裏切りの空 (徳間文庫)
2009年5月22日 読書 コメント (4)
ハーマン・ウォーク著。
字幕なしの洋画「Slattery’s Hurricane」をダビングしていただいたので(Thanks、なにわすずめ様!)、原作もゲットして予習する(笑)
主人公ウィル・スラッタリーは、第二次大戦中、戦果(と勲章)を上官に横取りされて以来、世をすね放埓に生きる敏腕パイロット。が、人生から受けた傷を、ずっと言い訳にしてきた自分に気付いた時、彼は親友の妻への恋を断ち切り、危険なハリケーンの中へ飛びこんでゆく…。
主人公は決して悪人ではないのだが、人格的に未熟さの残る男という設定で、彼の回心のくだりとか、少々ベタな話ではあるのだがテンポがよくて、結構さくさく一気に読まされてしまいました。
ハーマン・ウォークとしちゃあまり長い話じゃないしね。訳者あとがきを読むと、映画のための書き下ろしみたいです。
字幕なしの洋画「Slattery’s Hurricane」をダビングしていただいたので(Thanks、なにわすずめ様!)、原作もゲットして予習する(笑)
主人公ウィル・スラッタリーは、第二次大戦中、戦果(と勲章)を上官に横取りされて以来、世をすね放埓に生きる敏腕パイロット。が、人生から受けた傷を、ずっと言い訳にしてきた自分に気付いた時、彼は親友の妻への恋を断ち切り、危険なハリケーンの中へ飛びこんでゆく…。
主人公は決して悪人ではないのだが、人格的に未熟さの残る男という設定で、彼の回心のくだりとか、少々ベタな話ではあるのだがテンポがよくて、結構さくさく一気に読まされてしまいました。
ハーマン・ウォークとしちゃあまり長い話じゃないしね。訳者あとがきを読むと、映画のための書き下ろしみたいです。