快盗ルビイ

2012年3月30日 映画
1988年、和田誠監督作品。

ううーん、なつかしい~!と、スカパーでやってたので録画。和田誠さん大好きなんですよね。クラシック映画と昔のスターにのめりこんだのは和田さんに多大な責任があります。
実は「麻雀放浪記」よりこっちの方が好きかも知れない。歌のシーンがあるから(爆)

こんなんでやってけるのか?と、あらためてオノレの人間性とか資質とかの低レベルさに打ちのめされる今日この頃、ひさびさに観たけど、やっぱりちょっと癒しでした。
早く寝たほうがいいのについ最後まで見てしまった。

そもそも原作のスレッサー作「怪盗ルビイ・マーチンスン」は、自称天才的犯罪者な冴えない従兄弟に振りまわされる青年の話。これをカワイイ女の子(日本人)とそれに振りまわされる青年の話にしちゃって、しかも、ルミだからルビィって、和田さんやっぱり天才だよね。

キョンキョンがばりばりに若くてキュートだったころ。
真田広之も、まだけっこう若くて、思い切り頼りなげなダメ青年を、ぶあついメガネをかけ、口元をだらしなくポカンとあけて、一生懸命ダサーく演ってるのがおかしい。声も意外とカワイイ…キョンキョンとのデュエットがとてもいい感じ。ミュージカルにも一家言ある和田さんならでは、全体としては抑制のきいた演出の中で、ここだけはわざとらしくならない程度にオシャレで華があっておみごと。脚本も作詞もタイトルロゴも、と、あれもこれも和田さんのハイセンスにあふれてる。

盗みに入った家でなぜかお風呂にはいっちゃう場面もいいなぁ。でもシャツを脱ぐと、二の腕(の筋肉)だけがキャラを裏切ってるのが笑える。鍛えちゃってるだろうからなあ…。

カメオな脇役たちもそれぞれ印象的。木の実ナナと岡田真澄の夫婦なんか濃すぎるぞ。
エンディング曲も、あーこのメロディちゃんと記憶にあるなあ、と、うれしくなったり。


…しかし…

あーーーーーーーっ、明日一日で本当に私の職場の机は片付くのか!? orz

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