文楽夏休み公演が今日から申し込めるのだった。
寝る間を削ってとりあえずネット申込…

ね、眠い…(泣)

しかしなんで夏休み公演って、7月20日から8月5日まで、だなんて、ちょっと短めなんだろう?
夏場はやはり無理しちゃイカンということか?(ご高齢のかたも多いし…)

とりあえず、カイギだの行事だの家族旅行だのが入らなさそうなところでチケ取っといた。
はぁぁぁぁ、お願い、急に予定が入って来ませんように!
榊一郎著。

5巻目。まあまあ…
榊一郎はたくさん書いてるが、ギャグもまじえつつもハード感があるこっちの方がまだ好きかな~

しかし、まさか、まさかアノヒトを退場させてしまうとは…驚いたよ…
1948年、ノーマン・Z・マクロード監督作品。カラー。

スカパーで録画視聴。学生の時TVで見て以来。懐かしい~。
衛星劇場は契約してるパックに入ってない筈なんだけど、なぜか録画できたぞ♪しかも、数日後には続編「…の息子」もやってて録画出来たぞ♪♪
先月末頃、フレッツ光経由のテレビに変えたから「お試し」扱いになったのかな。ラッキー!

西部の女ガンマン、カラミティ・ジェーン(ジェーン・ラッセル)は、知事から『インディアンに武器を密売している悪徳武器商人を探り出せ』との依頼を受けて、密偵として動き出す。敵の目を欺くため、たまたま出会った歯医者のポッター(ボブ・ホープ)を籠絡し、夫婦として西へ向かう幌馬車隊に紛れ込むが…

ボブ・ホープ主演の西部劇コメディ。
4~50年代ならではの、ベタなギャグとまったりしたテンポがのどかでよろしい。
キス以上は許さず、うまいこと歯医者を囮として使い倒していたジェーンが、見栄っ張りでお調子者だが悪気のない彼に、何となくほだされていき、非力で小心者なポッターも、最後はピンチの彼女を救おうと知恵を絞って頑張るあたり、定番だが気持ちよくエンディングを迎えられる。
コメディなので西部劇としては書き割りっぽい画面だが、終盤のアクション展開はそれなりに迫力がありスリリング。歌は二曲。オスカーも取ったヒット曲「ボタンとリボン」は、ホープがアコーディオン片手に唄うトボけた曲。“西部より東部がいいよ~”という内容の歌詞だったのは完全に忘れてた(笑)。もう一曲は、黒幕の指示で密偵を誘惑しようとする酒場の歌姫アイリス・エイドリアンが歌う"Meetcha Round The Corner"。
昔のコメディは歌が入ってていいねえ。っていつも言ってるけど(笑)

グラマー女優ジェーン・ラッセルの大味さが女傑ジェーンにはよく合ってて、ホープとのマッチングもグッド☆アクションにまで期待しちゃダメですが、魅力的です。カラー撮影の華やかさもあり、ホープ・コメディの代表格に数えられるのも無理ないかなという感じ。

☆4とかつけると大げさになるのでやめとくけど、だらだら引っ張らず91分でさっぱりまとめた小味な楽しいコメディ。「腰抜け二挺拳銃の息子」は未見なので、こちらも楽しみです。
二匹目のドジョウに傑作なしとはいうけれど(笑)
でもホープなら、「姫君と海賊」やってくれないかな~どこかで…
帆船好きとしては幻の名画?です。
私の愛した、Win95
引っ越し後の片付けはまだまだ途上。

SHARPの名機 Mebius N ote PC-A335。出てきたので、10余年ぶりに電源入れてみました。
さすがに今が何年何月何日か教えろ、と聞いては来ましたが、いやー、Windows95、まだちゃんと動くじゃーん♪感動しました(T^T)
液晶は11.3型と、今の常識で見ると小さいくせに、全体に厚みがあって持ち重りがする所に時代が感じられる…

私にはコレが最初のmyパソで、PC道にドハマった思い出の初號機でしたよ…。
PC道ってそんなたいそうなことはしてませんが、ネット情報(当時はインターネットよりもパソコン通信の時代!)を頼りに、内蔵HDDの換装にまで素人なりにチャレンジしたんだよなあ。
やっぱりこのコは捨てがたい…

ノートパソではSHARPもいっとき頑張っていたんだけどなあ。
今のSHARP、当時とは比べ物にならんくらいいろいろ大変みたいだけど、応援してるよ…

http://www.inversenet.co.jp/pclist/product/SHARP/AV1%252D590CD%252D95.html
古いメビウスノートをめぐって、かなりの動揺と悲嘆に苦しめられていた週末…。
見た目は少し悲惨なことになったものの、少しだけ救いが残って、こちらもやっと気を取り直せた。(twitterでも愚痴ったのでdiarynoteでは省略)
コメントいくつかもらってたのに放置ですみません…

月村 了衛著。

元テロリストらしい、というライザ・ラードナー警部の過去を大々的に重く重ーく描く2作目。
けっこう目が離せなくて一気読みです。次巻も読むぞー。
1952年、フランク・タシュリン監督作品。カラー。
スカパー録画(『衛星劇場』)で視聴。
ジュネスからDVD出てるんだけど、ジャケットイマイチなので米盤画像のほうを表示させてみました。

「○○の息子」ってのは昔のハリウッド映画で続編を作る時に定番のネーミング(笑)
ボブ・ホープ&ジェーン・ラッセルの「腰抜け二挺拳銃」の続編です。
続編は正編を超えることなど滅多とないが、ホープ、ラッセルに“歌うカウボーイ”としてアメリカでは大人気だった(でも日本ではあまり知られてなかった…)ロイ・ロジャースを加えたトリオでの製作、というところ、それなりに力入ってたんだなーというのはわかる。ビング・クロスビーや某有名監督のカメオ出演などもあるしね。

さて、ポッター・ジュニア(ホープ)はハーヴァード大の大学生。いったい何歳の設定なんだよ、という疑問はさておいて(映画の途中で、10何年も大学に通ってたというアホなセリフもある)。
恋人に「私にプロポーズする前に、西部へ行ってお父様の遺産をゲットしてきてね」と言われたジュニア。盗賊団の女ボス・マイク(ラッセル)を追う捜査官ロイ(ロジャース)が滞在中の西部の町に、ハーヴァードのペナントをはためかせた自動車(!)で現われる。そう、ちゃんと時代は下っているのである。今度は自動車だ!
亡き父ポッター・シニアがどこかに隠したらしい金を探すジュニア、その金を頂こうと色仕掛けを試みるマイク、そのシッポを掴もうとするロイ、マイクにご執心だがつれなくされて逆切れの部下や、シニアに借金を踏み倒された町の人々、それぞれの思惑がからんだドタバタが展開される。

ジュニアは、1作目の主人公キャラに比べるとイマイチ感じが良くなくて、前半のノリはあまり良くない。学歴を鼻にかけてるのがどうもねえ(「H」と大書した真っ白なドライバーコートを着てる。「グレート・レース」を思い出した)。卒業できずに留年し続けてるようでもあるのだが…
救いは、歌のシーンが何曲もあって充実してること。ホープ、ラッセル、ロジャースと三枚揃えたのがシッカリ効いている。ラッセルは前作以上に色々なスタイルを見せてくれて華やかだ。

そんなジュニアも、亡き父の幻(もちろん二役)にはげまされて一念発起。後半、ビミョーな関係の3人が、インディアンの大群に追われての脱出シーンはなかなか笑えて迫力もある。愛馬トリッガーに跨ったロイと、隣にマイクを乗せてクラシックカーでぶっ飛ばすジュニア、3人の息のあったかけあいとアクションとギャグ。「うっそぉ~」「おいおい~」とヌルく突っ込みながら、最終的には、なかなか満足できてしまいました。

トリッガーも名演だけど、赤いクラシックカー、自動車の存在感もなかなかでしたね。

今Imdbのランクを見てみると、0.1だけ続編のほうが高くてびっくり。
まとまりは正編の方が上かと思うけど、確かに続編も見る価値ありです。
ありがとう『衛星劇場』♪
1981年、ロバート・アルドリッチ監督作品(遺作)。カラー。

大昔、映画館で見たことがある。特別面白いとも何とも思わなくて印象に残って無かったのだが、今みると割に世評も高いようだし…と、スカパーでやってたので再見してみた。


…あれれ?
結構ひきこまれるじゃん(^^;)…と、最後まで見てしまいました。

ドサ周りの女子プロタッグチーム“カリフォルニア・ドールズ”とマネージャーのハリー(ピーター・フォーク)。強くて演技もうまくて何より美人ペアだよ!と売り込み中だが(実際そこそこ美人さん二人なんである。美人過ぎてもちょっと現実味がなさすぎるので、そのへんのバランスはちょうどいい感じ)、どこへ行っても不況な世間はなかなか厳しくて…。
それでも、ついに彼らが大舞台に上がる日がくる。リノのホテルのクリスマス・イベントで全米チャンピオンに挑戦するのだ。きれいごとだけではやっていけない、心を打ち砕かれて何度も涙しながら、それでもまた立ちあがって歯を食いしばりながら、夢のために日々戦う彼らの姿は、なんとも美しく切なく心に残る。

前半は、かなりうらぶれた調子で、ド田舎のイベントばっかりまわってる。このうらぶれ感、ぐだぐだ感が昔はピンとこなかったのかな。飄々とした中年男フォーク、姉妹のようなアイリス(ヴィッキ・フレデリック)とモリー(ローレン・ランドン)、三人が身を寄せ合ってのロードムービーは、ボロ車でフォークがかけている音楽が、意外や?イタリア・オペラの曲ばかりというのが、品良い画面になってセンスを感じさせる。

どうしようもない田舎ばっかり回っているのが、少しずつ、少しずつチャンスをモノにして、最後のビッグ・マッチでは、ここぞとばかりに演出やら色々がんばっちゃう主人公たちがなんとも愛おしい。引き分けでも負け、なレスリング・マッチは時間との戦い。ハラハラさせながらの最後の盛り上がりはすばらしかった。
いやー、なんで全然印象に残って無かったんですかね自分~(笑)

日本盤のDVDも出てなかったのね。気がついてなかった。
そういやこれと「合衆国最後の日」と、まとめて去年見るチャンスが数か月前にあったのに、過労で死にかけていて結局行かなかった。
いっときゃよかったなあ(「合衆国…」も…)
ロイス・マクマスター・ビジョルド著。
五神教シリーズ。

同じ世界観の中ながら、前2作とはまた違った展開でくりひろげられるファンタジー。魔術に精霊憑き、古代の魔法戦と現代の政争、陰謀と恋…
マイルズ物のような華やぎ?はないし、前2作よりも面白く感じ出すまでが長いんだけど、やっぱ読まされるなあ。1巻目が半分いくともう止まらなくなる。地力が違います(^^;)

ロイス・マクマスター・ビジョルド著。

いにしえの大会戦で失われ、迷っていたあまたの魂。
精霊憑きとなったイングレイとイジャダのなすべきこととは…

五神教世界の、宗教的な部分が論理的で気持ちがよい。ここはビジョルドの個性ですねえ。

あーあ、やっぱり下巻は一気読みになってしまった。
またまた寝るのが遅くなってしまった(T^T)
罪作りな作家です。ビジョルド。
「チャリオンの影」「影の棲む城」よりは落ちるけど(だから本当は★4と★3のあいだくらいかな?)、基本的にレベルがとても高いのでハズレがないなあ毎回…。

こー言っちゃなんだけど、大長編型のSF/ファンタジー米国女流作家で大物というと、今の日本での売れ筋はコニー・ウィリスなんだろうけど、絶対ビジョルドの方がうまいな。というか読んでる間ずっと面白いな。ウィリスは全ての伏線が集束してくる終盤は盛り上がるけど、引っ張るのが長すぎてちょっとやりすぎじゃないかと時々思う(軽くイラつく)。ビジョルドは中盤から十分面白くて仕方がない。創元さん、もっとうまくビジョルドとその訳者をプッシュしてあげたらいいのに。

と思いつつ「オール・クリア」の順番待ち(図書館の)をしている。一応待ってる。
でもビジョルドのマイルズものの邦訳の続きを、もっと待ってる。


…待ってるといえば、レンタルビデオのネット配信。
もう少し種類が増えてくれないものかなあ。
ウチの接続が光に変わって、自信を持ってアクトビラとかtutayaTVとか使える状態になったのに、私が見たいようなクラシック映画がぜんぜんラインナップにない。郵送でのツタヤオンラインやぽすれんとかには、ジュネス企画の作品なんかも結構はいってきて、あなどれない内容になっているけど、ネット配信はまだまだだなあ。
街のレンタルショップ店頭在庫程度のモノしかないなあ。残念。
中山七里著。

コージー系の連作、へー音楽ミステリのこの人が、と読んで見た。
刑事に見えない優しげな青年刑事の名推理、は、実は美人女子大生のアドバイス、でもさらに実はそのおばあちゃんが…

さすがに三段がまえはやりすぎではないかな(^^;)
連作短編には、隠れた意図と枠があって、え、というちょっとしたオチもついているのだが、なんだか盛り上がりきらないうちに終わってしまった。私には。アマゾンの評価なんか高いんだけどね…リアリズムは別に希求してないけど、イマイチ絵空事ぽく感じられたような。

各章題はブラウン神父をもじってたり、楽しげな感じだったのに、残念。


まあ今ちょっとおちこんでるせいもあるかもだけど。新しい家の階段にモノをどかんと落としてキズをつけてしまった…せっかく新しくてピカピカだったのに…ああああああああああああああああああああああああ(涙)
前の家でもそーゆーのあったけど、今回大事に大事に…と思っていたのに私のバカバカ…(涙)
小椋 春歌 著。

顔も頭も剣の腕もよいのに、ヘンタイ、ストーカーとまで言われる恋狂い王子アレク。
一巻目で、めでたく愛するモニカを取り戻してゼンブ話が終わったと思ったらさにあらず。
一応恋人同士になったはずのヘンなヒーローと何年も男やってたせいで別の意味でヘンなヒロインの前に、改めていくつかのハードルがたちはだかる。たいした中身はないのだが、テンポのよいギャグのたたみこみで意外にもかなり楽しめた。故国でもそれぞれ極端な性格の新キャラ多数が登場し、あのマーシュが良識家に見えるというオドロキの続編。いや、なかなかいい立ち位置ですよマーシュ。やっぱり私の目には狂いは無かった?

なにはともあれ、傷ついた心(傷ついた新居の内装のせいで)を癒してくれたのでよかった(爆)
山田正紀著。

「火神(アグニ)を盗め」「崑崙遊撃隊」が好きだったら読め、という評をネットで見たので読んだ。
よっしゃ冒険小説!面白かった。

余命いくばくもない、病気で体のあちこちのマヒが進行中の中年実業家(40代後半?)。車椅子状態で、というか、超ハイテク車椅子の力も借りて、海のハイジャッカーたちにたちむかうハメに。
不自由な体ならではの展開や逆転もぐいぐい引きつける。
主人公、性格的には病気以前からひねくれものの一匹オオカミだったようです。強がりは冒険小説の必須アイテム。そういう意味では正統派(笑)

車椅子のSFに近いブラックボックスなハイテクぶりは別にいいが、ひとつだけ気になる。ビリー・ワイルダーの「シャーロック・ホームズの冒険」に触れた会話があって、“思い当たることはないか?”と言われた主人公がその場ではぴんと来なくてだいぶ後から…という所があるのだけが気になる。あの映画が「好き」と思えてあの場面がぴんとこないのは、少々嘘くさいぞ…
ラストにもつなげたので少しだけは見直したけど…

でも、おおむね満足。いい味出してるキャラが何人も(「普通にいい人」、はほぼいないけど)。
浅井ラボ著。

シリーズ中最高の分厚さをほこっていますな。
これで第一部完、らしいが、とにもかくにも出続けてくれてて嬉しい(^^;)

ここんとこ本当にへろへろ…
もうちょっとヒマできないかなあ。
でも、夏にはますます忙しくなるんだよなあ(涙)

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