ベルンハルト・シュリンク著。
15歳の頃夢中で恋し、体を重ねた10歳以上も年上の女性。会うたび彼女に様々な本を朗読してあげるのも楽しい習慣になっていた。ある日突然消えた彼女の姿を、大学生になった「ぼく」は何年ぶりかで偶然に発見する。それは、戦時中のユダヤ人捕虜収容所の女性看守たちを裁く公判の被告席だった。
戦争を、ナチスを直接知らない若い世代が思いがけない形でつきつけられた過去のこだまは、彼の人生をどう変えるのか…?
ひと昔以上前のベストセラーを、今頃読むことになったのは、とあるかたから「登場人物たちがウィドマーク出演映画の話をする場面がチラッとあるらしい」と教えていただいたせい(笑)
でもさすがに面白かったです、話題作だっただけはある。面白いと簡単に言ってしまうにはややこしい物語で、うまく感想をまとめられませんが、後半は一気に読んでしまいました。映画にもなったらしいけど(「愛を読むひと」)、映画を見る気にはあまりなれません…
ちなみに、小説中の映画は、タイトルは書いてないけど明らかに「ワーロック」でした(笑)
15歳の頃夢中で恋し、体を重ねた10歳以上も年上の女性。会うたび彼女に様々な本を朗読してあげるのも楽しい習慣になっていた。ある日突然消えた彼女の姿を、大学生になった「ぼく」は何年ぶりかで偶然に発見する。それは、戦時中のユダヤ人捕虜収容所の女性看守たちを裁く公判の被告席だった。
戦争を、ナチスを直接知らない若い世代が思いがけない形でつきつけられた過去のこだまは、彼の人生をどう変えるのか…?
ひと昔以上前のベストセラーを、今頃読むことになったのは、とあるかたから「登場人物たちがウィドマーク出演映画の話をする場面がチラッとあるらしい」と教えていただいたせい(笑)
でもさすがに面白かったです、話題作だっただけはある。面白いと簡単に言ってしまうにはややこしい物語で、うまく感想をまとめられませんが、後半は一気に読んでしまいました。映画にもなったらしいけど(「愛を読むひと」)、映画を見る気にはあまりなれません…
ちなみに、小説中の映画は、タイトルは書いてないけど明らかに「ワーロック」でした(笑)