1944年、チャールズ・ヴィダー監督作品。
日本公開されたのはもっとずっと後で、映画館に行って見てるはずだけどあまり覚えてなくて、WOWWOWでやってたので再見してみました。

ダニー(ケリー)の店のショーで踊っているラスティ(ヘイワース)は、雑誌のカバーガールに抜擢されて一躍有名になる。雑誌社社長は実は昔、ラスティにそっくりな彼女の祖母に恋をしていたのだった。大劇場からの引き抜きの声(と劇場主のラブコール)もかかって、恋人同士だった筈の二人の仲はギクシャクし始める…

…うーん、あまりおぼえていないだけのことはある(爆)
もともと私はアステア派、ジーン・ケリーはイマイチだし(マネキンと踊る場面はついアステアwith帽子掛けと引き比べてしまった…)、リタ・ヘイワースもやはりあまり私の好みのルックスじゃないし、ダンスも凄く上手いってほどとは思えないし、ストーリーもなんだかなー、で、録るんじゃなかったって気分になりました(逝)
だって「彼女のことを考えたら手放すべきだ」みたいな使い古された論理に負けて中途半端に恋を中断する彼もアレだけど、有名になって大舞台の誘惑に浮かれたりする彼女もイカン。特に遅刻やすっぽかし連発はイカンだろ。
ミュージカルの常道、結局土壇場でよりがもどるのだがこれではあて馬・劇場主もちと気の毒かも…


まあ、ちょっと鬱々した気分でそれを振り払おうと見たから、映画にも不利な条件下での鑑賞だったかもしれない。だが、本当にいい映画だったら、たいがいのブルーはスカッと振り払ってくれる筈。
映画館まで行ったのも、今みたいにがんがん映画を手元に集められる時代じゃなかったので「貴重なクラシックミュージカルだし」と行ったのだったなぁ。

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