俺たちフィギュアスケーター
2009年7月1日 映画 コメント (4)
2007年、ウィル・スペック;ジョシュ・ゴードン監督作品。
レンタルで視聴。おおおおおお、新しい…
でも内心これはロードショー時にちょっと「行きたいな」と思ってたのでした。おバカだ下品だ下ネタ下半身ギャグだと言われつつ…。だってひところ結構フィギュアスケート見てたんだもん~。アイスダンス>男子フリー>ペア>女子フリーという好みだったけど。
ワイルド・マッチョ系のチャズ(ウィル・フェレル)とナヨっとした王子様系のジミー(ジョン・ヘダー)は米国男子フィギュア界の二大スター。タイプも逆な上犬猿の仲の二人は、国際大会の表彰式でつかみ合いの大喧嘩をやらかし追放となるが、「追放された部門」以外なら規約のスキ間をついて復帰可能!てんでペアに転向することを考える。だからといって(そして大会申込締切までに、簡単にペアの相手となる女性が見つからなかったからといって…)史上初の男子ペア誕生、というのはあまりにも馬鹿馬鹿しい展開(笑)
でも、この馬鹿馬鹿しさがいいんですよ~。
男同士でべったりくっついて滑るのがやっぱりヤだな~の表情が笑える二人が繰り出す、強引に考え出された「男ペアならでは」の特殊技の数々。男女ペアではありえないジャンプやリフトの高さ(リフトは股間を持ちあげるからこその高さなのだが…うーん…)は迫力だが、「それって確かに男女ペアじゃ無理だし、観客総立ちだし凄い!ような気がするけど、美しいのかホントに?」なビミョーなものが多くて困っちゃう(笑)しかし、いがみあってた二人の気持ちが近づいていく過程や、登場人物たちがそれぞれ心に抱えた問題やら傷やらが、それなりにきちんとちりばめられているので、一生懸命な二人を見てると応援したくなる。勿論お約束の「ライバルの妨害」も強烈だ。
コメディだけど、良質なスポ根に必要なものはたいてい揃っているのである。
最初にかなり覚悟していたせいか、思ってたほどお下劣じゃなかった。むしろ、作る側が結構気を入れて作ってるのが伝わってきて…元有名フィギュア選手がゴマンとカメオ出演してるしねぇ。現役のサーシャ・コーエンまでいた。解説者役スコット・ハミルトンなんか出番も相当多いし、フィギュアの好きな人は見たら楽しいよ。衣装もどれもこれも素敵でそれっぽい!
選手たちのすべる演目も、みなあえて濃すぎるくらいの演出。最後のライバル・ペアの滑る「ケネディ&モンローの真実」のネタは是非フルレングスで見たかった!ハイライトシーン紹介にとどめられていたけど、七年目の浮気なワンピの"モンロー"が薬を飲みながら電話したり"ケネディ"がそれを吐かせたりってどんな振付だ~(笑)
こういうスポーツの祭典に必須なマスコットキャラが、やたら不幸な目にあってたのがまた死ぬほど笑えた。そう、なんだか必ず生まれるんだよね、ヘンなマスコットキャラ…あるある、って感じの「TV番組による紹介」をうまく組み込んでるところにもセンスを感じた。
主要登場人物のスケーティングは特訓プラスワイヤーアクションらしいです。ジャンプは凄いけど、スピンのスピードは物足りないかな。でも特別スケート経験のない俳優さんたちがこれだけやってたら十分立派だとも思う。
しかし、もうあえて細かいことは書かずにおきます。おバカ系のコメディで細部を前もって知りすぎるのはよくないと思うので。
とにかくフェレル、ヘダー両名ともバッチリな上、非常に性格の悪い凶悪な姉弟ペアを熱演したウィル・アーネット&アニー・ポーラーも大変良かった、この二人って実生活では夫婦だとか。
フィギュアがある程度好きで、おバカ系のコメディが好きな人なら最高に楽しめるはず☆
疲れた心にリフレッシュ♪
レンタルで視聴。おおおおおお、新しい…
でも内心これはロードショー時にちょっと「行きたいな」と思ってたのでした。おバカだ下品だ下ネタ下半身ギャグだと言われつつ…。だってひところ結構フィギュアスケート見てたんだもん~。アイスダンス>男子フリー>ペア>女子フリーという好みだったけど。
ワイルド・マッチョ系のチャズ(ウィル・フェレル)とナヨっとした王子様系のジミー(ジョン・ヘダー)は米国男子フィギュア界の二大スター。タイプも逆な上犬猿の仲の二人は、国際大会の表彰式でつかみ合いの大喧嘩をやらかし追放となるが、「追放された部門」以外なら規約のスキ間をついて復帰可能!てんでペアに転向することを考える。だからといって(そして大会申込締切までに、簡単にペアの相手となる女性が見つからなかったからといって…)史上初の男子ペア誕生、というのはあまりにも馬鹿馬鹿しい展開(笑)
でも、この馬鹿馬鹿しさがいいんですよ~。
男同士でべったりくっついて滑るのがやっぱりヤだな~の表情が笑える二人が繰り出す、強引に考え出された「男ペアならでは」の特殊技の数々。男女ペアではありえないジャンプやリフトの高さ(リフトは股間を持ちあげるからこその高さなのだが…うーん…)は迫力だが、「それって確かに男女ペアじゃ無理だし、観客総立ちだし凄い!ような気がするけど、美しいのかホントに?」なビミョーなものが多くて困っちゃう(笑)しかし、いがみあってた二人の気持ちが近づいていく過程や、登場人物たちがそれぞれ心に抱えた問題やら傷やらが、それなりにきちんとちりばめられているので、一生懸命な二人を見てると応援したくなる。勿論お約束の「ライバルの妨害」も強烈だ。
コメディだけど、良質なスポ根に必要なものはたいてい揃っているのである。
最初にかなり覚悟していたせいか、思ってたほどお下劣じゃなかった。むしろ、作る側が結構気を入れて作ってるのが伝わってきて…元有名フィギュア選手がゴマンとカメオ出演してるしねぇ。現役のサーシャ・コーエンまでいた。解説者役スコット・ハミルトンなんか出番も相当多いし、フィギュアの好きな人は見たら楽しいよ。衣装もどれもこれも素敵でそれっぽい!
選手たちのすべる演目も、みなあえて濃すぎるくらいの演出。最後のライバル・ペアの滑る「ケネディ&モンローの真実」のネタは是非フルレングスで見たかった!ハイライトシーン紹介にとどめられていたけど、七年目の浮気なワンピの"モンロー"が薬を飲みながら電話したり"ケネディ"がそれを吐かせたりってどんな振付だ~(笑)
こういうスポーツの祭典に必須なマスコットキャラが、やたら不幸な目にあってたのがまた死ぬほど笑えた。そう、なんだか必ず生まれるんだよね、ヘンなマスコットキャラ…あるある、って感じの「TV番組による紹介」をうまく組み込んでるところにもセンスを感じた。
主要登場人物のスケーティングは特訓プラスワイヤーアクションらしいです。ジャンプは凄いけど、スピンのスピードは物足りないかな。でも特別スケート経験のない俳優さんたちがこれだけやってたら十分立派だとも思う。
しかし、もうあえて細かいことは書かずにおきます。おバカ系のコメディで細部を前もって知りすぎるのはよくないと思うので。
とにかくフェレル、ヘダー両名ともバッチリな上、非常に性格の悪い凶悪な姉弟ペアを熱演したウィル・アーネット&アニー・ポーラーも大変良かった、この二人って実生活では夫婦だとか。
フィギュアがある程度好きで、おバカ系のコメディが好きな人なら最高に楽しめるはず☆
疲れた心にリフレッシュ♪