1963年、ブレイク・エドワーズ監督作品。ピンク・パンサーの「一作目」。
コレは映画をまだろくに見てない、洋画ファンにまだなっていない頃、中一~二くらいでTVで見た!という記憶がある。
すごく面白かった、と日記にも書いた筈(実はその頃からゆるゆると日記をつけていた。ただし気が向かないと何日でも飛ばした。日常リアルはあまり書かないってのもその頃から同じ)。
そもそも、大好きなデヴィッド・ニーヴンがお手の物の怪しい洒脱紳士を演じているのだから楽しくないはずがない(見たのはファンになる前だが)。
のだが、久し振りに見ると、アレ?もっと面白くなかったかな?と思ってしまった。アレレレレ?
いつの間にかクルーゾー警部=ピーター・セラーズが泥臭く見えるようになってしまっていたみたい?いや、泥臭いんだけどさ実際。
一挙手一投足ごとに何かにけつまづいたりモノ壊したりするんですが、これだったらひょうきん族全盛時代のたけしの方がいいかもしれない(どーゆー比較だ…)。
ドジなクルーゾー警部の美人妻キャプシーヌが実は怪盗ファントム=チャールズ卿=ニーヴンの愛人で、そこへやっぱり怪しい卿の甥っ子ロバート・ワグナーが乱入して引っかき回す。艶笑コメディ色が強くて、クルーゾーの部屋で男二人がベッドの下とバスルームに隠れんぼのあたりはかなり笑えるけど、クルーゾー、なんとも可哀想といえば可哀想(笑)
ニーヴンはまあ普段通りによいですし、ワグナーもこのへんからスマートさに磨きがかかり始めたかなってところ。しかし、いくらニーヴンが魅力的だからって、女たちでよってたかってあんな助け方をするのは良いのか?(笑)
この映画からクルーゾー警部というキャラが誕生し注目されたわけだけど、そして、王女様にはクラウディア・カルディナーレなど、キャストも続編よりも豪華なんだけど、今となってはドタバタに徹した続編のほうがある意味完成度の高いものになっているのかもしれない。泥臭いなら泥臭いで徹底してて。
久々の再見に、ちょっと期待しすぎていたのかもしれません。
いや、楽しくないわけじゃないんですけど、ね(^^;)
音楽はもちろん良いし。例のオープニング・アニメも好きな人は好きでしょう。
コレは映画をまだろくに見てない、洋画ファンにまだなっていない頃、中一~二くらいでTVで見た!という記憶がある。
すごく面白かった、と日記にも書いた筈(実はその頃からゆるゆると日記をつけていた。ただし気が向かないと何日でも飛ばした。日常リアルはあまり書かないってのもその頃から同じ)。
そもそも、大好きなデヴィッド・ニーヴンがお手の物の怪しい洒脱紳士を演じているのだから楽しくないはずがない(見たのはファンになる前だが)。
のだが、久し振りに見ると、アレ?もっと面白くなかったかな?と思ってしまった。アレレレレ?
いつの間にかクルーゾー警部=ピーター・セラーズが泥臭く見えるようになってしまっていたみたい?いや、泥臭いんだけどさ実際。
一挙手一投足ごとに何かにけつまづいたりモノ壊したりするんですが、これだったらひょうきん族全盛時代のたけしの方がいいかもしれない(どーゆー比較だ…)。
ドジなクルーゾー警部の美人妻キャプシーヌが実は怪盗ファントム=チャールズ卿=ニーヴンの愛人で、そこへやっぱり怪しい卿の甥っ子ロバート・ワグナーが乱入して引っかき回す。艶笑コメディ色が強くて、クルーゾーの部屋で男二人がベッドの下とバスルームに隠れんぼのあたりはかなり笑えるけど、クルーゾー、なんとも可哀想といえば可哀想(笑)
ニーヴンはまあ普段通りによいですし、ワグナーもこのへんからスマートさに磨きがかかり始めたかなってところ。しかし、いくらニーヴンが魅力的だからって、女たちでよってたかってあんな助け方をするのは良いのか?(笑)
この映画からクルーゾー警部というキャラが誕生し注目されたわけだけど、そして、王女様にはクラウディア・カルディナーレなど、キャストも続編よりも豪華なんだけど、今となってはドタバタに徹した続編のほうがある意味完成度の高いものになっているのかもしれない。泥臭いなら泥臭いで徹底してて。
久々の再見に、ちょっと期待しすぎていたのかもしれません。
いや、楽しくないわけじゃないんですけど、ね(^^;)
音楽はもちろん良いし。例のオープニング・アニメも好きな人は好きでしょう。