文字通り、巨星墜つ、という感じ。学生時代には読みまくった。国産SFが海外作品と比べて遜色ないと、心から思わせてくれた凄い人。日本人離れしてスケールが大きいのに結構日本的な情感にもこだわりがあり、長編で名をなした人だと思うが短編だってぴりりと隙がなく、ホロリとさせるのもゲラゲラ笑わせるのも自由自在、何を読んでも満足できた。しかも、小説の中だけでなく、豊かな知性で現実社会にもばしばし貢献できちゃうという出来杉ぶり。
こういう人が関西から出たと思うといつも嬉しかったのだが…

合掌。


(とか言いつつ「虚無回廊」とか比較的後年のものは読みそびれている。…今さらだが読んでみようかなあ(爆))

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