幸村誠著。

やっとこ休日。いや、土曜も休みだったから飛び石週休二日だけど、とにかくだる…

朝から、アマゾンよりヴィンサガの11&12巻と、「テルマエ・ロマエ」6巻が届いたので、ただただ読んでた。(そのあとはネトゲで廃人化していた。昼寝すればよかったなあ)

まあヴィンサガは読みごたえがある。地味だけど、トルフィン奴隷篇がひとつの曲がり角というかステップボードに来たというか。王位についたクヌートがどんどん暗くひずんできてるのにくらべて、対照的にトルフィンが次第に未来を見るようになったてきたのが心強い。この表紙、クヌートなのか荒んでた頃のトルフィンなのかどっちだ、とか思ったのは私だけか…
この物語では、死者も時たま再登場しては生者に寄り添う。これはただの心象風景でなく、まだ彼岸と此岸の距離の短い時代だったという世界観だろう。
またまたアシェラッドにあえてヒジョーに嬉しかったが、たまにはクヌートの所にも励ましにいってやればいいのでは、と思うのも私だけか…

アシェラッドがクヌートにずっとつきそっていれば、アシェラッドはきっと主と仰いだクヌートの闇をひとり引受け、あるいはクヌートを闇から遠ざけ、なんらかの形でよりすくすくと伸びてゆくように守り続けたろうと思う。トルフィンとの絆の長さを思えば無理ないけど、クヌートもちょっと可愛そうなような(^^;)
用心棒「蛇」や、一見粗暴凶暴なトールギルのキャラクターもグンと厚みを増してきた。次巻、ケティル農場に登場人物たちが集結するのが楽しみだ。13巻は今月出るはず…
うーーー、楽しみだ~♪

「テルマエ・ロマエ」は完結。まあ何と言うか、こうでもしとくしかないかねえ、という終わり方。ネタマンガから普通のストマンになってきて、最初の頃ほど凄くないけど、まあ、終わらないと仕方がないもんなあ(笑)


最近はもっぱらスクエニのネトゲ「ブレイブリーデフォルト プレイングブレージュ」。ジョブやなんやのシステムが、なんかFF5とか、FFタクティクスとかの雰囲気が少しあって懐かしい。同じスクエニが2Dな絵柄で新たに「千年勇者」を今日からβオープンテストっていうのでそちらを少しやってみたけど、どうもコドモっぽくて時間のムダだった気が激しくする。もうログインはしない。だからって口直しに、ブレイブリーを余分にやってしまった(ああ時間がもったいない)。
それも二つのワールドでまだ入ったことのない方で、一からスタートしてみた。…やっぱりトントンとテンポよくチュートリアルが進むし、ブレイブリーのほうがよほどましだなあ。成長を考えてジョブをとっかえひっかえする面倒くささがむしろなつかしい…
脱汚部屋、脱ゴミ屋敷。
せっかく少しゆったりした家に引っ越したのだから、最初が肝心、今度はキレイな生活を送るぞ!とけっこう本気で思ってるし、前の家に比べれば努力や工夫を重ねつつある。仕事もあるのでその割に引越しのダンボールがいまだに全部片付かないし、まだすんでないことが多いけど…(涙)
引越し通知も出せてない…(^^;)

そして、いよいよルンバを買うんだ!と本気で決心してるワタシ。
しかし、いつのまにか、国産のロボット掃除機も結構いろいろ出てきてたんですってね。
ちょっと心を惹かれるのがココロボの最新機種V90.。

サイズがちょっとコンパクトなのがいいよね。プラチナピンクって色もいい。
シャープって基本的に応援してるメーカーだし。
でもネット情報を見てると、やっぱりほんとに掃除力が高いのは、ブコツなルンバかな~
ルンバは国産品より音が大きいらしいのが少し気になるけど、やはり決め手は掃除力?
どこか、実物(サンプル)を走らせてる家電量販店いって実物見たいなあ。
先週寄ったYマダデンキには国産品しかなかったので…
(そして、いかにルンバより国産品のほうが良いか、みたいな掲示を貼りめぐらしてました)
コニー・ウィリス著。

2までいかないと終わらないらしい。
第二次大戦下のロンドンに閉じ込められた、2060年から来た史学生たち。
この時代を描きたいってのもあろうけれど、しかし、こんなにも引っ張って引っ張って引っ張ってするか~
買っちゃったよ~♪
夜中にコビトさんたちが働いていてくれて…とゆーのが実現か!(まだ電源はいれてない)

iRobot というのはメーカー名(アメリカ製)。
もしかして創業者はアシモフのファンか!と、ひそかに思う私。まあファンでなくても読んだことくらいあってよいだろう。

アイザック・アシモフ…古典SFの金字塔「わたしはロボット」の原題は「I , Robot」だしね。
橘公司著。

主人公、こんどは攻略するんじゃなく、される側に!?
安定して楽しめるようになってきた。しかし折紙、すごすぎ…

うーん、一番デキがよかったかも。神無月のまさかの来歴とか、黒幕動きだし…とか、いろいろ進んだし。
次の巻がマジで楽しみに!
よーやく使用感レポです。

意外に、まだあまり回数使えていないです。
いや、不満なんじゃないです忙しすぎる…しかも、なぜか家族は全くといっていいほど使ってみようとしてない。

なんでだ。

まあ、確かに、そんなに頭がいいとは思えない。吸い残しもある。がっつんがっつん家具に当たってる。特に、ソファの足、逆T字型の焦げ茶色の足の厚みが、ちょうど乗り越えられそうで乗り越えられないくらいの高さなのか、けっこう激しく当たるのが眼もあてられない(黒っぽいものは認識しにくいらしいし)。

だが、勝手に掃除してくれるってだけで愛い奴じゃないか!ぎこちなくたよりなくフラフラ移動するだけで、カワイイやつ…と思ってしまう私。(フラフラ移動するのは、いろんな方向から吸うためらしいので、馬鹿だからというわけでもないそうな)

むしろ、カーリングの選手のように、ルンバの周囲にホウキを持ってつきしたがい、吸いやすい位置にホコリを掃き寄せてやりたいと思う私のほうが馬鹿なのかもしれない。

考えてみれば、自分で掃除機かけたって、それなりに家具の足や壁のすみに、ガシガシ掃除機をぶつけている(私は大雑把な人間なので)。自分で掃除機かけたって、そんな100%きれいに吸いとれるってわけでもない。四角い部屋を丸く掃いてしまうのはルンバと一緒。

よりちゃんと綺麗にしようと思ったら、ルンバをかける前後に部屋にハタキをかけてみたり、ルンバのとどかない隅っこや家具の足元にクイックルワイパーをしゃかしゃかっとかけてやればいいのだ。そもそもハタキなんか以前はほとんどかけたことがなかった(ヒドイ)。
そのようにルンバの弱点を補ってやりつつ、ルンバがうまくホコリを吸ったり、ホコリをさっと避けて進んでしまったりに一喜一憂する。お掃除に、なんとはなしに娯楽性とギャンブル性がアップする(爆)

まあそんな風に、納得できちゃう大雑把な人なら、ルンバを買っても悔いなし、でありましょう。
質より量、だと思う。たぶん。かけないよりは、マシ。と。
だって、こうしてWeb日記かくのと掃除機かけるのと、同時にはできないもん~♪
(現在ウチのルンバは、キッチンの向こうの端でガツガツと音を立てながら掃除をしています)

買った店の人は、「留守中に使うのが一番」と言っていた。まあ、それなりに掃除機らしい音がしますからね。でもまあ、いながらにして使うのもそんなにわるくないよ。まだまだ暫くは、そんなに信用しないほうがいいかもしれないしね。

そして、だいぶ古びていたんでるキッチンの椅子とテーブルを、買い買える時はルンバにも認識しやすい、明るめの色あいのものにしようと考えているのだった。
…すでに、ルンバに洗脳されているなあ…(笑)
コニー・ウィリス著。

途中経過。

ここ数日読んでいて、面白くないわけじゃないけどなかなか終わらない。
やっぱりウィリス、引っ張って引っ張って…な上に、今回は特に登場人物たちが、他の人を思いやってなゆえとはいえ、やたら勝手に秘密を持ってひとりの判断で動き回るのが、ちょっとイラッとする(笑)
ダンワージー先生のあんな姿は見たくなかったなあ。

やっと半分くらい。後半、もうちょっと爽快にまとめてくれるのだろうか。


<読了後>
サー・ゴドフリー…格好良すぎ。
コリン…王子様っぷりがタダゴトでない(笑)

…ポリーちゃんこんなにもモテるんだ…SFよりロマンスが書きたかったのかと思えば、引っ張って引っ張って引っ張ってにあれだけかけるのが納得がいかないでもないが、それでも、三人そろっての最後の場面が甘甘ですばらしいとはいっても…長いよねあまりに(^^;)
教区牧師も、出番少ないけどおいしいなあと思ってたら…ロマンスとしての後味は予定調和で良いけど、ほんとうに大傑作なのかどうかは私的にはビミョーです(笑)
あー、やっぱりウィリスの何かが、私と合ってないんだろな。
力作だけどさ。ハラハラ読まされるけどさ。
青池保子著。

いやー、いつのまにか(って何年もたってるんだが…)、本編完結後、外伝集も出ていたんですねー。
気づいてなかった私のバカバカ。
なじみの天○堺書店の古本ワゴンに、わずか120円で、しかも美品で出てたのを衝動買い。

本編12巻から、最終巻の13巻まで、13年もの休載機関がはさまりとてつもなく間が空くという不遇な歴史漫画の大傑作「アルカサル」。それも、休載直前の未刊行原稿の量が中途半端だったから最終巻出してもらえないという不条理な理由だったらしいし…
今度終われなかったらもう無理かも、と、ちょっと強引に一気に“完結編”にまとめらあげれた(そして13巻を出すに余りあった)最終話は、ちょっぴりかけ足だったので、この外伝集は素晴らしく楽しく豊かで、日々の多忙に疲れた心をすごく癒してくれました(*^^*)

一話目はドン・ペドロの二女、英国へ嫁いだ王女コンスタンシアの半生記。本編13巻と同じような抑えた筆致の渋めの作品。あのチョーサーが語り手なのがちょっとおいしい(笑)
二・三話目は最盛期のドン・ペドロや側近たちがバリバリ出てくる素敵なお話。少女漫画的(作者談)にホロリとさせる二話、修道士ファルコとも再会できる明朗歴史娯楽活劇という、あまりに美味しすぎる三話で、もう満腹です。三話目では、いつもポーカーフェイスのマルティン・ロペスの意外な表情(といってもポーカーフェイスだけど)が素晴らしい。またまた剣を取らされてしまったファルコとの見事なバディぶりには、驚かされました。いやー、こんなにイイヤツだったのね~☆

そういやプリンセスゴールドに、最近またまた「修道士ファルコ」の新作が発表されているようです。読みっぱぐれているのが何冊もあるのでは、という気がしてきました。ちょっと調べてみないとなぁ!
2007年、マーク・ローレンス監督作品。

スカパー録画で視聴。Diarynoteの各所で(局所で?)高評価らしいので、割と最近の映画だけれど見てみました(笑)

昔(80年代)は一世を風靡した超人気グループ“PoP”のボーカル。でも今は、“懐かしのスター”としてドサ回り仕事しかないアレックス(ヒュー・グラント)のもとに、カリスマ歌姫コーラ(ヘイリー・ベネット)の新曲を依頼されるという起死回生の大チャンスが転がり込んだ。観葉植物の水やりバイトに来たソフィー(ドリュー・バリモア)のつぶやきにピン!ときたアレックスは、彼女に作詞を依頼する。それぞれ過去に囚われた二人は、曲作りを通じて次第に親しくなってゆくが…

ひねりすぎることもなく、すっきりまとまった、小味なラブコメ。
80年代の洋楽など一切わからんのですが、きっとそれらしいんでしょうね。
(当時の自分は、ガーシュインだのコール・ポーターだのの古い歌ばかり追っていました(笑)あ、ポーターに関するクスグリがあったなこの映画にも)
腰振りダンスで腰やら股関節やらを痛めるネタには苦笑したけど、シリアス・ギャグ含め音楽場面がみな丁寧に、気合い十分に作られてるので、けっこう楽しめました。

80年代洋楽シーンを語れないので、書くことはあまりない…
ヒュー・グラントはわりといい感じだった。「わりといい」止まりだけど。
ドリュー・バリモアにはあまり興味を惹かれなかった。
ちなみに、二人とも初見(爆)
ただ、映画そのものは、最初の所だけ見ようかと思ったら最後まで一気に見ちゃった。
やっぱ映画はこのくらいの長さがいいねえ。長ーいクレジットタイトル入れても1時間40分台。
月曜は休みだったので、国立文楽劇場へ夏休み文楽特別公演の第二部「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」を見に行く。
内容は「なんちゃって大化の改新バナシ」である。(うんと雑駁に言うと、ラスボスが蘇我入鹿)

いろいろたまっていたので、少し出勤してから行く(涙)

疲れもたまっていたのに朝寝しないで録画した映画を見てからいったのも悪かったのだろう。
舞台はほんとうに素晴らしく楽しかったのに、ほんの少しだけ途中で船こいでしまった。
凄く前の方のいい席だったのに!ごめんなさい技芸員さん!
というよりお金はらっていっているのにもったいなさすぎる。

すごーくよかったので、できたらもう一度行きたいのだが…あと二週間しかないしー、目の悪い私は前の方の席がとれないと、と思うとやっぱり無理だよなあ。
そもそも来週の月曜(休み)は、第三部の切符とってあってこちらもいかなきゃならないし。
くそー、次は絶対絶対、ちゃんと朝寝とか昼寝とかして体力を完璧にしてから行くぞ…
まあ良い浄瑠璃からはアルファ波が出ていて良質の睡眠がとれてしまうという説もかなり強力に流布しているらしいのだが(あの「あやつられ文楽鑑賞」の三浦しをんさんまで言ってた…)。たしかにちらほら他にも途中で船こいでいる人はいた。
高齢者けっこうおおいですしね(笑)
舞台は一期一会、ちゃんと見なきゃな。

なのであれこれ語るのもおこがましくて、今回は省略。
酒屋で井戸掃除後の裸のオッサンたちが踊り狂う所なんか楽しかったなあ。
続いて白面貴公子のヒーローを、深窓の姫君とおきゃんな町娘が取りあう三角関係場面。町娘が勘十郎さん。ちょっと勝気で積極的なお三輪、ちょー可愛らしい。「新版歌祭文」で遣った“おみつ”と似たキャラですね。なんでこんなに可愛らしい娘さんになれちゃうんだろう。
可愛いのに、いじめ抜かれていたぶられて、思う人とも結ばれず、悲しい悲しいヒロインなんだけどね…
(まあ、むちゃやん!というような設定や展開は文楽にはてんこもりのようですけどさ)

勘十郎さん、八重垣姫のまさに神がかりな狐遣いにノックアウトさせられて以来、なんかファンです~。

だいぶ大夫さんや人形遣いさんの顔がわかるようになっちゃったし、どのくらいの位置の席が自分にとって好みなのかは一年かけてだいたいわかった。(去年のサマーレイトショーが私の文楽初体験だった)

田中啓文著。

巻頭をかざるホームズ・パスティーシュ「スマトラの大ネズミ事件」をかわきりに、大石りく(内蔵助の妻)、小泉八雲、アルセーヌ・ルパンなど、さまざまな有名人が探偵する短編集。
なかでも、世界一萌えない探偵小説タイトル!といえるのは「名探偵ヒトラー」であろう(爆)

けっこうホラー寄りで、5作中3作で生首が飛び交うが、オチは脱力系のダジャレだったりする。まあ田中さんだからな。ホラー&ホラ。勿論例外もあるけど。
小泉八雲の話が一番余韻があってよかったかな。でも私、ホラ耐性は十分だがホラーはやや苦手なので、期待ほどではなかった。

田中さんって結構好きで、先日も図書館で開かれた講演会を聞きに行ってきたのだが(笑)

意味も無く

2013年7月25日 日常
なんかもー、仕事が煮詰まってしかたがないので、そして毎日見つかる自分のポカにへこんでへこんでしかたがないので、午前中のカイギが終わったあと、今日は意味も無く午後から数時間だけ時間休をとった。めずらしく、わりと人員がいたから。夏休みだって今年は取りきれない気がする今日この頃なので…(今年は欠員埋めてもらってないからなぁ)

昼からパッと帰りたかったけどずるずるいって意味も無くイタメシ屋にいって2時半くらいに駆け込みでランチたべて、タカシマヤでケーキを買って、帰ってからはしばらく足元にルンバを走らせながらネトゲにひたってるとすぐ夕飯つくらないといけない時間になった。やれやれ。
でも、時々はだらだらしないとね。
遅くに帰ってからだらだらすると、すぐ寝るのが2時すぎとかになってしまうんだもの。今日は夕方にちゃんとだらだらしたから、たぶんちゃんとした時間に寝る、寝られる、はず…

それにしても、多少とも「やた!」と思える事柄って最近、ネトゲくらいしかないからさびしいね。
今月、ふと魔がさして別サーバで所属勢力とか別に作りなおして「Bravery Default Praying Brage 」を再開したら、なんと三日で垂涎の“忍者”アスタリスクが出るわ、十日するとやはりかなりレアな“ソードマスター”アスタが出るわ、2週間でSRキャラもガチャで引けてしまった。りっぱな?社会人なので1日にそんなに長時間もできないしかも無課金での話である。
ネトゲで運を使い切るのもどうかと思うが、それでも少しくらいは日常のうるおいになるかな。

とにかく、もっと時間を!もっと休みを!
自分の仕事に対しては、恵まれているほうだと思うが、それでも人間は仕事だけでは生きていけないんだよネ。
叫んだって手に入るわけないけれど、心折れずに夏を乗り切りたいもんだ。
…ちょっとやさぐれ気味です。ぷぅ。
田中啓文著。

大坂奉行所にやってきた大兵肥満の新奉行、大鍋食う右衛門。いや大邊久右衛門。
超食いしん坊でマイペースな奉行と、頼りないようなそれなりにしっかりしているような…のとっぽい同心勇之介の、まったりと笑えて食欲をそそる連作ユーモア時代劇。
用人の喜内が微妙にオイシイので今後の活躍をお祈りしております。
まずまず一般受けする程度にいつもの遊び心を押さえてバランスを整えた、気軽に読める捕物帳でした。お行儀がよいと、もっとハジけても…と思ったりもするけど、ただしホラーはなしね(笑)

もうすぐ続編も出るらしいので楽しみです。

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