いくらでも、締切が過ぎてたり迫ってたりのモノを抱えているのだが、こそこそとこんなモノを読んでいるのがイカン。
結構一気に読んじゃったけど…

毎日眠いです。


赤川サンは元サラリーマンなだけに、勤め人が文楽に親しむの場合に「こうしてもらえたらいいのに」というのをズバズバ書いている。ひたすらミーハーに熱く語る三浦しをんサンとは一線を画した書きぶりだ。
でもいやほんと、シネコンとは言わないがもう少し見やすい劇場見やすい椅子ならもっといいのになー。上演時間のみならず、電話予約受付の時間だって、浮世離れした設定だ(上演は長く、電話受け付けは短い。そして割と変な時間から始まる…)。

更に言うと、インターネットで予約したチケットを、前もって発券しておいた方が当日慌てなくていいカナ、と仕事の帰りに文楽劇場へ寄ったら、発券機のご利用は18時まで、と書いてあってわたくし悶絶しました。ナニその早さ…
9時ごろまで、仮名手本忠臣蔵の舞台やっているさなかなのにだよ~。

というわけで、そりゃ文楽協会やら劇場やらに、改善の余地はいろいろあるけど、市長の見当違いなマネジメントとは違う方向性ですな。ただ、態度はクールなようでも文楽そのものへの愛はしっかとあるわけなんだな。苦言は文楽を楽しむための環境整備にこうすればもっと、文楽を楽しむ人が増えるのに!ということで。

あ、巻末対談で人形遣いの勘十郎さんが「字幕があるとそっちばっかり見られてしまうのであまり嬉しくないけど、評判はいいので…」と言ってらした件、「そっちばっかり見過ぎないよう」努力しながら見てますから~!そもそも文楽は、人形のほうだけでなくて語りや三味線の大夫さんのほうも見てみたりするので、多少は勘弁してください。
字幕があるとホントに心強いんですから。うん。

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