮らない)、ブログ…は、今やあんまり主流じゃなくてあまり選択肢ないのかなあ?
シンプルに日記形式だったことが気に入っていて、しかもコメントのやりとりもできるのがdiarynoteの素敵なところだったので、それでもブログが、一番近いのかしら。
いろんなひととずいぶん色々おしゃべりしました…

とりあえず4月以降なにかかにか書くということ自体は何とかなるだろうけど、せっかく作った映画索引が将来使えなくなるかもしれないのは残念。気が付いたら放置状態とはいえ一応本サイトがあるから、そこからどうするか考えなくちゃ。今どきの人はろくに知らないようなクラシック映画ばかりだが多分400本くらいはタイトルあるよ。それぞれに新たなリンクを振り当てるとかってチョー大変かもしれん…
(バックアップは一か月単位か一年単位のシンプルなものだしねえ)

2001年から設置して、気づけば20年を超えていたこの日記。
終わるのは残念ですが、ずっと無料でサービス使わせてくださった管理人さんには感謝しかありません。
でも、なるべく、「当面」は長めに取ってくださるとうれしいです(^^;

大奥 最終巻!

2022年2月15日 読書
大奥 最終巻!
よしながふみ先生ありがとうございます。(図書館で予約して読んでたものでこんなに遅くなりました(^_^;))

いやー、お見事!(風呂敷のたたみ方)

個人的には、最後さらっていったのは瀧山でした。(*^_^*)

頭脳明晰、有能で美しくてセンス良すぎで肝がすわってて、こんなにデキた男なのにほのかにカワイイ「抜け」まで持ち合わせている…
ちょっと2番手なワキに控えた立ち位置がいっそう美味しい…

まあ、彼だけに限らず、魅力的なキャラは、はいて捨てるほどいてますけどね、こんな名作には。

2022年2月8日 日常
予定通り退院できました(^o^) ←覚えに書いておく

どさくさ

2022年2月4日 日常
実家の母の急な入院でばたばたした一週間が、終わりに向かっている…

退院のめども具体化し始めたようで、ちょっとほっとした。
退院後の生活が楽になるように、頑張って私も動かなくちゃ!

ところで「ミステリと言う勿れ」、原作は連載をリアルタイムで愛読しているが、ドラマ化されたのはまだ見ていない。
話題にはなってるようで、今日ミスドに行ったら「ミステリと言う勿れ」コラボでカレー風味のパイが二種類出ていた。その分、普段よく注文するグラタンパイが消えていた(残念)。
うーん…
まあ確かにこの主人公、初登場シーンでカレーを煮込んでいた。カレー好きだ。だが、たしか、カレーうどんとか、あるべきところ(ライスの上)にないカレーはイマイチだとかいうような事を言ってなかっただろうか…
(私も同じ!カレーは好きだけど、ライスかナンと食べるのが好きで、カレーうどんとかカレーパンとかは絶対食べない。なのでこのパイの味については未確認)

主人公が食べなさそうなコラボフードって何…orz

念のために書き添えると、同時にコラボしてたWittamerのコラボドーナツは(ピンクの“ブランシュハート”を食べました)、ゴージャスな感じで美味しかったです♪

進展

2022年1月28日 日常
二日休んでるまに…

出勤したら、前の机との間についたてが増えてた。
予定されてた行事とかも色々中止が増えてた。

うううう、コロナぁぁぁぁ…

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