風野潮著。
まあ前作よりはアナが少ないかな。中途半端に話を広げなかったのがよかったのか。なんとなく一気に読んじゃった。
スポーツものは基本的に割と好きなので。
買ってしまった…通販で。
外反母趾はつらいよ。

が、箱を持って靴のところへ行こうとしたら、箱を左足の甲に(しかも、かどっこから)落として悶絶寸前。木製だからそれなりの重みが…
明日になって膨れ上がってたりしたらどうしよ…

やっぱ疲れているのかな。今週は忙しかった。しくしく。
明日は息抜きできる筈なのだが。…ううう、絶対DVD一枚見るぞ。
Are You with It? (1948)
Are You with It? (1948)
Are You with It? (1948)
1948年、ジャック・ハイヴリー監督作品。日本未公開、モノクロ。
某海外サイト(lovingtheclassics.com)からの、未公開ドナルド・オコナー主演レア作品シリーズ第二弾(笑)
"Feudin’, Fussin’ and A-Fightin’"よりも、もっとわかんないだろう(設定的に)と思いながら字幕なし盤買ったけどやっぱりセリフわかんない。ハーバード出の若くて優秀な保険数理士役ってんで、絶対カタい専門用語連発するに決まってるし。それが、色々あってカーニバルの一座に…というとショウビズ用語も連発されるに決まってるし(^^;)と、今回は最初からヒアリング投げ気味です。
ただ、そういう珍しめな役なことと、ソング&ダンスナンバーはそこそこありそうって事で購入決めました。画質の悪さはそこそこ。
とりあえず一番詳しいTCMのシノプシス(http://www.tcm.com/tcmdb/title.jsp?stid=67574&atid=25449)を頼りに視聴。

計数の天才青年ミルトン(オコナー)は優秀な仕事ぶりでトントン拍子に出世しつつあったが、初めてのミスで勤める保険会社に損害を出した事で大ショック。会社も秘書兼恋人ヴィヴィアン(オルガ・サン・ファン)も失ったと思い公園をさまよううち、詐欺師まがいの芸人ゴールディ(ルー・パーカー)と知り合い、彼に連れられ一緒に旅回りのカーニバルで働くことに。カーニバルの生活がすっかり気に入ったミルトンと、彼を追ってきてこれまた芸人生活に入ってしまったヴィヴィアンだが、一座は実は他の投資家から買収の憂き目にあっていた。保険会社の重役たちもミルトンの才が惜しくなったらしく復帰を勧めにくるが、ミルトンらは保険会社の資料の中に、カーニバルのピンチを救うヒントを発見する。

話が進むとだんだんフツーにソングアンドダンスマンになっちゃうけど、専門用語を連発するところは期待通りに珍しいクールな目つきを見せてくれるオコナー♪ミニ計算尺を持ち歩いてるのが時代を感じさせるが(笑)
確率論や統計学の数学的才覚をギャンブル系ゲームに生かす方向でカーニバル生活に入るのかと思ったら(スロットマシンでジャックポット当てたり的当ての数字を正解しまくったりする。…ホントに保険数理士ってそんな事出来るのか、大変怪しい)、主人公意外に歌と踊りも出来ちゃうのでミニレビューでばんばん活躍する。…まあ、オコナーだし…
ゴールディにバーに引っ張っていかれて一杯機嫌になった彼が、タップダンスは数学的なものだ(リズム等が)、とか言って突然踊りまくったりするのが前フリだが、そんな強引な、と苦笑しつつも、踊ってくれるのは大歓迎なので文句も言えない。ちなみにその時少し一緒に踊るバーテンダーが振付家のルイ・ダ・プロン。よくオコナーの作品で振付やってるおなじみの人ですが、スクリーンで顔出すのは珍しいかな。

てな調子で、いくらミュージカルにしても相当に無茶なシナリオなのですが、何曲も歌と踊りが見れたからよしとしよう(あまり記憶に残る歌はないが)。一番イイ感じなのはバーでの数学的(笑)タップシーンですが、芸人生活には純白燕尾服とかアラブの王族風とか中華マジシャンとか王子様風とか、色々コスプレがあって楽しい。特に王子様ナンバー(ややバレエ風)はレア感があってなんだか嬉しかった(笑)
ピチピチに若いですしねえ。20代前半ですよ。

舞台やTVが主なのかあまり映画に出ていないようだが、ルー・パーカーも結構いい味出してた。名前まで似てるが、登場した時はルー大柴を連想した。まあそれだけ胡散臭さと調子の良さ全開な顔の長いオッサンということで(笑)
Words And Music (1948)
Words And Music (1948)
Words And Music (1948)
1948年、ノーマン・タウログ監督作品。日本未公開、カラー。
ううっ、ストレスがたまっていたせいか…オフの一日でDVD二枚見てしまいました。
いかん。仕事も持って帰ってるのに。

米盤ミュージカルDVDボックス、"Classic Musical from the Dream Factory volume 2"(英語字幕あり/リージョンオール!) 収録分より、最後に残った一作を視聴。
(参照http://13374.diarynote.jp/200902271555324824/)

ロレンツ・ハート&リチャード・ロジャースの作詞作曲コンビの伝記映画。もちろん半世紀前のハリウッド製伝記映画だから、好き勝手に史実は変えている筈なのでフィクションとして見ればヨシ。見所は勿論、このコンビの名曲群を歌い踊るゲストスターたち(一部は実名一部は役名で登場する)のパフォーマンス。ジーン・ケリー、ジュディ・ガーランド、ペリー・コモ、リナ・ホーン、ジューン・アリスン、ヴェラ・エレン、ベティ・ギャレット、シド・チャリシー、アン・サザーン、と豪華絢爛。
そして、ハートがミッキー・ルーニー、ロジャースがトム・ドレイク。

午前中ユニヴァーサルのB級白黒ミュージカルを見て午後コレを見ると、さすがに豪華さ加減が全然違うな、と思います。コレで製作年度が同じなのかッ!
ただ…私にとっては、それほど好みのスターがいるわけでもないんですね(^^;)
既に「ザッツ・エンタティンメント」シリーズである程度見ているナンバーもあり、ストーリー自体はてきとーなので、ミュージカルは好きなんだけど時々退屈に感じました(笑)
一番良かったのはジュディとミッキーが久々に?一緒に唄い踊る"I Wish I Were in Love Again"。ミッキー・ルーニー、老け始めてるのはさておいても元々濃いキャラなわりに歌声に嫌みがないのがいいですね。冒頭「マンハッタン」をちょっと歌う場面もあった。

学生時代にコンビを組んだ二人、だんだん売れ出して、超売れっ子になって、ロジャースは奥さん(ジャネット・リー)もらって幸せな家庭を持つけどハートは好きな娘にふられて背の低いコンプレックスや孤独感で心身を病んで大ヒット続きの陰で早死にし、追悼コンサートがエンディング。中盤少し飽きていたけど、終盤のルーニーの熱演にはつい見入ってしまった(^^;)
まさかルーニーにさらわれるとは思わなんだ(私の中で。世間一般的にはさらってないかな)。

アンディ・ハーディBOX、やっぱ見てみたいような面倒くさいような。日本盤出ないよネエ。

ルーニー以外だとやはりジュディのソロと、ケリー&ヴェラ・エレンの「十番街の殺人」でしょうか、私的には。珍しくいなせなお姉ちゃんなヴェラ・エレンがカッコイイ。アパッシュダンス(最近覚えた(笑))のテイストが入ってるのかな、ただまあ、私の日記を読んでる人ならご想像つくでしょうが、例によって私モダンバレエっぽいのよりタップの方が好きなもので…。
山崎豊子著。

思い立って、未読だった山崎作品に手を出してみた。「白い巨塔」と「華麗なる一族」はドラマ等でオチが割れてしまっているのでコレにした。
が、…しんどいです(^^;)
意地を貫く主人公は見ていて痛々しい(家族気の毒だし)。一巻でバリバリまじめに組合運動をしていた(しかも最初は押し付けられた委員長で)時は、そこまで突っ張って大丈夫か?と痛々しかったですが、2巻では国内の仲間も組合つぶしでロコツに迫害されていて痛々しい。ちょっと話のわかる上司が出てきても、どんどんイマイチな職場に流されるし。

文章は、あまりうまいとは思えない。長い長い過去のフラッシュバックが終わってからが多分本番、というか面白い所なのだろうが、一冊半ではまだ終わらないぞ~。
ヘタすると挫折するかもしれん…(^^;)

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