REAL 11 (ヤングジャンプコミックス)
2012年5月2日 読書 コメント (4)
井上 雄彦著。
やっとまわってきました。トライアウト篇。
絶望?
これは違う
これは…
幸せって言うんだ
…
レベルケタ違いの中にしゃにむに飛び込んで、場違いと見下されつつも必死に粘り、信念のプレイ。
野宮、泣かせるぜ。
しかしラストページ、キヨハルが立ってたみたいだけどなんでだ。見間違いか人違いか。
あーあ、次の巻までまだ長いんだろうな…(^^;)
高橋も一歩大きく前進したし、まちどおしいなあ。
やっとまわってきました。トライアウト篇。
絶望?
これは違う
これは…
幸せって言うんだ
…
レベルケタ違いの中にしゃにむに飛び込んで、場違いと見下されつつも必死に粘り、信念のプレイ。
野宮、泣かせるぜ。
しかしラストページ、キヨハルが立ってたみたいだけどなんでだ。見間違いか人違いか。
あーあ、次の巻までまだ長いんだろうな…(^^;)
高橋も一歩大きく前進したし、まちどおしいなあ。
DVD、買ってしまうとほっとしてなかなか見ないこともある。忙しくてほぼ一ヶ月の映画日照りの後に、GW実家参りに満を持して持参、視聴(笑)
ほんとはワンコインじゃなくBox(エロール・フリン・シグネチャー・コレクション)なんですよ。
1941年、ラオール・ウォルシュ監督作品。モノクロ。
合衆国第七騎兵隊を率いてインディアンと戦い玉砕したカスター中佐の半生を描く映画。勿論娯楽作品なので、面白くなるよう史実は適当にアレンジして作ってるのは制作年代からしても当然だが、予想以上に見ごたえありで満足。
1857年、ウェストポイント士官学校。新入生の一人としてジョージ・A・カスター(フリン)がやってくる。遅刻気味なのに堂々と、かつド派手なオリジナル軍服を着込んでの登場につい爆笑。猪突猛進&派手で有名なミュラ将軍(ナポレオンの部下)がアイドルだそうだ。反射的に悪ふざけをかまして「君の部屋だ」と監督教官のベッドに彼を送り込む上級生シャープ(アーサー・ケネディ)の所業も無理はない(笑)
が、学業操行は最低、剣術馬術は最高、の問題児カスター候補生は、南北戦争が始まるとその猪突猛進ぶりで殊勲を重ね、英雄となった彼は愛するリビー(オリビア・デ・ハヴィランド)とも結婚式をあげる。
ここまでの前半(三分の二)は、いかにもフリンの主演映画らしく、あまりに調子のいいヒーローぶりが大いに笑えて「無責任男シリーズか?」と感じるくらい。だが後半はガラリと雰囲気が変わってくる。
メデタシメデタシと思いきや、平和が訪れ退役将校となったカスターは無為な日々に満たされず酒に逃避。見かねたリビーの心遣いで、西部開拓の最前線ダコタ州へ騎兵隊の指揮官として赴任することになったカスターは新たな目標を得て立ち直り、卑しい流れ者やガンマンの集団だった第七騎兵隊を立派な軍人集団へと鍛え上げる。また、スー族の酋長クレージー・ホース(アンソニー・クイン)らとの戦闘に勝利し、白人に有利な平和協定も結んだ。ところが、西部の利権をとことん吸いたい資本家と悪徳政治家の策謀により、「ここだけは」と確保した筈の聖地を汚されたインディアンたちは空前の規模での大反攻に転じ、その最前線に立たされたのが、カスターの第七騎兵隊だった。
同じ策謀で首都へと召還されたカスターは、協定破りを目論む者たちを告発しようとするが議会に容れられない。彼はグラント大統領に直訴し首都から再びダコタへ舞い戻る。死地に向かう部下たちと運命を共にするために…。
悪い資本家はシャープとその父、悪徳政治家はカスターを目の仇にしていた元教官。わかりやすすぎる脚本だが、軍人以外はつとまらないという困った男カスターが、彼なりに人間として成長しているのが、見るものの心を揺さぶる。華やかな「栄光」を求めてウェスト・ポイントに来た青年は、最期に粛々と、大義も勝ち目もない戦場に赴くのだ。そして、前夜の愛妻との別れ…妻も夫も、互いに負担をかけまいと、可能な限りのさりげなさを装いながら既に死別を覚悟している。涙腺の緩む名場面だ。
明朗アクション西部劇がいつしか、歴史のうねりに潰される個人の悲劇にすりかわっていくドラマの流れの自然さには驚いたし、そんなには期待してなかったので余計に後半のフリンの迫力にもしびれた。史実がどうだかはおいといて、テンポのよさ、軽快・重厚を両立させるウォルシュ監督の男っぽいノリが「ああ、映画らしい映画だったなあ」としみじみとイイ後味を残す。
戦意高揚映画かしれないけど、うん、うまいこと出来てるわー。
フリンとデ・ハヴィランドの「いつものカップル」をとりまく周囲も賑やか。リビーの召使いにハティ・マクダニエル、カスターに目をかける将軍たちにシドニー・グリーンストリートなど。もちろんマックス・スタイナーの流麗なメロディと、アイリッシュ情緒たっぷり?の第七騎兵隊テーマ曲?ギャリーオウエンも耳に着いて離れない。
いや、楽しめました。
…いやー、やっぱ、エロール・フリンっていいなあ。甘いルックスととぼけたユーモアと運動神経(&スポーツマン体型)、意外とこれ三つ並んで揃ってるのって珍しいと思うよ。
ほんとはワンコインじゃなくBox(エロール・フリン・シグネチャー・コレクション)なんですよ。
1941年、ラオール・ウォルシュ監督作品。モノクロ。
合衆国第七騎兵隊を率いてインディアンと戦い玉砕したカスター中佐の半生を描く映画。勿論娯楽作品なので、面白くなるよう史実は適当にアレンジして作ってるのは制作年代からしても当然だが、予想以上に見ごたえありで満足。
1857年、ウェストポイント士官学校。新入生の一人としてジョージ・A・カスター(フリン)がやってくる。遅刻気味なのに堂々と、かつド派手なオリジナル軍服を着込んでの登場につい爆笑。猪突猛進&派手で有名なミュラ将軍(ナポレオンの部下)がアイドルだそうだ。反射的に悪ふざけをかまして「君の部屋だ」と監督教官のベッドに彼を送り込む上級生シャープ(アーサー・ケネディ)の所業も無理はない(笑)
が、学業操行は最低、剣術馬術は最高、の問題児カスター候補生は、南北戦争が始まるとその猪突猛進ぶりで殊勲を重ね、英雄となった彼は愛するリビー(オリビア・デ・ハヴィランド)とも結婚式をあげる。
ここまでの前半(三分の二)は、いかにもフリンの主演映画らしく、あまりに調子のいいヒーローぶりが大いに笑えて「無責任男シリーズか?」と感じるくらい。だが後半はガラリと雰囲気が変わってくる。
メデタシメデタシと思いきや、平和が訪れ退役将校となったカスターは無為な日々に満たされず酒に逃避。見かねたリビーの心遣いで、西部開拓の最前線ダコタ州へ騎兵隊の指揮官として赴任することになったカスターは新たな目標を得て立ち直り、卑しい流れ者やガンマンの集団だった第七騎兵隊を立派な軍人集団へと鍛え上げる。また、スー族の酋長クレージー・ホース(アンソニー・クイン)らとの戦闘に勝利し、白人に有利な平和協定も結んだ。ところが、西部の利権をとことん吸いたい資本家と悪徳政治家の策謀により、「ここだけは」と確保した筈の聖地を汚されたインディアンたちは空前の規模での大反攻に転じ、その最前線に立たされたのが、カスターの第七騎兵隊だった。
同じ策謀で首都へと召還されたカスターは、協定破りを目論む者たちを告発しようとするが議会に容れられない。彼はグラント大統領に直訴し首都から再びダコタへ舞い戻る。死地に向かう部下たちと運命を共にするために…。
悪い資本家はシャープとその父、悪徳政治家はカスターを目の仇にしていた元教官。わかりやすすぎる脚本だが、軍人以外はつとまらないという困った男カスターが、彼なりに人間として成長しているのが、見るものの心を揺さぶる。華やかな「栄光」を求めてウェスト・ポイントに来た青年は、最期に粛々と、大義も勝ち目もない戦場に赴くのだ。そして、前夜の愛妻との別れ…妻も夫も、互いに負担をかけまいと、可能な限りのさりげなさを装いながら既に死別を覚悟している。涙腺の緩む名場面だ。
明朗アクション西部劇がいつしか、歴史のうねりに潰される個人の悲劇にすりかわっていくドラマの流れの自然さには驚いたし、そんなには期待してなかったので余計に後半のフリンの迫力にもしびれた。史実がどうだかはおいといて、テンポのよさ、軽快・重厚を両立させるウォルシュ監督の男っぽいノリが「ああ、映画らしい映画だったなあ」としみじみとイイ後味を残す。
戦意高揚映画かしれないけど、うん、うまいこと出来てるわー。
フリンとデ・ハヴィランドの「いつものカップル」をとりまく周囲も賑やか。リビーの召使いにハティ・マクダニエル、カスターに目をかける将軍たちにシドニー・グリーンストリートなど。もちろんマックス・スタイナーの流麗なメロディと、アイリッシュ情緒たっぷり?の第七騎兵隊テーマ曲?ギャリーオウエンも耳に着いて離れない。
いや、楽しめました。
…いやー、やっぱ、エロール・フリンっていいなあ。甘いルックスととぼけたユーモアと運動神経(&スポーツマン体型)、意外とこれ三つ並んで揃ってるのって珍しいと思うよ。
イコノクラスト!9 (MF文庫J)
2012年5月4日 読書
おーおー、やっと花梨ちゃん表紙。しかし、こんなに活躍の場がないまま最終巻に突入するとは思わなんだなあ…
ま、10巻で最後なのだそうで。ちょっとハーレムになっちゃったが、省吾、どう決着つけるんだー、と思ってたら、メリニが捨て身で無意識の自己主張&ラストスパートかけちゃったような(笑)
ま、10巻で最後なのだそうで。ちょっとハーレムになっちゃったが、省吾、どう決着つけるんだー、と思ってたら、メリニが捨て身で無意識の自己主張&ラストスパートかけちゃったような(笑)
大崎梢著。
人事異動で、スクープ狙い週刊誌からローティーンの女の子むけ雑誌「ピピン」の担当になった新見青年。
文芸の編集者志望だったこともあり、ついていけない感にさいなまれつつ着任するが…
意外に?ミステリーじゃなかった。ぜんぜん。お仕事小説。
新見君も、気持ちはわかる、男が急にこういう職場にかわったらそりゃなかなかなじむのは大変だろうというのはわかるが、失敗が多すぎる残念君。まあその失敗がスリルとサスペンスを呼び一気に読まされたといえば読まされたんだけどね(^^;)
プリティな雑誌作り現場にただよう一抹のほろにがさ、これがリアルというもんだろうか…
新見くらい気の回る男でもこんなんだから、私なんか新職場で、うーっ、うーっ、…周囲に迷惑かけつつ自爆してしまいそうで、ちょっぴり悲しくなったのは私の勝手な事情です(^^;)
人事異動で、スクープ狙い週刊誌からローティーンの女の子むけ雑誌「ピピン」の担当になった新見青年。
文芸の編集者志望だったこともあり、ついていけない感にさいなまれつつ着任するが…
意外に?ミステリーじゃなかった。ぜんぜん。お仕事小説。
新見君も、気持ちはわかる、男が急にこういう職場にかわったらそりゃなかなかなじむのは大変だろうというのはわかるが、失敗が多すぎる残念君。まあその失敗がスリルとサスペンスを呼び一気に読まされたといえば読まされたんだけどね(^^;)
プリティな雑誌作り現場にただよう一抹のほろにがさ、これがリアルというもんだろうか…
新見くらい気の回る男でもこんなんだから、私なんか新職場で、うーっ、うーっ、…周囲に迷惑かけつつ自爆してしまいそうで、ちょっぴり悲しくなったのは私の勝手な事情です(^^;)
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1945年、ビリー・ワイルダー監督作品。モノクロ。
NHK-BS録画で視聴。
アルコール依存症がテーマ。売れないアル中の小説家(レイ・ミランド)の、依存症が次第に酷くなり恋人(ジェーン・ワイマン)や兄(フィリップ・テリー)の尽力にもかかわらず、人としてどんどんこわれていくさまを描いたシリアス社会派ドラマ。依存症を真剣に描いたものとしては嚆矢の作品とのことで、アカデミー賞も作品・監督・主演男優・脚色賞とたくさんとっている。
途中、恋人とのなれそめの回想なども入るが内容はホントにさっき書いただけ、のシンプルなもの。昼間タップのレッスンで眠くなりかけたまま見ていたが、まあそこはそれワイルダーですから。地味だが工夫がこらされた濃い演出と脚本で飽きさせず、最後にはちょっと手に汗握ってたり。
何度も見て楽しい映画でもないだろうけど(ミーハーな私にはそんなに好みじゃない)、今でも一見の価値はあるよね。
甘め頼りなめの二枚目ミランドの熱演も印象的。
NHK-BS録画で視聴。
アルコール依存症がテーマ。売れないアル中の小説家(レイ・ミランド)の、依存症が次第に酷くなり恋人(ジェーン・ワイマン)や兄(フィリップ・テリー)の尽力にもかかわらず、人としてどんどんこわれていくさまを描いたシリアス社会派ドラマ。依存症を真剣に描いたものとしては嚆矢の作品とのことで、アカデミー賞も作品・監督・主演男優・脚色賞とたくさんとっている。
途中、恋人とのなれそめの回想なども入るが内容はホントにさっき書いただけ、のシンプルなもの。昼間タップのレッスンで眠くなりかけたまま見ていたが、まあそこはそれワイルダーですから。地味だが工夫がこらされた濃い演出と脚本で飽きさせず、最後にはちょっと手に汗握ってたり。
何度も見て楽しい映画でもないだろうけど(ミーハーな私にはそんなに好みじゃない)、今でも一見の価値はあるよね。
甘め頼りなめの二枚目ミランドの熱演も印象的。
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進撃の巨人(2) (講談社コミックス)
2012年5月9日 読書
…えー…
画像でない?また?
諫山創著。
一巻を以前に古本ワゴンで安く買って読んで、そのうち続きを…と思ってたので2・3巻を買ってみました。
なんちゅーか、どう考えてもヘタなんだけど何か手に汗握り読まされる。「人喰いの巨人どもがキモイ」と家族は読まないけど、私はけっこう好きだ。二巻目では超絶ファイター・ミカサ(女の子だが)の過去などが語られてホロリ。
未回収の伏線、未説明の社会状況だらけだが、それが逆に読む者のワクワク心(というには悲惨な社会だけど)をそそる。このへんは、著者のセンスと気合いかな。
ストーリーで読む人向け。アクション場面にスピード感はあるから文句など感じないが、美しい作画でないと…なんて感じる人は入れないかも。
「寄生獣」に初めて出会って読みふけった時の気分に近いかな。アレもヘタだが面白い!って感じだった。
画像でない?また?
諫山創著。
一巻を以前に古本ワゴンで安く買って読んで、そのうち続きを…と思ってたので2・3巻を買ってみました。
なんちゅーか、どう考えてもヘタなんだけど何か手に汗握り読まされる。「人喰いの巨人どもがキモイ」と家族は読まないけど、私はけっこう好きだ。二巻目では超絶ファイター・ミカサ(女の子だが)の過去などが語られてホロリ。
未回収の伏線、未説明の社会状況だらけだが、それが逆に読む者のワクワク心(というには悲惨な社会だけど)をそそる。このへんは、著者のセンスと気合いかな。
ストーリーで読む人向け。アクション場面にスピード感はあるから文句など感じないが、美しい作画でないと…なんて感じる人は入れないかも。
「寄生獣」に初めて出会って読みふけった時の気分に近いかな。アレもヘタだが面白い!って感じだった。
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ミラー衛星衝突 上 (創元SF文庫)
2012年5月11日 読書 コメント (14)
ロイス・マクマスター・ビジョルド著。
あああああああー!
やっとやっと、再会できました、マイルズ~(泣)
やっぱり、ひと駅のりこしちゃいましたよ。前半なんだけど…
あれだけ宇宙をまたにかけ、派手派手しい大冒険を重ねてきたあげく、シリーズ読んでる人なら知ってる「アノ事件」を経て、ちょっとオトナの憂愁をもたたえるようになったマイルズが、以前とも微妙に違った魅力を発揮してます。身体的ハンデはむしろ増えたもんなあ(^^;)
でも、自らの肉体を縛る不運に、頭脳とユーモア感覚とを武器に立ち向かってゆく果敢な魂は昔のまま。遺伝病の因子を持つ少年と宇宙船の模型をサカナに楽しいひとときを過ごす場面もよかった。
そしてやっぱり結構惚れっぽいよね。
今回のヒロインは古風なバラヤー人の人妻で、意外に地味(マイルズ好みの美人らしいが)。でも悪くない。色々問題のある夫に抑圧されていても、ちゃんと自分で決断するだけの芯の強さもある。あーくそ、早く続き(下巻)来てくれ~!
図書館で上下予約したら、なぜか上巻だけ先来ちゃって、でも下巻届くのを待ち切れず読みだしたら一気に読了しちゃったんだよ~(T^T)
あああああああー!
やっとやっと、再会できました、マイルズ~(泣)
やっぱり、ひと駅のりこしちゃいましたよ。前半なんだけど…
あれだけ宇宙をまたにかけ、派手派手しい大冒険を重ねてきたあげく、シリーズ読んでる人なら知ってる「アノ事件」を経て、ちょっとオトナの憂愁をもたたえるようになったマイルズが、以前とも微妙に違った魅力を発揮してます。身体的ハンデはむしろ増えたもんなあ(^^;)
でも、自らの肉体を縛る不運に、頭脳とユーモア感覚とを武器に立ち向かってゆく果敢な魂は昔のまま。遺伝病の因子を持つ少年と宇宙船の模型をサカナに楽しいひとときを過ごす場面もよかった。
そしてやっぱり結構惚れっぽいよね。
今回のヒロインは古風なバラヤー人の人妻で、意外に地味(マイルズ好みの美人らしいが)。でも悪くない。色々問題のある夫に抑圧されていても、ちゃんと自分で決断するだけの芯の強さもある。あーくそ、早く続き(下巻)来てくれ~!
図書館で上下予約したら、なぜか上巻だけ先来ちゃって、でも下巻届くのを待ち切れず読みだしたら一気に読了しちゃったんだよ~(T^T)
てごわいしみゅれーしょーん♪
2012年5月12日 ゲーム
ファイアーエムブレム封印の剣、ハードモード7章突入。5・6章で、ハードと言っても質より量か?と甘く考え始めてたが、目が覚めた。いやー7章、聞きしに勝るハードさだわ。ドラゴンナイトまで交えて質量ともに大軍がグングン迫ってきます。話しかけて味方にしないといけないキャラも(しかも少し離れて)いるので戦闘の計算だけですまないのがしんどい所。しかも待望の闘技場まであるのがニクい、いや憎たらしい(笑)
でもやりがいは、ある。
突出しすぎず友軍至急回収…
回収後全速力で戦線を下げるのが良策みたいだが(下げれば敵の前線と回復役を分断出来る)、ある程度は敵を削りつつ退きたいと思うのでムズかしい。
一度だけ5ターンまで行ったのが、疲れてきたか、ルウの回復忘れて突っ込ませて…死んだ。まだあと何度かやりなおさないと、適切な進軍は無理かな?回収は最速2ターン目で2人3ターンで残る1人行けるが、そのためにはロイを騎馬で担いで進むので、1ターン目に3人攻撃出来なくなるのが少し寂しい。いっそ輸送隊を控えにして、戦力(or回復役)一名増強するか…考えてみりゃこのマップ、武器屋も道具屋もあるんだしね。
毎日ポカばっかしてるから、こういうので頭をリセットしたいんだよね。寝不足はつのるけど。
でもやりがいは、ある。
突出しすぎず友軍至急回収…
回収後全速力で戦線を下げるのが良策みたいだが(下げれば敵の前線と回復役を分断出来る)、ある程度は敵を削りつつ退きたいと思うのでムズかしい。
一度だけ5ターンまで行ったのが、疲れてきたか、ルウの回復忘れて突っ込ませて…死んだ。まだあと何度かやりなおさないと、適切な進軍は無理かな?回収は最速2ターン目で2人3ターンで残る1人行けるが、そのためにはロイを騎馬で担いで進むので、1ターン目に3人攻撃出来なくなるのが少し寂しい。いっそ輸送隊を控えにして、戦力(or回復役)一名増強するか…考えてみりゃこのマップ、武器屋も道具屋もあるんだしね。
毎日ポカばっかしてるから、こういうので頭をリセットしたいんだよね。寝不足はつのるけど。
1978年、スタンリー・ドーネン監督作品。カラー(オマケ部分以外は)。
昔、映画館で見た、と思う(細部は忘れたが)。なんたって、「今ごろあのスタンリー・ドーネンで新作ミュージカルが観れるんか!」と当時は驚いた。既に「ザッツ・エンタティンメント」でクラシックミュージカル好きになってましたからね。
厳密には半分しかミュージカルではないけど。
1930年代、プログラム・ピクチャーってんですかね、お手軽で安価量産な短め映画の二本立て上映が普通だった時代を、あえて再現して見ました~っていうつくりなので、ボクシング映画「ダイナマイト・パンチ」とミュージカル「バクスター・レビュー1933」の二本立てで105分。更に前説にジョージ・バーンズ老が登場して一席ぶち、二本の間には「ゼロ・アワー」なるWWI戦争映画の予告編まではさまる。
ニッチなクラシック映画好きピンポイント狙いな作品ではある(笑)
同じよーな俳優さんたちが両方の映画に次々出てきてほぼ同じ役をやったり、正反対の役をやったりというのも見どころ、楽しみどころ。
主演はなんと、ジョージ・C・スコット。いやねー、こういうアクと押しの塊みたいな人は私とても苦手なんですよ、名優だけど。…とはいえ、この映画では珍しく、主演だしイイ人に徹していて、それもタイプの違うイイ人で、ちゃんとしみじみイイ人に見えるのはさすがです。この映画のスコットが、一番好きかもしれませんな私(←ヘタレ)。
最初のボクシング映画では、葉巻を口から離さない下町のジムの老オーナーで、眼鏡の奥の目がいかにも好々爺。一方、物語の主人公は法曹家志望の苦学生だが、妹の目の手術費を稼ぐためボクサーとしてデビューする青年で、当然悪女の誘惑とか八百長の誘いとかありそうなネタがキッチリ入ってきます。いかにもな人情スポーツ物。
難点はこの青年役、ハリー・ハムリンがとてもとても頭悪そーなことかなあ?(^^;)
モノクロの予告編「ゼロ・アワー」をはさんで、二本目が待望のミュージカル!
さて二本目のスコットは、一転して全身ビシっとスタイリッシュに決めたブロードウェイのプロデューサー・“スパッツ”・バクスター。主治医に余命一カ月と宣告された彼は、生き別れの娘に遺すため是非あと一本ヒット作をと考えて奮闘する。ダンサー志望の娘(レベッカ・ヨーク)と音楽家志望の青年(バリー・ボストウィック)に、問題ばかり起こす傲慢な看板女優も絡んで、波乱の末に初日の幕は上がり…
お約束のバスビー・バークレー調(俯瞰で幾何学模様が楽しめる振付)はしっかり入ってるけど、そこはそれドーネンだしカラーから、4~50年代のMGMミュージカル爛熟期の気配もちらちら混じり、勿論おとなしめながらおおいに楽しめた。ボストウィックが売り込みでちょっとアクロバティックに歌い踊るところはMGMミュージカル色。舞台上でヒロインが「ダディ…!」と声をあげるシーンなど、ハッとするような映画的感興をそそる。ああ、やっぱりミュージカルって、音楽にのせての演出っていいなあ…。
ちなみに振付はあのマイケル・キッドらしい。ついでにキッドは、「一作目」のボクサーの父親役でちょこっと画面にも出てる。
他のキャストを振り返ると、二作とも似たような役のレッド・バトンズ(ボスの助手)とアート・カーニー(医師)、対称的な役で魅せるさトリッシュ・ヴァン・ディーヴァー(地味な眼鏡の清純派⇔悪女と、鮮やかに化ける!)とイーライ・ウォラック(ギャングと好々爺と)。バーバラ・ハリスやアン・ラインキング(「オール・ザッツ・ジャズ」の)など一方だけの出演者にも興味深い顔ぶれが。
特に、チョイ役だがカーニーの威厳はよかったねえ。喋ってる医学的内容があやしげなだけに余計に(笑)
ボストウィック&ヨークも、ミュージカル最盛期みたいな圧倒的テクニックは感じられないけど雰囲気は出ていた。メイクのせいか馬顔のライザ・ミネリな感じだったぞ。
予告編の空の三勇士はスコット、バトンズ、ウォラック、って、平均年齢がハンパない(笑)
あえてちゃちい作り、ありがち展開や、今じゃありえまいなセリフと使い回し風キャスティングを強行してるけど、そこを楽しめるむきにはオススメです。
それと30年代のファッションが好きなかたにも。男がみんな帽子かぶってて、いいよねえ(笑)
昔、映画館で見た、と思う(細部は忘れたが)。なんたって、「今ごろあのスタンリー・ドーネンで新作ミュージカルが観れるんか!」と当時は驚いた。既に「ザッツ・エンタティンメント」でクラシックミュージカル好きになってましたからね。
厳密には半分しかミュージカルではないけど。
1930年代、プログラム・ピクチャーってんですかね、お手軽で安価量産な短め映画の二本立て上映が普通だった時代を、あえて再現して見ました~っていうつくりなので、ボクシング映画「ダイナマイト・パンチ」とミュージカル「バクスター・レビュー1933」の二本立てで105分。更に前説にジョージ・バーンズ老が登場して一席ぶち、二本の間には「ゼロ・アワー」なるWWI戦争映画の予告編まではさまる。
ニッチなクラシック映画好きピンポイント狙いな作品ではある(笑)
同じよーな俳優さんたちが両方の映画に次々出てきてほぼ同じ役をやったり、正反対の役をやったりというのも見どころ、楽しみどころ。
主演はなんと、ジョージ・C・スコット。いやねー、こういうアクと押しの塊みたいな人は私とても苦手なんですよ、名優だけど。…とはいえ、この映画では珍しく、主演だしイイ人に徹していて、それもタイプの違うイイ人で、ちゃんとしみじみイイ人に見えるのはさすがです。この映画のスコットが、一番好きかもしれませんな私(←ヘタレ)。
最初のボクシング映画では、葉巻を口から離さない下町のジムの老オーナーで、眼鏡の奥の目がいかにも好々爺。一方、物語の主人公は法曹家志望の苦学生だが、妹の目の手術費を稼ぐためボクサーとしてデビューする青年で、当然悪女の誘惑とか八百長の誘いとかありそうなネタがキッチリ入ってきます。いかにもな人情スポーツ物。
難点はこの青年役、ハリー・ハムリンがとてもとても頭悪そーなことかなあ?(^^;)
モノクロの予告編「ゼロ・アワー」をはさんで、二本目が待望のミュージカル!
さて二本目のスコットは、一転して全身ビシっとスタイリッシュに決めたブロードウェイのプロデューサー・“スパッツ”・バクスター。主治医に余命一カ月と宣告された彼は、生き別れの娘に遺すため是非あと一本ヒット作をと考えて奮闘する。ダンサー志望の娘(レベッカ・ヨーク)と音楽家志望の青年(バリー・ボストウィック)に、問題ばかり起こす傲慢な看板女優も絡んで、波乱の末に初日の幕は上がり…
お約束のバスビー・バークレー調(俯瞰で幾何学模様が楽しめる振付)はしっかり入ってるけど、そこはそれドーネンだしカラーから、4~50年代のMGMミュージカル爛熟期の気配もちらちら混じり、勿論おとなしめながらおおいに楽しめた。ボストウィックが売り込みでちょっとアクロバティックに歌い踊るところはMGMミュージカル色。舞台上でヒロインが「ダディ…!」と声をあげるシーンなど、ハッとするような映画的感興をそそる。ああ、やっぱりミュージカルって、音楽にのせての演出っていいなあ…。
ちなみに振付はあのマイケル・キッドらしい。ついでにキッドは、「一作目」のボクサーの父親役でちょこっと画面にも出てる。
他のキャストを振り返ると、二作とも似たような役のレッド・バトンズ(ボスの助手)とアート・カーニー(医師)、対称的な役で魅せるさトリッシュ・ヴァン・ディーヴァー(地味な眼鏡の清純派⇔悪女と、鮮やかに化ける!)とイーライ・ウォラック(ギャングと好々爺と)。バーバラ・ハリスやアン・ラインキング(「オール・ザッツ・ジャズ」の)など一方だけの出演者にも興味深い顔ぶれが。
特に、チョイ役だがカーニーの威厳はよかったねえ。喋ってる医学的内容があやしげなだけに余計に(笑)
ボストウィック&ヨークも、ミュージカル最盛期みたいな圧倒的テクニックは感じられないけど雰囲気は出ていた。メイクのせいか馬顔のライザ・ミネリな感じだったぞ。
予告編の空の三勇士はスコット、バトンズ、ウォラック、って、平均年齢がハンパない(笑)
あえてちゃちい作り、ありがち展開や、今じゃありえまいなセリフと使い回し風キャスティングを強行してるけど、そこを楽しめるむきにはオススメです。
それと30年代のファッションが好きなかたにも。男がみんな帽子かぶってて、いいよねえ(笑)
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読んだかどうだか忘れて「ジーヴスと朝のよろこび」を読んでいた。読めば読むほど、「これ以前に読んでるなぁ」と思ったが、なんだかとまらなくて最後まで行った。
疲れには、じんわりと効くウッドハウス…
しかし、なんだかまた、diarynoteのAmazonリンクが変になってるような?
疲れには、じんわりと効くウッドハウス…
しかし、なんだかまた、diarynoteのAmazonリンクが変になってるような?
昨夜は「封印の剣」、13ターンまでいったのに、一人死んだ。んー残念。
10ターン目に出てくる増援が反則。ここでLv.15のぎんのやり持ちSナイトって、なんだよもう。
(味方は最高でも12、攻撃陣の平均だと9か10くらい)
まあ、だいぶ序盤の要領はわかってきた気がするからまたやりなおそ。
まだ闘技場で稼いですらいないんだし(^^;)
10ターン目に出てくる増援が反則。ここでLv.15のぎんのやり持ちSナイトって、なんだよもう。
(味方は最高でも12、攻撃陣の平均だと9か10くらい)
まあ、だいぶ序盤の要領はわかってきた気がするからまたやりなおそ。
まだ闘技場で稼いですらいないんだし(^^;)
あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)
2012年5月16日 読書
長谷敏司著。
人間の人格や経験をデータとして書き出し、それを他者が利用する新システムの開発を指揮していたサマンサは、余命数か月と宣告され、輝かしい未来を失ったまま、死の恐怖への抵抗として一人で研究を続ける。彼女の生み出した“物語を書く”実験体の仮想人格≪wanna be≫と、病による激痛、それだけが彼女のパートナー。
孤独で頑固な彼女が最後に見たものは…
天才的研究者なヒロインがひたすらひたすらひたすら死に向き合う話。同著者のラノベ「円環少女」と違ってギャグはない。ロマンチックもほとんどない。地味な話。だが、いろいろ考えさせられる。濃い話だった…
人間の人格や経験をデータとして書き出し、それを他者が利用する新システムの開発を指揮していたサマンサは、余命数か月と宣告され、輝かしい未来を失ったまま、死の恐怖への抵抗として一人で研究を続ける。彼女の生み出した“物語を書く”実験体の仮想人格≪wanna be≫と、病による激痛、それだけが彼女のパートナー。
孤独で頑固な彼女が最後に見たものは…
天才的研究者なヒロインがひたすらひたすらひたすら死に向き合う話。同著者のラノベ「円環少女」と違ってギャグはない。ロマンチックもほとんどない。地味な話。だが、いろいろ考えさせられる。濃い話だった…
TRAFALGAR(トラファルガー) <宙組>
2012年5月17日 演劇
子供の頃、親が宝塚歌劇の招待券をもらってきたので何度か見に行ったことはある。(ある意味もったいない話かも)
そこから計算するとまことにン十年ぶりだが、スカパーでやってたので見た。
…DVDも売ってるんですねえ(画像リンク参照)。
宝塚どころか舞台も見慣れてない人間の感想なんであてにせず読むべし。
なぜ急にって? …もちろん、ネルソン&エマ話だからだ。
(帆船モノだとたしか青池保子さん原作の「エル・アルコン」も、宝塚はやったと思うが未見)
オープニングだけ見て、…ふーん…と思ってしばらく放っていた。
オープニング曲の「Victory」が、主役ネルソンの人があまりうまくない気がしたから。(ナポレオン(蘭寿とむ)の方が文句なくうまかった)
ただ、しばらくたって見直したら、なんか一気に見てしまったよ!
寝る前の歯磨きしながらちょっと再生スイッチを入れてみたら、一時間近く歯ブラシくわえてた(馬鹿)。
「Victory」はその後も何度か歌われるが、オープニング以外は、ネルソンいい感じで歌えてたしね。あと愛のテーマな「ぬくもりがどーたら」という歌も。
ビジュアルは全般的に、予想以上にいい感じ。ネルソン-ナポレオン時代の軍服いいなー。
しかも、女性(男役)が着てもかなりしっくり格好良い。たぶん胸元ががっちり平面的に飾る巨大なえりの折り返しとか華麗に張り渡される金色の飾り紐とか、派手な肩章とか、そしてしぼったウェストラインや、前だけブリーチ(半ズボン)がしっかり見え腰の後ろ側は裾が長めにカバーする独特のシルエットが、体型の男女差をめだたなくしてくれる。
昔より、若い人たちが全般的に背が高くなってるのもいいんだろうね。
…ネルソンとナポレオンはそう大きくなかったけど。(だが、それがいい。←史実だし)
女性陣のドレスもよかったけど、ナイルからのネルソン凱旋を迎える市民の踊りの所だけ時代考証変だったのが残念。18世紀末なのにメリー・ポピンズみたいな格好やめてほしい。
脚本は意外にフツーにネルソン伝だった。歴史的背景も歌と踊りの中、強引に解説が歌詞に入ってた。あれは元々世界史好きでないとちょっとつらいかもだが。ツーロンでネルソンの名を知るとか、バラスを放逐し第一執政の座に着く場面とか、ナポレオン側の描写が時々はさまるのもふーんなるほど、だった(元々世界史好きでないと…以下略)。
ネルソンとエマだけだと不倫話だけになっちゃうしまあこれでよかったんでは。
さて、不倫話だからとかいいつつも、恋愛描写も一応納得のデキと思う。ネルソン(大空祐飛)は冒頭の、不器用で堅い感じの「英雄的艦長」から恋を通じて乱れたり悟ったりと人間的な変化を見せる。天然なようでそれだけでもないエマ(野々すみ花)は歌の安定感も含めてちょっと子供っぽいけど良かった。ツンケンしたネルソン夫人(花影アリス)がちらりと心の揺らぎを見せるのも、エマと気持ちの齟齬はあるがソフトで優雅な感じのサー・ウィリアム・ハミルトン(北翔海莉)も、四角関係のアンサンブルはきちんといけてた。
それにしても、もはや宝塚って、ヒゲいくらでもOKな時代なんだねえ。ハミルトンのほか何人かヒゲオジサマがいた。
あと、ネルソンの右腕ハーディ役(悠未ひろ)も、長身で適当にコミカルな息抜き的存在を好演し印象に残る。kiss me はなかったが。
フランス側では、ナポレオンは別格として、ちょっと出てやられるだけだがバラス役の人が印象的だった(鳳樹いち)。女性がやるだけに、総ての登場人物がそこそこイケメン(ハミルトン卿まで)という世界になるのだが、うさんくさいカッコよさが表現されてた!
弟リュシアン(春風弥里)は黒幕的でおいしい役なはずだがちょっと地味だったかも。
ネルソンとナポレオンが直接会わないため、舞台美術はシンプルで象徴的なものが多く興味深かった。私がミュージカル映画好きな為かもしれないが、結構楽しめたです。
「西洋史」をちゃんと意識したつくりだけど、ネルソンだから見る、という人は、ドラマにからめるためにネルソンの怪我などについて史実と多少変えているのは我慢しましょう。でも、「英国は…」の信号旗を『Z旗』と呼ぶのはやめて欲しかったぞ。
ついでにasahi.comニュースのリンクつけときます(写真とかあるし)。
http://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201007160138.html
そこから計算するとまことにン十年ぶりだが、スカパーでやってたので見た。
…DVDも売ってるんですねえ(画像リンク参照)。
宝塚どころか舞台も見慣れてない人間の感想なんであてにせず読むべし。
なぜ急にって? …もちろん、ネルソン&エマ話だからだ。
(帆船モノだとたしか青池保子さん原作の「エル・アルコン」も、宝塚はやったと思うが未見)
オープニングだけ見て、…ふーん…と思ってしばらく放っていた。
オープニング曲の「Victory」が、主役ネルソンの人があまりうまくない気がしたから。(ナポレオン(蘭寿とむ)の方が文句なくうまかった)
ただ、しばらくたって見直したら、なんか一気に見てしまったよ!
寝る前の歯磨きしながらちょっと再生スイッチを入れてみたら、一時間近く歯ブラシくわえてた(馬鹿)。
「Victory」はその後も何度か歌われるが、オープニング以外は、ネルソンいい感じで歌えてたしね。あと愛のテーマな「ぬくもりがどーたら」という歌も。
ビジュアルは全般的に、予想以上にいい感じ。ネルソン-ナポレオン時代の軍服いいなー。
しかも、女性(男役)が着てもかなりしっくり格好良い。たぶん胸元ががっちり平面的に飾る巨大なえりの折り返しとか華麗に張り渡される金色の飾り紐とか、派手な肩章とか、そしてしぼったウェストラインや、前だけブリーチ(半ズボン)がしっかり見え腰の後ろ側は裾が長めにカバーする独特のシルエットが、体型の男女差をめだたなくしてくれる。
昔より、若い人たちが全般的に背が高くなってるのもいいんだろうね。
…ネルソンとナポレオンはそう大きくなかったけど。(だが、それがいい。←史実だし)
女性陣のドレスもよかったけど、ナイルからのネルソン凱旋を迎える市民の踊りの所だけ時代考証変だったのが残念。18世紀末なのにメリー・ポピンズみたいな格好やめてほしい。
脚本は意外にフツーにネルソン伝だった。歴史的背景も歌と踊りの中、強引に解説が歌詞に入ってた。あれは元々世界史好きでないとちょっとつらいかもだが。ツーロンでネルソンの名を知るとか、バラスを放逐し第一執政の座に着く場面とか、ナポレオン側の描写が時々はさまるのもふーんなるほど、だった(元々世界史好きでないと…以下略)。
ネルソンとエマだけだと不倫話だけになっちゃうしまあこれでよかったんでは。
さて、不倫話だからとかいいつつも、恋愛描写も一応納得のデキと思う。ネルソン(大空祐飛)は冒頭の、不器用で堅い感じの「英雄的艦長」から恋を通じて乱れたり悟ったりと人間的な変化を見せる。天然なようでそれだけでもないエマ(野々すみ花)は歌の安定感も含めてちょっと子供っぽいけど良かった。ツンケンしたネルソン夫人(花影アリス)がちらりと心の揺らぎを見せるのも、エマと気持ちの齟齬はあるがソフトで優雅な感じのサー・ウィリアム・ハミルトン(北翔海莉)も、四角関係のアンサンブルはきちんといけてた。
それにしても、もはや宝塚って、ヒゲいくらでもOKな時代なんだねえ。ハミルトンのほか何人かヒゲオジサマがいた。
あと、ネルソンの右腕ハーディ役(悠未ひろ)も、長身で適当にコミカルな息抜き的存在を好演し印象に残る。kiss me はなかったが。
フランス側では、ナポレオンは別格として、ちょっと出てやられるだけだがバラス役の人が印象的だった(鳳樹いち)。女性がやるだけに、総ての登場人物がそこそこイケメン(ハミルトン卿まで)という世界になるのだが、うさんくさいカッコよさが表現されてた!
弟リュシアン(春風弥里)は黒幕的でおいしい役なはずだがちょっと地味だったかも。
ネルソンとナポレオンが直接会わないため、舞台美術はシンプルで象徴的なものが多く興味深かった。私がミュージカル映画好きな為かもしれないが、結構楽しめたです。
「西洋史」をちゃんと意識したつくりだけど、ネルソンだから見る、という人は、ドラマにからめるためにネルソンの怪我などについて史実と多少変えているのは我慢しましょう。でも、「英国は…」の信号旗を『Z旗』と呼ぶのはやめて欲しかったぞ。
ついでにasahi.comニュースのリンクつけときます(写真とかあるし)。
http://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201007160138.html
ミラー衛星衝突 下 (創元SF文庫)
2012年5月18日 読書 コメント (4)
やっと下巻ゲット。
視点がマイルズとエカテリン二人分なのは、エカテリンを書きたいきもちが強かったからみたいですね。終盤マイルズをさしおくほどに大活躍のエカテリン。
ラストの二人のやりとりもほのぼの可笑しくて素敵でした。あー、次の邦訳出るのはいつだ~!!
今日は久々一日中家にいて、あそびまくって昼寝もしました。こうこなくちゃ。
土日とも出勤だし…(くすん)
視点がマイルズとエカテリン二人分なのは、エカテリンを書きたいきもちが強かったからみたいですね。終盤マイルズをさしおくほどに大活躍のエカテリン。
ラストの二人のやりとりもほのぼの可笑しくて素敵でした。あー、次の邦訳出るのはいつだ~!!
今日は久々一日中家にいて、あそびまくって昼寝もしました。こうこなくちゃ。
土日とも出勤だし…(くすん)
千の風がきこえる (どうでもいい話)
2012年5月20日 お仕事どうって話でもないが、職場のエレベータの前になぜか貼ってある手書きメモ。
こう書いてある…
納品書を
ためないで
ください
毎日
もってあがって
ください
これを目にするたびに、脳内で「千の風になって」のメロディが流れて、つい笑ってしまうのは、私だけ…
なんでしょうけどねえ…(^^;)
こう書いてある…
納品書を
ためないで
ください
毎日
もってあがって
ください
これを目にするたびに、脳内で「千の風になって」のメロディが流れて、つい笑ってしまうのは、私だけ…
なんでしょうけどねえ…(^^;)
さらばロンメル〈上〉 (扶桑社ミステリー)
2012年5月21日 読書 コメント (6)
うーみゅ、画像出ないな。これはdiarynoteでなくAmazonのせいだが。
ローレンス・ウェルズ著。
「壮烈第七騎兵隊」の感想を日記に書いた時に、「南北戦争時の戦闘描写があるよ~」と、オススメいただいたモノ。
南北戦争×ロンメル×フォークナー、という、けっこう珍しいとりあわせ。上巻をまだ読み切ってもいないのだが(今250ページあたり)、そして多分まだ全然本題にも入ってないのだが、なかなか面白い。
軍務なのだが朋輩の将校数名とともに偽名+平服で1937年のアメリカに旅したロンメル。通訳としてロンメルに接した米軍のスパイグナー中尉はロンメルの人間的魅力にひきつけられる…。(なんか萌えそうなイキオイすらある。ロンメルは45歳なのだが、なんだかけっこーピュア?で可愛いのだった。若いスパイグナーが一緒にバイクにタンデムするところで「ウィンブルドン」を思い出したのは私だけだろう(笑))
パーティで出会った作家ウィリアム・フォークナーもまじえての、南北戦争の古戦場めぐりを楽しむ彼らだが、たぶん戦争が始まってからまた運命がからまったりするのかな…
そもそもなぜアメリカへ派遣されたかもまだ明らかになっていない。
だが、ロンメルが目を見張る30年代後半のアメリカの姿は、いかにもだが楽しい。キャグニーだのジミー・スチュアートだのがカッポした、あの30年代アメリカだ!ワシントンの、あのリンカーン像の所にも行く場面がある。そして、南北戦争中の個々の戦闘についての記述というか描には結構引き込まれる。
下巻が、というか続きが楽しみだ。が同時にちょっと心配でもある(なまじ南北戦争話が面白いから、「本題」に入ってから物語の面白さが失速しやしないか、かえって不安(笑))。
ローレンス・ウェルズ著。
「壮烈第七騎兵隊」の感想を日記に書いた時に、「南北戦争時の戦闘描写があるよ~」と、オススメいただいたモノ。
南北戦争×ロンメル×フォークナー、という、けっこう珍しいとりあわせ。上巻をまだ読み切ってもいないのだが(今250ページあたり)、そして多分まだ全然本題にも入ってないのだが、なかなか面白い。
軍務なのだが朋輩の将校数名とともに偽名+平服で1937年のアメリカに旅したロンメル。通訳としてロンメルに接した米軍のスパイグナー中尉はロンメルの人間的魅力にひきつけられる…。(なんか萌えそうなイキオイすらある。ロンメルは45歳なのだが、なんだかけっこーピュア?で可愛いのだった。若いスパイグナーが一緒にバイクにタンデムするところで「ウィンブルドン」を思い出したのは私だけだろう(笑))
パーティで出会った作家ウィリアム・フォークナーもまじえての、南北戦争の古戦場めぐりを楽しむ彼らだが、たぶん戦争が始まってからまた運命がからまったりするのかな…
そもそもなぜアメリカへ派遣されたかもまだ明らかになっていない。
だが、ロンメルが目を見張る30年代後半のアメリカの姿は、いかにもだが楽しい。キャグニーだのジミー・スチュアートだのがカッポした、あの30年代アメリカだ!ワシントンの、あのリンカーン像の所にも行く場面がある。そして、南北戦争中の個々の戦闘についての記述というか描には結構引き込まれる。
下巻が、というか続きが楽しみだ。が同時にちょっと心配でもある(なまじ南北戦争話が面白いから、「本題」に入ってから物語の面白さが失速しやしないか、かえって不安(笑))。
誇り高き戦場DVD。
2012年5月24日 映画 コメント (4)
1967年、ラルフ・ネルソン監督作品。
アメリカ人指揮者チャールトン・ヘストンVSドイツの将軍マクシミリアン・シェルの熱き戦い(物理的ではなく精神的な、プライドの戦い)については、前にも熱く語っているので細かい事は抜きで。(http://13374.diarynote.jp/200909080047383316/参照)
遅番で11時近くなって帰宅して、でも明日休みだから何か見たい、名作でもしんきくさいのはこの状況ではさすがにヤだ、と思って、DVD買ったけどまだ見てなかった(見直してなかった)コレを見ました。
大昔のTV放映とその録画は何度も見ていたけど、DVDの綺麗画質はやっぱりいいねえ。DVDとして特に綺麗ってわけじゃないけどこれまでVHS画質だったから。
雪の中の機甲師団とお城とドイツ軍の軍服、と、妙に乙女心をくすぐる映画ですし(逝)。
いや、乙女心…ですよ…たぶん…
指揮者は裏が赤色の黒マントをひるがえしたりしてるし。
シナリオには、なにかとツッコミどころがあるのは認めますが、逆にいうとマンガチックな面白さがある異色戦争秘話って感じで、やっぱりなんか楽しかったー。
マクシミリアン・シェルのファンにはマストアイテムかも。かなり出ずっぱりでのキザキザな演技が楽しめます。ラストは絶対ヘストンよりシェルの方がカッコイイと思う。ただのドキザじゃなく知性がビームになって放たれそうな目ヂカラが素晴らしい。
また、軍服のコートもなぜか三種類くらい着替えてみせてくれているような。
さらに言いつのると、シェル、鋭い眼もとが最大のチャームポイントですが、口元からアゴのあたりがクドいので、第二のマストアイテムとしては、「ジャワの東」のDVD化を希望します。たしかこの映画ではアゴヒゲをたくわえていた筈で。
ビミョーな作品を色々出してくれる、キングレコードとかスティングレイあたりで何とかならんかしら。スティングレイの「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」もとうとう注文しちゃいましたもん。高価いけど。
さあ、明日はたっぷり昼寝をしないと。あさってのお仕事に備えて…
アメリカ人指揮者チャールトン・ヘストンVSドイツの将軍マクシミリアン・シェルの熱き戦い(物理的ではなく精神的な、プライドの戦い)については、前にも熱く語っているので細かい事は抜きで。(http://13374.diarynote.jp/200909080047383316/参照)
遅番で11時近くなって帰宅して、でも明日休みだから何か見たい、名作でもしんきくさいのはこの状況ではさすがにヤだ、と思って、DVD買ったけどまだ見てなかった(見直してなかった)コレを見ました。
大昔のTV放映とその録画は何度も見ていたけど、DVDの綺麗画質はやっぱりいいねえ。DVDとして特に綺麗ってわけじゃないけどこれまでVHS画質だったから。
雪の中の機甲師団とお城とドイツ軍の軍服、と、妙に乙女心をくすぐる映画ですし(逝)。
いや、乙女心…ですよ…たぶん…
指揮者は裏が赤色の黒マントをひるがえしたりしてるし。
シナリオには、なにかとツッコミどころがあるのは認めますが、逆にいうとマンガチックな面白さがある異色戦争秘話って感じで、やっぱりなんか楽しかったー。
マクシミリアン・シェルのファンにはマストアイテムかも。かなり出ずっぱりでのキザキザな演技が楽しめます。ラストは絶対ヘストンよりシェルの方がカッコイイと思う。ただのドキザじゃなく知性がビームになって放たれそうな目ヂカラが素晴らしい。
また、軍服のコートもなぜか三種類くらい着替えてみせてくれているような。
さらに言いつのると、シェル、鋭い眼もとが最大のチャームポイントですが、口元からアゴのあたりがクドいので、第二のマストアイテムとしては、「ジャワの東」のDVD化を希望します。たしかこの映画ではアゴヒゲをたくわえていた筈で。
ビミョーな作品を色々出してくれる、キングレコードとかスティングレイあたりで何とかならんかしら。スティングレイの「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」もとうとう注文しちゃいましたもん。高価いけど。
さあ、明日はたっぷり昼寝をしないと。あさってのお仕事に備えて…
1964年、ジョン・フォード監督作品。カラー。
英語字幕のみの輸入盤を買ったまま放っていたが(近年、16ミリフィルムだが日本語字幕つき自主上映で観賞できたため)、ようやく観賞。
(自主上映見た時の印象は、http://13374.diarynote.jp/200910042236528181/参照)
リージョン1と思ってたが、実はリージョンオールだったらしい。
ラッキィ!!!
1878年。
シャイアン族は、住み慣れた地域から1500マイルも離れた、アメリカ政府の指定した居留地に移転させられていた。政府の約束した支援物資は滞り、予定の会合に来る筈の政府要人たちも、一族総出で待ち構えるシャイアン族の前に姿を見せない。
政府(白人)の不誠実に絶望し、数百人にまで減ったシャイアン族は騎兵隊を振り切り、父祖の地へ帰ろうと過酷な旅に出る…
史実を基にし、西部開拓史の暗部をついたテーマだけに、楽しいものにはなりようがない話。それにいささか長い(3時間近い)。が、厳しく美しい西部の景観(真夏に始まった旅は、秋から厳冬へと長い長いものとなる)はフォードのオハコだし、端役に至るまでクスリとさせるような描写をこまめにはさむ語りのテクニックで、長いがそれなりに見せる。
個人的には、中盤のダッジ・シティのコミカルな一幕は少し浮いてると思うけど。ジェームズ・スチュアートとアーサー・ケネディがワイアット・アープとドク・ホリディとして登場し、ジョン・キャラダインとカードゲームに興じるのは確かにファンサービスだが、せめて室内のシーンまででとどめとけばよかったのになぁ。屋外でのドタバタは蛇足。
そして残念なのは、ラスト、せっかく内務長官E.G.ロビンソンを引っ張り出してきたのに、スクリーンプロセスまるわかり…なんであそこだけあんなに…うううう…
それ以外が美しい映像に満ちているだけにガックリする。追跡が続くうち、夏から秋に移り変わっていたところの風景など心にしみるし…。
アメリカにもちょっとは良心が残ってたかと、感動するところなんだけどな。
MYご贔屓リチャード・ウィドマーク様は、追跡隊の指揮官でありながらシャイアンの苦渋を理解し、多数の女子供を含む彼らを救えないものかと心を砕く“良心的”な白人。トップ・ビリングだが、群像劇っぽい構成と、上司も部下もやたら好戦的で彼の言う事を聞かないし、求婚している相手(キャロル・ベイカー)は逆に、シャイアンに同情的なあまり彼らの旅にくっついて行き姿を消してしまう、ひたすらソンな役回り。シャイアン族の人々(リカルド・モンタルバン、ギルバート・ローランド、ドロレス・デル・リオら)が非常に堂々と威厳に満ちた人々として描かれているぶん、存在感は弱く見えるかもしれない…が、コワモテでありつつ不思議に繊細な、独特の魅力を発揮していると思う。西部があんなに似合うのに根はインテリ、コワモテだけどマッチョじゃない、という、この人ならではの味わいですね。“理想主義的”で誠実な人物なせいか、なんだかモノすごくみずみずしく若く見える演技で、同じフォードの「馬上の二人」(これもインディアン問題がテーマ)の将校役ともクリソツである。
…実年齢は50歳くらいなのだが(爆)
いや、ラブリーチャーミーだから何でもいいです(^^;)
ナレーションも彼がつけてくれているのが、ちょっと嬉しい。
所謂二枚目声ではないが、歯切れがよく聞き取りやすい、知性を感じさせる声だと思う(*^^*)。
…結局は、ミーハーに堕ちてゆく私であった(笑)
とにかく、そこそこ安くて(日本のAmazonでも約1700円、直接海外から買うと更にお安い)、英語字幕つきでリージョンオール。
コレは意外とオイシイ買い物でした。
英語字幕のみの輸入盤を買ったまま放っていたが(近年、16ミリフィルムだが日本語字幕つき自主上映で観賞できたため)、ようやく観賞。
(自主上映見た時の印象は、http://13374.diarynote.jp/200910042236528181/参照)
リージョン1と思ってたが、実はリージョンオールだったらしい。
ラッキィ!!!
1878年。
シャイアン族は、住み慣れた地域から1500マイルも離れた、アメリカ政府の指定した居留地に移転させられていた。政府の約束した支援物資は滞り、予定の会合に来る筈の政府要人たちも、一族総出で待ち構えるシャイアン族の前に姿を見せない。
政府(白人)の不誠実に絶望し、数百人にまで減ったシャイアン族は騎兵隊を振り切り、父祖の地へ帰ろうと過酷な旅に出る…
史実を基にし、西部開拓史の暗部をついたテーマだけに、楽しいものにはなりようがない話。それにいささか長い(3時間近い)。が、厳しく美しい西部の景観(真夏に始まった旅は、秋から厳冬へと長い長いものとなる)はフォードのオハコだし、端役に至るまでクスリとさせるような描写をこまめにはさむ語りのテクニックで、長いがそれなりに見せる。
個人的には、中盤のダッジ・シティのコミカルな一幕は少し浮いてると思うけど。ジェームズ・スチュアートとアーサー・ケネディがワイアット・アープとドク・ホリディとして登場し、ジョン・キャラダインとカードゲームに興じるのは確かにファンサービスだが、せめて室内のシーンまででとどめとけばよかったのになぁ。屋外でのドタバタは蛇足。
そして残念なのは、ラスト、せっかく内務長官E.G.ロビンソンを引っ張り出してきたのに、スクリーンプロセスまるわかり…なんであそこだけあんなに…うううう…
それ以外が美しい映像に満ちているだけにガックリする。追跡が続くうち、夏から秋に移り変わっていたところの風景など心にしみるし…。
アメリカにもちょっとは良心が残ってたかと、感動するところなんだけどな。
MYご贔屓リチャード・ウィドマーク様は、追跡隊の指揮官でありながらシャイアンの苦渋を理解し、多数の女子供を含む彼らを救えないものかと心を砕く“良心的”な白人。トップ・ビリングだが、群像劇っぽい構成と、上司も部下もやたら好戦的で彼の言う事を聞かないし、求婚している相手(キャロル・ベイカー)は逆に、シャイアンに同情的なあまり彼らの旅にくっついて行き姿を消してしまう、ひたすらソンな役回り。シャイアン族の人々(リカルド・モンタルバン、ギルバート・ローランド、ドロレス・デル・リオら)が非常に堂々と威厳に満ちた人々として描かれているぶん、存在感は弱く見えるかもしれない…が、コワモテでありつつ不思議に繊細な、独特の魅力を発揮していると思う。西部があんなに似合うのに根はインテリ、コワモテだけどマッチョじゃない、という、この人ならではの味わいですね。“理想主義的”で誠実な人物なせいか、なんだかモノすごくみずみずしく若く見える演技で、同じフォードの「馬上の二人」(これもインディアン問題がテーマ)の将校役ともクリソツである。
…実年齢は50歳くらいなのだが(爆)
いや、ラブリーチャーミーだから何でもいいです(^^;)
ナレーションも彼がつけてくれているのが、ちょっと嬉しい。
所謂二枚目声ではないが、歯切れがよく聞き取りやすい、知性を感じさせる声だと思う(*^^*)。
…結局は、ミーハーに堕ちてゆく私であった(笑)
とにかく、そこそこ安くて(日本のAmazonでも約1700円、直接海外から買うと更にお安い)、英語字幕つきでリージョンオール。
コレは意外とオイシイ買い物でした。
職場の研修の計画を他の委員とたてなきゃなんない。
この委員会には今年はじめて入ったので、自分にはまだろくにアイデアはない。
「誰か職場で時間内にさくさくっと、いられ駆使できる特技のあるひといないかしら~」とリーダーがメールでのたまう。
(今は異動してしまったヒトが、Illustrator で展開してたかわいいゆるキャラを使った、えー、なんちゅーか、企画が案のひとつにあった)
…いられ…
ちょっと憧れがあるんだが。時間内にいられさわってみたい…なんて、それだけで、手をあげるわけにはいかないよなあ。
まだ一度もさわったことないんだもん(だからこそ、さわってみたいのだ)。
ふぉとしょとぺいんたーならある程度駆使したことがあるよ、とか言っても、畑違いのペイント系ソフトだからやっぱり全然意味ないかしら。基本的にはウチの職場は文系だから、PCに詳しい人や色んなソフト使える人って多分ごく一部な気がするけれど。
そもそもふぉとしょだって駆使するなんて域に達してるかどうか。CGイラスト自体、長い事新作描いてないよお…(涙)
なんて思いながら、ちょこっとinkspaceの入門書を借りて見たりする自分。←フリーのドローツール。
ばかかなあ…
この委員会には今年はじめて入ったので、自分にはまだろくにアイデアはない。
「誰か職場で時間内にさくさくっと、いられ駆使できる特技のあるひといないかしら~」とリーダーがメールでのたまう。
(今は異動してしまったヒトが、Illustrator で展開してたかわいいゆるキャラを使った、えー、なんちゅーか、企画が案のひとつにあった)
…いられ…
ちょっと憧れがあるんだが。時間内にいられさわってみたい…なんて、それだけで、手をあげるわけにはいかないよなあ。
まだ一度もさわったことないんだもん(だからこそ、さわってみたいのだ)。
ふぉとしょとぺいんたーならある程度駆使したことがあるよ、とか言っても、畑違いのペイント系ソフトだからやっぱり全然意味ないかしら。基本的にはウチの職場は文系だから、PCに詳しい人や色んなソフト使える人って多分ごく一部な気がするけれど。
そもそもふぉとしょだって駆使するなんて域に達してるかどうか。CGイラスト自体、長い事新作描いてないよお…(涙)
なんて思いながら、ちょこっとinkspaceの入門書を借りて見たりする自分。←フリーのドローツール。
ばかかなあ…
よく考えたら、考えなくても、今の職場の共用のぱそにはいられが入ってるんだなあ。
そうか、お昼休みにこっそりさわることはできるかも。
とりあえず今度はいられの解説書を図書館で借りて読んでる私ってヘンかな…でも…
そうか、お昼休みにこっそりさわることはできるかも。
とりあえず今度はいられの解説書を図書館で借りて読んでる私ってヘンかな…でも…
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