1976年、ピーター・サイクス監督作品。ホラー。

うーんと、見ないですますという選択肢もあったのですが(笑)、これ見ないとHDDから消せないしという義務感もあり?頑張って視聴。一応リチャード・ウィドマーク様主演作なんですし。
大昔にTV放映を見た筈だけど(なかなか彼の主演作がTVで出会えなかった7~80年代は、見た時結構嬉しかったのですが、今では…)、細部はもちろん忘れているので、オカルト小説家兼研究家ヴァーニー(ウィドマーク)VS悪魔崇拝の異端の神父レイナー(クリストファー・リー)の攻防は、それなりにはどきどきしながら見ました(笑)

レイナー神父の教会で育ち、18歳の誕生日を目前に控えた娘キャサリン(ナスターシャ・キンスキー)は神父の計画に従いロンドンへ。が、彼女の実父(デンホルム・エリオット)は土壇場で神父を裏切り、ヴァーニーに娘を託す。ヴァーニーはキャサリンを救おうとするが、幼い頃から無自覚なまま悪魔の洗礼を受けていた彼女は、神父の奇怪な術に操られ、ヴァーニーの友人たちを破滅させながら再び神父の元へと逃走する。彼女を使った悪魔降臨の儀式を、ヴァーニーは阻止できるのか?

だが、うーん…わからない。
なんで血とか奇怪な生き物とか見て喜ぶ人々がいるのか…(^^;)
背徳的、反キリスト的エロも要らんです。私、ホラーって好きじゃないのよね。

なので、この企画に思いっきり後ろ向けで嫌がっていたらしいウィドマーク様を責められん(^^;)
まあ、それでもプロ、普通にちゃんと演じていらっしゃいますが…(多分)。
クリストファー・リーは自分の土俵で力演してるようだし(ただこの土俵私興味ないしなぁ)、まだ十代のナスターシャちゃんが美少女尼僧っぷりだけでなくサクっとヌードまで披露して、味わえる人には味わえる映画なんだろうと思います。

それでも、何だか最後まで主演二人の美少女はさんだ対決が、わりとちまちましていてラストもあっけないのは、やっぱり作品としてはちょっとアレじゃあという感じは否めませんな。
それに、観客の知らないルールで対決されてもな…
「○○で円陣を描いたからおまえは入れまい!」「いや、この石には○○が付着しているから入れるんだ!」とか、いきなり言われてもなーと思うのは私だけでしょうか?

さて、これが一年の最後の映画…か…

ははは。まあ、ウィドマーク様を見るのは常に目の喜びですし。もう60代だけど。

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