Francis Goes to the Races
2010年10月4日 映画 コメント (2)
1951年、アーサー・ルービン監督作品。モノクロ、日本未公開。
一昨日の"Francis"シリーズ二作目です。当然英語字幕のみ。
前作のラスト(話が終わって、上司をピーターの家に招く場面)から、物語はスタート。
…そして、ソッコー場面転換。大きな荷物を持ち、田舎道をテクテクと、ラバと並んで歩きながらひとりごつピーター(ドナルド・オコナー)。
「なんでクビになったんだろう…」
…(^^;)
出だしは快調です(笑)
とある厩舎にさしかかったところで、"しゃべるラバ"フランシスは自分の遠縁に当たる競走馬Sir Gallantに出会い、意気投合。「自分はここでやって行けそうだから、町に戻って銀行員の職を取り戻したら?」と、クールなんだか思いやりなんだかビミョーなことを言うフランシスですが、フランシスの入れ知恵のおかげで、具合の悪い馬の原因を当てたり競馬場で勝ちまくったりのピーターは、厩舎の娘(パイパー・ローリー)から、今経営が大変なので力を貸して、と懇願されてポウっとなり、馬のことなど知らないのに厩舎に勤めることに。一方、彼の異常な勝ちっぷりにFBIもノミ屋のボスも目をつけて、怪しい、と逮捕しようとしたり彼を利用しようとしたり、大騒ぎ。
先の読めない展開が続き、目の離せないシナリオではありますが、同時にごちゃごちゃしてもいます。やっぱり続編の常として、一作目ほどではないかな。でも、一人と一匹のラブラブっぷりは可愛い(中段の写真、色っぽすぎです(笑))。こんなんじゃピーター、一生結婚できないんじゃないかとも思えるが…
ちゃんと歌うシーンなどは、やはり、今回もなし。
ちょびっとだけ、歌って誤魔化したりとかフランシスとデュエットするとかは無くもなかったですが。残念。
そこそこ楽しめたので、ついつい、そのままディスクを裏返してシリーズ三作目に突入してしまいました。
おいおい…
http://www.amazon.com/Adventures-Francis-Talking-Races-Covers/dp/B0001FVDQE
一昨日の"Francis"シリーズ二作目です。当然英語字幕のみ。
前作のラスト(話が終わって、上司をピーターの家に招く場面)から、物語はスタート。
…そして、ソッコー場面転換。大きな荷物を持ち、田舎道をテクテクと、ラバと並んで歩きながらひとりごつピーター(ドナルド・オコナー)。
「なんでクビになったんだろう…」
…(^^;)
出だしは快調です(笑)
とある厩舎にさしかかったところで、"しゃべるラバ"フランシスは自分の遠縁に当たる競走馬Sir Gallantに出会い、意気投合。「自分はここでやって行けそうだから、町に戻って銀行員の職を取り戻したら?」と、クールなんだか思いやりなんだかビミョーなことを言うフランシスですが、フランシスの入れ知恵のおかげで、具合の悪い馬の原因を当てたり競馬場で勝ちまくったりのピーターは、厩舎の娘(パイパー・ローリー)から、今経営が大変なので力を貸して、と懇願されてポウっとなり、馬のことなど知らないのに厩舎に勤めることに。一方、彼の異常な勝ちっぷりにFBIもノミ屋のボスも目をつけて、怪しい、と逮捕しようとしたり彼を利用しようとしたり、大騒ぎ。
先の読めない展開が続き、目の離せないシナリオではありますが、同時にごちゃごちゃしてもいます。やっぱり続編の常として、一作目ほどではないかな。でも、一人と一匹のラブラブっぷりは可愛い(中段の写真、色っぽすぎです(笑))。こんなんじゃピーター、一生結婚できないんじゃないかとも思えるが…
ちゃんと歌うシーンなどは、やはり、今回もなし。
ちょびっとだけ、歌って誤魔化したりとかフランシスとデュエットするとかは無くもなかったですが。残念。
そこそこ楽しめたので、ついつい、そのままディスクを裏返してシリーズ三作目に突入してしまいました。
おいおい…
http://www.amazon.com/Adventures-Francis-Talking-Races-Covers/dp/B0001FVDQE
Francis Goes to West Point
2010年10月4日 映画 コメント (2)
1952年、アーサー・ルービン監督作品、日本未公開、モノクロ。
"フランシス"シリーズ三作目。
流れ流れて?ピーター(ドナルド・オコナー)は政府の軍需工場に就職するが、帰宅したとたんフランシスから「テロリストが工場を爆破するらしい」という話を聞く(どこでそんな情報をゲットするのかは、例によって不明である)。
官憲に連絡して何とか暴挙を防いだピーターには、FBIや警察や陸軍から"ぜひウチに来て"とスカウトの手が伸びるが、"ウェスト・ポイント士官学校へ入学させる"と勧誘した陸軍を選ぶことにする。
かくしてピーターは灰色の制服を着て、学業や訓練や上級生のイビリやルームメイトとの友情に満ちた日々を送ることに。
あれ、フランシスはどうしたんだ、と思いきや、士官学校へ着いてみるとフランシスがチャッカリ学内に。学校のマスコットなラバと親戚なのだそうな。…いいのかそれで。
いつの間にかフランシスは、別に放っておいても「やっていける」存在と確定したらしい。微妙に路線変更を感じる。
というか、とにかくウェストポイントに行かせたかったのだろうか(愛国心鼓舞のため)、冷戦や朝鮮戦争たけなわの時期だから。
学内でのエピソードも、色々あるがあまりまとまりがない。成績がビリで落第しそうになったピーターが、フランシスに家庭教師をしてもらったらグングン優等生に!(笑)というのはよいとして、いつもと違ってフランシスのためにピーターが苦労することも多い。どうしたんだフランシス。だいたい今回喋りすぎじゃないのかピーター以外に。さすがのピーターも近頃では学習したらしく、そんなにスグには「フランシスから聞いた」とか言わなくなったのに(笑)
しかし、「やれば出来る子」だったのかピーター!よかったね☆
クライマックスはウェスト・ポイントと海軍チームの大事なフットボール試合。
友人をかばって士官学校を辞め、姿を消したピーターを探し回るフランシス…
最後には誤解もとけて復学するんだけど、喋りすぎてヤバくなったフランシスは「ちょっとホトボリをさましてくる、またな」と出奔し、制服姿に戻ったピーターが笑顔で見送るエンディング。
うーん…
まあひょっとしたら、ちょっと離れたほうがピーター成長するかもしれんけど。
ちょっとだけ、ガールフレンドできそうな気配もあったし…「できそう」から一歩も進まないまま終わっちゃったが。どうもちょっと、練りこみ不足なシナリオでしたね。
…というわけで、シリーズ物のお約束?、巻を重ねるごと、やっぱ下降してきたなー。
そんな中で萌えポイントは、ピーター、色々あってしょっちゅう懲罰で中庭を行ったり来たり行進させられているんだけど、やっぱり歩く姿が綺麗だ~、という点ですね。オコナー、もともと姿勢が良いし首が長いので上半身が美しいです☆
さて、いつまでもウェスト・ポイントに置いておいてはシリーズが進むまい。
と考えるのは私だけではなく、四作目はまた民間人に戻るみたいです(新聞記者になるらしい)。どう戻すのかしら。わくわく。
http://www.amazon.com/Adventures-Francis-Talking-Races-Covers/dp/B0001FVDQE
"フランシス"シリーズ三作目。
流れ流れて?ピーター(ドナルド・オコナー)は政府の軍需工場に就職するが、帰宅したとたんフランシスから「テロリストが工場を爆破するらしい」という話を聞く(どこでそんな情報をゲットするのかは、例によって不明である)。
官憲に連絡して何とか暴挙を防いだピーターには、FBIや警察や陸軍から"ぜひウチに来て"とスカウトの手が伸びるが、"ウェスト・ポイント士官学校へ入学させる"と勧誘した陸軍を選ぶことにする。
かくしてピーターは灰色の制服を着て、学業や訓練や上級生のイビリやルームメイトとの友情に満ちた日々を送ることに。
あれ、フランシスはどうしたんだ、と思いきや、士官学校へ着いてみるとフランシスがチャッカリ学内に。学校のマスコットなラバと親戚なのだそうな。…いいのかそれで。
いつの間にかフランシスは、別に放っておいても「やっていける」存在と確定したらしい。微妙に路線変更を感じる。
というか、とにかくウェストポイントに行かせたかったのだろうか(愛国心鼓舞のため)、冷戦や朝鮮戦争たけなわの時期だから。
学内でのエピソードも、色々あるがあまりまとまりがない。成績がビリで落第しそうになったピーターが、フランシスに家庭教師をしてもらったらグングン優等生に!(笑)というのはよいとして、いつもと違ってフランシスのためにピーターが苦労することも多い。どうしたんだフランシス。だいたい今回喋りすぎじゃないのかピーター以外に。さすがのピーターも近頃では学習したらしく、そんなにスグには「フランシスから聞いた」とか言わなくなったのに(笑)
しかし、「やれば出来る子」だったのかピーター!よかったね☆
クライマックスはウェスト・ポイントと海軍チームの大事なフットボール試合。
友人をかばって士官学校を辞め、姿を消したピーターを探し回るフランシス…
最後には誤解もとけて復学するんだけど、喋りすぎてヤバくなったフランシスは「ちょっとホトボリをさましてくる、またな」と出奔し、制服姿に戻ったピーターが笑顔で見送るエンディング。
うーん…
まあひょっとしたら、ちょっと離れたほうがピーター成長するかもしれんけど。
ちょっとだけ、ガールフレンドできそうな気配もあったし…「できそう」から一歩も進まないまま終わっちゃったが。どうもちょっと、練りこみ不足なシナリオでしたね。
…というわけで、シリーズ物のお約束?、巻を重ねるごと、やっぱ下降してきたなー。
そんな中で萌えポイントは、ピーター、色々あってしょっちゅう懲罰で中庭を行ったり来たり行進させられているんだけど、やっぱり歩く姿が綺麗だ~、という点ですね。オコナー、もともと姿勢が良いし首が長いので上半身が美しいです☆
さて、いつまでもウェスト・ポイントに置いておいてはシリーズが進むまい。
と考えるのは私だけではなく、四作目はまた民間人に戻るみたいです(新聞記者になるらしい)。どう戻すのかしら。わくわく。
http://www.amazon.com/Adventures-Francis-Talking-Races-Covers/dp/B0001FVDQE