あーうれしい、明日も休日。
2012年7月1日 日常久々に風邪気味でヘタっていたので、明日休みなのはうれしい展開。
今日日曜は出勤だったけど、金土月と休みが入ったのでこれできっと盛り返せるぞー。
まーまたゲームと昼寝三昧だろうけど(やってたらタップレッスンも考えたけど、明日は休みらしい)、映画も見たいなっと。
ファイアーエムブレム8章はもうクリア目前だし(質より量なマップで楽だった。悩むのはLv.1加入のウェンディとリリーナをどう育てようかってコトくらい…)、のんびりすごそう。完全に風邪を追いだせるように。
計画停電とか、考えると心配になることも山ほどあるが、とりあえず休みは休むっ♪
そして、そろそろ「朝十」のことも考えとかなきゃなー。
もう来年はないという「午前十時の映画祭」。
7月後半には「バンド・ワゴン」と「ザッツ・エンタティンメント」が。もちろん去年も見たけど、もう来年からはまたガックリとスクリーンで見るチャンスがなくなるかと思うと、やっぱりもう一度行っておきたいです。ちゃんとスケジュールにいれとかんと♪
今日日曜は出勤だったけど、金土月と休みが入ったのでこれできっと盛り返せるぞー。
まーまたゲームと昼寝三昧だろうけど(やってたらタップレッスンも考えたけど、明日は休みらしい)、映画も見たいなっと。
ファイアーエムブレム8章はもうクリア目前だし(質より量なマップで楽だった。悩むのはLv.1加入のウェンディとリリーナをどう育てようかってコトくらい…)、のんびりすごそう。完全に風邪を追いだせるように。
計画停電とか、考えると心配になることも山ほどあるが、とりあえず休みは休むっ♪
そして、そろそろ「朝十」のことも考えとかなきゃなー。
もう来年はないという「午前十時の映画祭」。
7月後半には「バンド・ワゴン」と「ザッツ・エンタティンメント」が。もちろん去年も見たけど、もう来年からはまたガックリとスクリーンで見るチャンスがなくなるかと思うと、やっぱりもう一度行っておきたいです。ちゃんとスケジュールにいれとかんと♪
1967年、ジョルジュ・ロートネル監督作品。カラー。
「女王陛下のダイナマイト」のロートネル監督の、これも変わったギャング・コメディときいていて、スカパーで録画。
名の知れたギャング"ツキのピエロ"は、銀行から4億フランを強奪した後、駅で警官に補足され射殺された。一方、この死んだギャングの愛人カティ(ミレーユ・ダルク)は、まさに二人の赤ちゃんを出産したところだった。彼女は4億フランの隠し場所を知っているのか?と、警察も他のギャングたちも彼女にアレコレつきまとう。カティは彼らをふりきって、シングルマザーのための施設で産後の数週間を過ごしたあと、施設で仲良くなったママ友(!)マリテ(アヌーク・フェルジャック)と二人の赤ん坊を連れて、ピエロと暮らした田舎家へ向かう。勿論ギャングたちも追ってくる。
4億フランはどこに、そして最後には誰の手に?
「ダイナマイト」は最初から音楽のせいもあってかクスクス笑えるが、「牝猫」は意外にトーンが渋かった。少なくとも前半は…特に冒頭は。
ピエロの射殺までシーンなど、物悲しい音楽で渋ーい描写。いかにもフランスのフィルム・ノワールである。全体に音楽が物悲しいのが、ちょっと意外でしたね。
もちょっと明るくてもいいのに。
あ、でも、最後の総攻撃前夜に、近くでキャンプのギャングのボスが「戦いの前の音楽はいいもんだ」とか言って手下にハーモニカで物悲しい曲を吹かせるのはイイ。なんか「アラモ」の総攻撃前夜の"皆殺しの歌"みたい(笑)
ちなみに手下の中には仏語訳「毛沢東語録」を読んでるのもいる。時代色なのか?
ただ、ギャングに追跡されていても、包囲されていても、目覚まし時計が鳴ったらソク、ミルクの時間!と、新米ママ二人はなんだか浮世離れしていてほほえましい。レストランや田舎の家で子どものようにふざけあう姿も印象的。庭先で外でスッポンポンで水浴びなんかしちゃう(それをまた近所の変人画家が望遠鏡でのぞいてる)。牝猫といってもアバズレな感じじゃなく、アカンボと一緒にだんだん母親たちは、天然ピュアな心にかえってゆくような描写。
花の咲き乱れる野原にかこまれ、崩れかけた教会堂の横に立つ、この田舎家も大変素敵な景観で、見るとホノボノするあたりは「女王陛下」にも通じるセンス(「女王陛下」でダルクが住む農場も実に美しかった)。もちろんお花畑で銃撃戦だってやっちゃうのだが。
この美しく鄙びた背景とアカンボたちが、次第に物語に明るいトーンを加えてくれて、全体としてはほんのりユーモラスな変格ノワールという感じ。ギャングたちも含めて憎めない変人が多く(なんか登場人物全員子どもっぽい気がするが…)、後味も悪くない。
まあ、ひたすらミレーユ・ダルクの魅力でもってるとも言える。今回は飾らないジーンズスタイルが多いけど、勿論ミニスカートもお似合い。細くてお洒落で妙にカッコイイ。あんな風にカッコよく髪を振りたててみたいわー。昔はアラン・ドロンと共演してるの見ても、どこがいいのかぜんぜん分からなかったんだけどなー(笑)
そもそも私の知ってる俳優がちっとも出てない。
ヒロイン以外で目立つのは、狂犬のような、でもちょっと情けない殺し屋アミドゥと、組織を裏切って女たちにつくアンリ・ガルサンですかね。ガルサンを割とすぐに女たちが受けいれるのは、ギャングたちの中では比較的男前だからだろうきっと。女たち両方にコナかけたりと欲望に忠実だが、戦闘面のコーチもしてくれるし、そんなに悪い男でもない。なんかこの人すごくアメリカ人ぽく見えるんですがなぜかな。馬顔だから?メル・ファラーとかパトリック・マクグーハンとかあのへんに通じるツラガマエ。
ぐだぐだダラダラした感想しか出てませんが、そこそこに楽しめました。
「女王陛下のダイナマイト」のロートネル監督の、これも変わったギャング・コメディときいていて、スカパーで録画。
名の知れたギャング"ツキのピエロ"は、銀行から4億フランを強奪した後、駅で警官に補足され射殺された。一方、この死んだギャングの愛人カティ(ミレーユ・ダルク)は、まさに二人の赤ちゃんを出産したところだった。彼女は4億フランの隠し場所を知っているのか?と、警察も他のギャングたちも彼女にアレコレつきまとう。カティは彼らをふりきって、シングルマザーのための施設で産後の数週間を過ごしたあと、施設で仲良くなったママ友(!)マリテ(アヌーク・フェルジャック)と二人の赤ん坊を連れて、ピエロと暮らした田舎家へ向かう。勿論ギャングたちも追ってくる。
4億フランはどこに、そして最後には誰の手に?
「ダイナマイト」は最初から音楽のせいもあってかクスクス笑えるが、「牝猫」は意外にトーンが渋かった。少なくとも前半は…特に冒頭は。
ピエロの射殺までシーンなど、物悲しい音楽で渋ーい描写。いかにもフランスのフィルム・ノワールである。全体に音楽が物悲しいのが、ちょっと意外でしたね。
もちょっと明るくてもいいのに。
あ、でも、最後の総攻撃前夜に、近くでキャンプのギャングのボスが「戦いの前の音楽はいいもんだ」とか言って手下にハーモニカで物悲しい曲を吹かせるのはイイ。なんか「アラモ」の総攻撃前夜の"皆殺しの歌"みたい(笑)
ちなみに手下の中には仏語訳「毛沢東語録」を読んでるのもいる。時代色なのか?
ただ、ギャングに追跡されていても、包囲されていても、目覚まし時計が鳴ったらソク、ミルクの時間!と、新米ママ二人はなんだか浮世離れしていてほほえましい。レストランや田舎の家で子どものようにふざけあう姿も印象的。庭先で外でスッポンポンで水浴びなんかしちゃう(それをまた近所の変人画家が望遠鏡でのぞいてる)。牝猫といってもアバズレな感じじゃなく、アカンボと一緒にだんだん母親たちは、天然ピュアな心にかえってゆくような描写。
花の咲き乱れる野原にかこまれ、崩れかけた教会堂の横に立つ、この田舎家も大変素敵な景観で、見るとホノボノするあたりは「女王陛下」にも通じるセンス(「女王陛下」でダルクが住む農場も実に美しかった)。もちろんお花畑で銃撃戦だってやっちゃうのだが。
この美しく鄙びた背景とアカンボたちが、次第に物語に明るいトーンを加えてくれて、全体としてはほんのりユーモラスな変格ノワールという感じ。ギャングたちも含めて憎めない変人が多く(なんか登場人物全員子どもっぽい気がするが…)、後味も悪くない。
まあ、ひたすらミレーユ・ダルクの魅力でもってるとも言える。今回は飾らないジーンズスタイルが多いけど、勿論ミニスカートもお似合い。細くてお洒落で妙にカッコイイ。あんな風にカッコよく髪を振りたててみたいわー。昔はアラン・ドロンと共演してるの見ても、どこがいいのかぜんぜん分からなかったんだけどなー(笑)
そもそも私の知ってる俳優がちっとも出てない。
ヒロイン以外で目立つのは、狂犬のような、でもちょっと情けない殺し屋アミドゥと、組織を裏切って女たちにつくアンリ・ガルサンですかね。ガルサンを割とすぐに女たちが受けいれるのは、ギャングたちの中では比較的男前だからだろうきっと。女たち両方にコナかけたりと欲望に忠実だが、戦闘面のコーチもしてくれるし、そんなに悪い男でもない。なんかこの人すごくアメリカ人ぽく見えるんですがなぜかな。馬顔だから?メル・ファラーとかパトリック・マクグーハンとかあのへんに通じるツラガマエ。
ぐだぐだダラダラした感想しか出てませんが、そこそこに楽しめました。
封印の剣8章~9章は育成用…
2012年7月4日 ゲームちゃくちゃくと「ファイアーエムブレム封印の剣」進行中。8章・8章外伝・9章は結構簡単で、新規加入者の育成に燃えるのみ。8章・8章外伝ではひたすらウェンディとリリーナを育てる。アーマーナイトのトライアングルアタック、アーマーナイト(ウェンディ)を育てるために生まれた気がする…
イマイチやわらかいけど技の伸びがいいのが救いかな、ウェンディ…
最後まで使えるのかまだまだ不安がのこるがLv.10くらいまで一気にあげる(ひたすらトライアングルアタックで)。リリーナも同じくらいまで。こっちは魔法系なので、モロそうだけど攻撃力はあるからそれなりに使える。
久しぶりに一軍に戻して見たエレンにはガッカリだ。魔力伸びないにもほどがある。クラリーネよりひどいんでは?まあクラリーネは8章でLv.20に達した(20でやっと魔力6)ので、クラスチェンジさせてあげたら攻撃魔法も使えるようになり魔力も底上げされてかなり使えるコになりましたが。サウルはLv.18で既に魔力11、回復オンリーでも十分存在感ありなので、後回しでもいいだろう。
9章はフィルとジン。フィルはLv.1加入だけど驚異の成長率と敵が斧ばかりの中最初から避けまくるので全然心配なし。ジンは思ったより早さが伸びてなくて、多大な期待に比べると不足だが(スーと比べるから見劣りするだけだが…)、とりあえずHPと力は彼女をしのいでガシガシ伸びてるので、Lv.6スタートだけれど即戦力。ハードモードの寝返りキャラだから余計に強いのかも。
マップの両端の村は、ほっとくと賊に襲われて潰されるとわかったので、丸腰シャニーに飛んで行かせて両方のアイテムをゲット。身軽な丸腰だとホントに弓にも当たる気しないねえ。でも、やはり心配なので(特に弓兵が2人もいる北の村は)、アレンとランスも運んでおいて壁にし、その間に村を回った。フィルがつられて村の方へくるが、ちょうど入れ替わりに帰れるタイミングなので無問題。村潰しにあぶれた盗賊は列をなしてフィルのコヤシになりにきてくれた。とにかく斧ばっかなので楽なマップだった…
イマイチやわらかいけど技の伸びがいいのが救いかな、ウェンディ…
最後まで使えるのかまだまだ不安がのこるがLv.10くらいまで一気にあげる(ひたすらトライアングルアタックで)。リリーナも同じくらいまで。こっちは魔法系なので、モロそうだけど攻撃力はあるからそれなりに使える。
久しぶりに一軍に戻して見たエレンにはガッカリだ。魔力伸びないにもほどがある。クラリーネよりひどいんでは?まあクラリーネは8章でLv.20に達した(20でやっと魔力6)ので、クラスチェンジさせてあげたら攻撃魔法も使えるようになり魔力も底上げされてかなり使えるコになりましたが。サウルはLv.18で既に魔力11、回復オンリーでも十分存在感ありなので、後回しでもいいだろう。
9章はフィルとジン。フィルはLv.1加入だけど驚異の成長率と敵が斧ばかりの中最初から避けまくるので全然心配なし。ジンは思ったより早さが伸びてなくて、多大な期待に比べると不足だが(スーと比べるから見劣りするだけだが…)、とりあえずHPと力は彼女をしのいでガシガシ伸びてるので、Lv.6スタートだけれど即戦力。ハードモードの寝返りキャラだから余計に強いのかも。
マップの両端の村は、ほっとくと賊に襲われて潰されるとわかったので、丸腰シャニーに飛んで行かせて両方のアイテムをゲット。身軽な丸腰だとホントに弓にも当たる気しないねえ。でも、やはり心配なので(特に弓兵が2人もいる北の村は)、アレンとランスも運んでおいて壁にし、その間に村を回った。フィルがつられて村の方へくるが、ちょうど入れ替わりに帰れるタイミングなので無問題。村潰しにあぶれた盗賊は列をなしてフィルのコヤシになりにきてくれた。とにかく斧ばっかなので楽なマップだった…
うーん、毎日が眠い。
ゲームはほどほどに。(着々と11章に到達してしまった。しかし10章で入った海賊ギースが男前でうれしいな~。ひいき育成してやろ←海賊好き)
ゲームはほどほどに。(着々と11章に到達してしまった。しかし10章で入った海賊ギースが男前でうれしいな~。ひいき育成してやろ←海賊好き)
501映画スター 国際版・男優女優501人オールカラーガイド
2012年7月11日 読書 コメント (4)
外国語図書コーナーで、コレの英語版というか本国版(洋書)をみかけた。
けっこー古い人から載ってるのはいいけど、スターの誕生年月日順、というのにビックリした~!(笑)
その発想、日本にはないような気がする。
もちろん誕生日から、リチャード・ウィドマーク様のページだけちょっと見ておいた(ひとりぶんずつの中身は薄い)
けっこー古い人から載ってるのはいいけど、スターの誕生年月日順、というのにビックリした~!(笑)
その発想、日本にはないような気がする。
もちろん誕生日から、リチャード・ウィドマーク様のページだけちょっと見ておいた(ひとりぶんずつの中身は薄い)
卯之吉子守唄-大富豪同心(9) (双葉文庫)
2012年7月11日 読書
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天国から来たチャンピオン
2012年7月12日 映画 コメント (4)
1978年、ウォーレン・ビーティ&バック・ヘンリー監督作品。カラー。
学生時代に劇場で見た、ファンタジック・コメディ。スカパーでやってたので懐かしくなって再見。うん、この頃は結構色々見てたんだよね。映画ファンとしてはかけだし(笑)だったかもだけど。
天国とか、天使とか、死んだはずがこの世にさまよい出るとか、魂だけ別の体でよみがえるとか、そのテの物語は実は昔から大好きなんである。
勿論、私自身よりもっともっと昔からそのテの物語はしっかり存在していて、この「天国から…」だって、実は1941年の「幽霊紐育を歩く」のリメイクなんですけどね(笑)
やっぱり人間、死とか肉体とかの絶対的な束縛を超えるほどの純愛ファンタジーに、憧れちゃうのはしょーがないじゃない?(^^;)
物語はというと…
天国の案内人(バック・ヘンリー)の手違いで天国に召されそうになったアメフト選手のジョー(ビーティ)。肉体は火葬に付されてしまったが、何が何でもスーパーボウルに出たい彼は、死んだばかりの富豪の体を借りてよみがえるが…
生まれ変わりについてウダウダうるさく言ってたジョーが富豪の体に決めたのは、請願に来ていたベティ(ジュリー・クリスティ)を救いたいと思ったため。笑えるしロマンチックだしスポーツ映画でもあるが、全体にアッサリ味でトボケた中にペーソスをにじませた演出がいい。控えめなしんみりした音楽もいい(主人公がサックスで吹く「チリビリビン」も、いつも調子はずれ気味)。
また、主人公は一途だが、かなりヘンな人でもある。100%アメフトバカで、他人の体で富豪宅で暮らしていてもアメフトの事以外何にも考えてない。富豪は妻とその愛人(富豪秘書でもある)に殺されたのだが、同衾してる二人を見ても、ぜーんぜん何にも気にしてなくてマイペースなあたり、どっちがより困った人だかわからない(笑)
アメフトバカなあまり、恋に落ちてることにも、なかなか自分でピンときてなかったりする。ロマンチックな映画だが、ラブシーンは限りなく抑制されてプラトニックなのがまた、たまらない。当時ハリウッドきってのプレイボーイとうたわれてた筈のビーティが、体育会系の可愛いアホ青年を演じてさわやか。
ハッピーエンディング?の微妙さ加減といい、何とも言えない独特の後味をのこす、イイ映画でした。
「生き返って」から行動が別人のようになった富豪に困惑し、動揺しまくる不倫カップル(ダイアン・キャノン&チャールズ・グローディン)、ジョーの仲良しトレーナー(ジャック・ウォーデン)の悲喜こもごも、天国の係官ジェームズ・メイスンのさすがの貫録など、周囲もみんないい味出してる。
人が変わったご主人に困惑しながら、なんとなくほっこり嬉しそうな執事さんもよかったな。そして、富豪のお屋敷の庭がまた素敵!
70年代くらいまでの映画は、まだ、しんみりと控えめなところがあって良かったと思う…
学生時代に劇場で見た、ファンタジック・コメディ。スカパーでやってたので懐かしくなって再見。うん、この頃は結構色々見てたんだよね。映画ファンとしてはかけだし(笑)だったかもだけど。
天国とか、天使とか、死んだはずがこの世にさまよい出るとか、魂だけ別の体でよみがえるとか、そのテの物語は実は昔から大好きなんである。
勿論、私自身よりもっともっと昔からそのテの物語はしっかり存在していて、この「天国から…」だって、実は1941年の「幽霊紐育を歩く」のリメイクなんですけどね(笑)
やっぱり人間、死とか肉体とかの絶対的な束縛を超えるほどの純愛ファンタジーに、憧れちゃうのはしょーがないじゃない?(^^;)
物語はというと…
天国の案内人(バック・ヘンリー)の手違いで天国に召されそうになったアメフト選手のジョー(ビーティ)。肉体は火葬に付されてしまったが、何が何でもスーパーボウルに出たい彼は、死んだばかりの富豪の体を借りてよみがえるが…
生まれ変わりについてウダウダうるさく言ってたジョーが富豪の体に決めたのは、請願に来ていたベティ(ジュリー・クリスティ)を救いたいと思ったため。笑えるしロマンチックだしスポーツ映画でもあるが、全体にアッサリ味でトボケた中にペーソスをにじませた演出がいい。控えめなしんみりした音楽もいい(主人公がサックスで吹く「チリビリビン」も、いつも調子はずれ気味)。
また、主人公は一途だが、かなりヘンな人でもある。100%アメフトバカで、他人の体で富豪宅で暮らしていてもアメフトの事以外何にも考えてない。富豪は妻とその愛人(富豪秘書でもある)に殺されたのだが、同衾してる二人を見ても、ぜーんぜん何にも気にしてなくてマイペースなあたり、どっちがより困った人だかわからない(笑)
アメフトバカなあまり、恋に落ちてることにも、なかなか自分でピンときてなかったりする。ロマンチックな映画だが、ラブシーンは限りなく抑制されてプラトニックなのがまた、たまらない。当時ハリウッドきってのプレイボーイとうたわれてた筈のビーティが、体育会系の可愛いアホ青年を演じてさわやか。
ハッピーエンディング?の微妙さ加減といい、何とも言えない独特の後味をのこす、イイ映画でした。
「生き返って」から行動が別人のようになった富豪に困惑し、動揺しまくる不倫カップル(ダイアン・キャノン&チャールズ・グローディン)、ジョーの仲良しトレーナー(ジャック・ウォーデン)の悲喜こもごも、天国の係官ジェームズ・メイスンのさすがの貫録など、周囲もみんないい味出してる。
人が変わったご主人に困惑しながら、なんとなくほっこり嬉しそうな執事さんもよかったな。そして、富豪のお屋敷の庭がまた素敵!
70年代くらいまでの映画は、まだ、しんみりと控えめなところがあって良かったと思う…
2008年、三谷幸喜監督作品。スカパーでやってたので録画。
映画のセットのような、変に風情のある港町、守加護(すかご)。街をぎゅうじる顔役(西田敏行)の愛人マリ(深津絵里)とデキちゃった、小さなホテルの支配人備後(備後)は、顔役に無理難題=「伝説の殺し屋“デラ・富樫”を連れてこい」との命令を吹っかけられる。果たせないと殺される、と切羽詰まった彼は、売れない俳優村田(佐藤浩市)を「自主映画の撮影だ」と騙してアドリブ全開の“殺し屋”を演じさせるのだが…
トンデモな設定や展開はむしろ私の好む分野。あまりに無茶な進行だが、風呂敷をどう畳むのかと興味をもって最後まで見たし、時々はニヤリとできた。が…
三谷幸喜って、センスないのかなあやっぱ…
どこの国のどこの時代のハナシ?と突っ込むのはヤボだと言いたいのだろうけど(映画内で、外国映画のような街並みで、とか言い訳もしている)、このコテコテを、もう少しうまく見せられなかったんだろうか…
コレが舞台なら、まだいい。コテコテを見に行くのも舞台のだいご味だろう。
変に素敵な美術が逆にさめてしまう。舞台そのまんま、映画になってない感横溢でちと辛い。
わざとらしい、つくりもの臭い、って要素、私普段は受け入れるの得意な方なんだが…
「有頂天ホテル」は、短いエピソードの羅列だったためかそんなに悪いとは思わなかったが、こりゃー困ったもんだなあ「ザ・マジックアワー」。
「ステキな金縛り」はTVでやってもゼッタイ見ないぞ。
きっとコテコテでグダグダなんじゃないか。同じ?幽霊モノでも、「天国から来たチャンピオン」のような、センスのよいアッサリ感など、間違っても無いって気がする。
佐藤浩市は頑張ってはいるが、この脚本と演出ではなかなか厳しい。
かろうじてポジティブな存在感を見せてくれるのが伊吹吾朗。
深い声で「撤収~!」と叫ぶと“映画の現場”なニオイがじわりとにじむ(撮影スタッフじゃないんだけど)。
真面目な若頭役寺島進も、佐藤浩市の掛け合いでわりと笑わしてくれたかな。
芸達者がいくらでも出てるんだから、もっと面白く出来てもいいのになって映画だった。
コメディは好きだから一応最後までみたけどね。映画愛ってテーマもほんとは好きな筈なんだけどね…。
映画のセットのような、変に風情のある港町、守加護(すかご)。街をぎゅうじる顔役(西田敏行)の愛人マリ(深津絵里)とデキちゃった、小さなホテルの支配人備後(備後)は、顔役に無理難題=「伝説の殺し屋“デラ・富樫”を連れてこい」との命令を吹っかけられる。果たせないと殺される、と切羽詰まった彼は、売れない俳優村田(佐藤浩市)を「自主映画の撮影だ」と騙してアドリブ全開の“殺し屋”を演じさせるのだが…
トンデモな設定や展開はむしろ私の好む分野。あまりに無茶な進行だが、風呂敷をどう畳むのかと興味をもって最後まで見たし、時々はニヤリとできた。が…
三谷幸喜って、センスないのかなあやっぱ…
どこの国のどこの時代のハナシ?と突っ込むのはヤボだと言いたいのだろうけど(映画内で、外国映画のような街並みで、とか言い訳もしている)、このコテコテを、もう少しうまく見せられなかったんだろうか…
コレが舞台なら、まだいい。コテコテを見に行くのも舞台のだいご味だろう。
変に素敵な美術が逆にさめてしまう。舞台そのまんま、映画になってない感横溢でちと辛い。
わざとらしい、つくりもの臭い、って要素、私普段は受け入れるの得意な方なんだが…
「有頂天ホテル」は、短いエピソードの羅列だったためかそんなに悪いとは思わなかったが、こりゃー困ったもんだなあ「ザ・マジックアワー」。
「ステキな金縛り」はTVでやってもゼッタイ見ないぞ。
きっとコテコテでグダグダなんじゃないか。同じ?幽霊モノでも、「天国から来たチャンピオン」のような、センスのよいアッサリ感など、間違っても無いって気がする。
佐藤浩市は頑張ってはいるが、この脚本と演出ではなかなか厳しい。
かろうじてポジティブな存在感を見せてくれるのが伊吹吾朗。
深い声で「撤収~!」と叫ぶと“映画の現場”なニオイがじわりとにじむ(撮影スタッフじゃないんだけど)。
真面目な若頭役寺島進も、佐藤浩市の掛け合いでわりと笑わしてくれたかな。
芸達者がいくらでも出てるんだから、もっと面白く出来てもいいのになって映画だった。
コメディは好きだから一応最後までみたけどね。映画愛ってテーマもほんとは好きな筈なんだけどね…。
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ファイアーエムブレム 封印の剣/11章
2012年7月14日 ゲーム
11章「西方の勇者」中。10章からの分岐は、闘技場のあるこちらにしてみました(笑)
クレイン(クラリーネの兄)、ティト(シャニーの姉)、女勇者エキドナ、と、次々仲間にすべきキャラが段階的に出てくるし、いっぱいある村は早く回らないと賊につぶされるしと、けっこう忙しい。
ボスも素早く倒しておいたほうが増援が減る。これらのペース配分が最初はわからず、何度かやりなおし。でもまあ、要領はわかったからもう楽勝だな(平均Lv.15程度あるし)。
北の民家を救うために、弓兵のシン(キラーボウの必殺を喰らっても生き残れる高HP!)とスー、剣士フィルと支援相手のノア、飛兵シャニーが北東へ向かい、城壁越しに敵弓兵を削りつつ、壊れる壁を崩してなだれこむ。弓兵さえいなければシャニーが北の端から南へ一気に村巡回。残る本隊はぐるりと南から回ってクレイン隊との合流を目指す。メンツはロイの他、ヴァルキュリアなクラリーネ、騎兵アレン&ランス(騎兵がこれだけいればキラーボウ弓兵も先制近接攻撃で潰せる)、海賊ギース、魔道士ルウ、輸送隊マリナス…えーと、たまにはマリナス連れて出ないと(全く戦力にならなくても)、増えすぎた荷物やコツコツ盗んでためた薬を店で売っぱらうこともできないしぃ、と、苦渋(笑)の選択。
ようやく全てに間に合うようにスピーディに動いて、邪魔なNPCもこれで帰ってくれるかと思ったら、一匹だけマップの端に残ってた敵戦士にティトの部下が突っ込んで自爆した。やれやれ、コイツもキッチリ消しておかないとあぶないのか(^^;)
まあいいや、今回にはよりによってギースとシンが、レベルアップ時揃って最低限しかステータス上がらなかったから…やりなおすのも意義がある、かも…(途中でやめた時のほうがよほど上がりがよかったからなあ)。
ハイ、ギースとシンが今回のごひいきです。だいたいやる前から予想はついてたけどね…弓兵大好きなんで。海賊でしかもイケメンというのも珍しい。
ギースの使用武器は命中率の低い斧なのでちょっと育てにくいけど、パラメータそのものはバランス型なので、コツコツ頑張るぞー(^^;)
クラスチェンジしたら必殺率もグッと上がるそうですし。
しかし残念…ギース、公式サイトにも顔グラ出てないぞ(泣)…キャラクター多いとはいえ…
http://www.nintendo.co.jp/n08/afej/
クレイン(クラリーネの兄)、ティト(シャニーの姉)、女勇者エキドナ、と、次々仲間にすべきキャラが段階的に出てくるし、いっぱいある村は早く回らないと賊につぶされるしと、けっこう忙しい。
ボスも素早く倒しておいたほうが増援が減る。これらのペース配分が最初はわからず、何度かやりなおし。でもまあ、要領はわかったからもう楽勝だな(平均Lv.15程度あるし)。
北の民家を救うために、弓兵のシン(キラーボウの必殺を喰らっても生き残れる高HP!)とスー、剣士フィルと支援相手のノア、飛兵シャニーが北東へ向かい、城壁越しに敵弓兵を削りつつ、壊れる壁を崩してなだれこむ。弓兵さえいなければシャニーが北の端から南へ一気に村巡回。残る本隊はぐるりと南から回ってクレイン隊との合流を目指す。メンツはロイの他、ヴァルキュリアなクラリーネ、騎兵アレン&ランス(騎兵がこれだけいればキラーボウ弓兵も先制近接攻撃で潰せる)、海賊ギース、魔道士ルウ、輸送隊マリナス…えーと、たまにはマリナス連れて出ないと(全く戦力にならなくても)、増えすぎた荷物やコツコツ盗んでためた薬を店で売っぱらうこともできないしぃ、と、苦渋(笑)の選択。
ようやく全てに間に合うようにスピーディに動いて、邪魔なNPCもこれで帰ってくれるかと思ったら、一匹だけマップの端に残ってた敵戦士にティトの部下が突っ込んで自爆した。やれやれ、コイツもキッチリ消しておかないとあぶないのか(^^;)
まあいいや、今回にはよりによってギースとシンが、レベルアップ時揃って最低限しかステータス上がらなかったから…やりなおすのも意義がある、かも…(途中でやめた時のほうがよほど上がりがよかったからなあ)。
ハイ、ギースとシンが今回のごひいきです。だいたいやる前から予想はついてたけどね…弓兵大好きなんで。海賊でしかもイケメンというのも珍しい。
ギースの使用武器は命中率の低い斧なのでちょっと育てにくいけど、パラメータそのものはバランス型なので、コツコツ頑張るぞー(^^;)
クラスチェンジしたら必殺率もグッと上がるそうですし。
しかし残念…ギース、公式サイトにも顔グラ出てないぞ(泣)…キャラクター多いとはいえ…
http://www.nintendo.co.jp/n08/afej/
あああああ、慣れたつもりが、また。<闘技場
2012年7月19日 ゲームうーん…またやっちゃったよ…FE封印の剣。
今度は7万ゴールドくらい稼いだところでやっちゃったよ…くすん。j
毎日少しずつ、何時間もやってたのに…
何人も闘技場でLv.20カンストにして、そろそろ…と思いつつ、ティトが意外に強いので飛兵用クラスチェンジアイテムはシャニー(ここの闘技場で既にLv.20にしていた)じゃなくティトにあげようかしら、と、延々とlv.をあげていたら(Lv.8から17まで来てた!)、Bボタン押すタイミング間違った~!
いや、ティトって幸運があまり伸びないこと以外は凄いんだもん。HPと魔防の伸びがよかったので魔法系にあたっても肉弾系にあたっても、一発喰らえば常にキャンセル必至なシャニーと違って落ち着いて戦闘続行できたんだよなあ。ミィルでも二発、ファイアーなら三発四発受けても死ななくて…
うううう、ちょっと感覚マヒしてきてた(涙)「こいつ強いな」と思い始めると、危険なんだよ。うう。
サラバLv.20超えなシン、スー、ギース、フィル、シャニー…それに踊り子以外皆Lv.18以上いってたんだがなぁ。
はぁ、…また明日からやりなおそ、11章。この章も割と複雑なんだけどなあ色んなタイミング。
まだ覚えているかなあ(爆)
今度は7万ゴールドくらい稼いだところでやっちゃったよ…くすん。j
毎日少しずつ、何時間もやってたのに…
何人も闘技場でLv.20カンストにして、そろそろ…と思いつつ、ティトが意外に強いので飛兵用クラスチェンジアイテムはシャニー(ここの闘技場で既にLv.20にしていた)じゃなくティトにあげようかしら、と、延々とlv.をあげていたら(Lv.8から17まで来てた!)、Bボタン押すタイミング間違った~!
いや、ティトって幸運があまり伸びないこと以外は凄いんだもん。HPと魔防の伸びがよかったので魔法系にあたっても肉弾系にあたっても、一発喰らえば常にキャンセル必至なシャニーと違って落ち着いて戦闘続行できたんだよなあ。ミィルでも二発、ファイアーなら三発四発受けても死ななくて…
うううう、ちょっと感覚マヒしてきてた(涙)「こいつ強いな」と思い始めると、危険なんだよ。うう。
サラバLv.20超えなシン、スー、ギース、フィル、シャニー…それに踊り子以外皆Lv.18以上いってたんだがなぁ。
はぁ、…また明日からやりなおそ、11章。この章も割と複雑なんだけどなあ色んなタイミング。
まだ覚えているかなあ(爆)
1959年、岡本喜八監督作品。モノクロ。
NHKBSでやってたのを録画。学生時代に名画座で見て以来の再見~☆
当時としては画期的な?戦場アクション。西部劇風味のキビキビしたカッコよさ、テンポのよさと斜に構えた皮肉な語り口が素敵。
とゆーか、“和製リチャード・ウィドマーク”だからね、主演の佐藤允が(笑)
若くてまだ痩せてるし、ギョロっとした目やニッと笑ってむき出した歯やらもあるけど、スピーディなアクションや、体格はデカくはないけど引き締まったシルエット、キザなポージングなど、ノリが確かにウィドマーク様を狙っててうなずける二つ名ではある。映画自体も、西部劇風味と書いたが、悠々・おおらかの古典的西部劇じゃなく、ジョン・スタージェスあたりのテンポの早いドライなタッチ。
映画のオープニングも、草の上に寝そべっていた主人公が、ガバっと起き上がると崖下へヒラリと跳躍、着地したのは鞍の上で、そのままダダッと馬を駆って走り去る…という、ちょーカッコいいワンシーン。ほんと、西部劇のノリをうまいこと取り入れてる(*^^*)
日中戦争末期、中国の奥地の日本軍駐屯地に、荒木と名乗る新聞記者(佐藤允)がやってくる。彼の目的は、ここの駐屯軍の中でも「どうしようもない連中」を集めた分隊、通称『独立愚連隊』で、妙な死に方をした見習士官の事件の真相を突き止めること。だが、『独立愚連隊』の面々は、敵中に大きく突出した危険な陣地に布陣させられていた。
中国軍の大攻勢を前に、彼は真犯人をあぶりだせるのか?そして記者の正体は…
途中からミステリー風味になるので、あまり語らないでおこう♪
主人公を追ってくる従軍慰安婦トミ(雪村いづみ)、キレた駐屯軍将校(中丸忠雄)、独立愚連隊の食えないリーダー軍曹(中谷一郎)、馬賊の兄妹(鶴田浩二&上原美佐)、登場人物たちのセリフにはいちいちひねりがあるし、キザなやりとりが楽しい。独立愚連隊のヘンな古参兵たちも、バカだけど愛すべき連中だ。ちょっとおかしくなっちゃった大隊長という意外なカメオ出演の三船敏郎にもビックリ(鶴田浩二の“カタコト日本語”も笑える)。
ひさしぶりに見たがやはり楽しかった。姉妹編「独立愚連隊西へ」はやらないのかなあ…
映画終了後の山本カントクの解説も、期待通りに“和製リチャード・ウィドマーク”の話をしてくれて満足(待ってました!)。「こんな顔の人」とスチルもチラっと出ました。ふふふ、よかったよかった。
たしかコレも和田誠さんがイイといってたので観たのじゃなかったかな。それとも小林信彦さんだったかな(私のクラシック映画好きはこの二人のせいである)。気に入って、カントクのエッセイも図書館の書庫から発掘して何冊か読んだっけ。映画同様キビキビと反骨精神のにじむ文章だったように覚えている。
NHKBSでやってたのを録画。学生時代に名画座で見て以来の再見~☆
当時としては画期的な?戦場アクション。西部劇風味のキビキビしたカッコよさ、テンポのよさと斜に構えた皮肉な語り口が素敵。
とゆーか、“和製リチャード・ウィドマーク”だからね、主演の佐藤允が(笑)
若くてまだ痩せてるし、ギョロっとした目やニッと笑ってむき出した歯やらもあるけど、スピーディなアクションや、体格はデカくはないけど引き締まったシルエット、キザなポージングなど、ノリが確かにウィドマーク様を狙っててうなずける二つ名ではある。映画自体も、西部劇風味と書いたが、悠々・おおらかの古典的西部劇じゃなく、ジョン・スタージェスあたりのテンポの早いドライなタッチ。
映画のオープニングも、草の上に寝そべっていた主人公が、ガバっと起き上がると崖下へヒラリと跳躍、着地したのは鞍の上で、そのままダダッと馬を駆って走り去る…という、ちょーカッコいいワンシーン。ほんと、西部劇のノリをうまいこと取り入れてる(*^^*)
日中戦争末期、中国の奥地の日本軍駐屯地に、荒木と名乗る新聞記者(佐藤允)がやってくる。彼の目的は、ここの駐屯軍の中でも「どうしようもない連中」を集めた分隊、通称『独立愚連隊』で、妙な死に方をした見習士官の事件の真相を突き止めること。だが、『独立愚連隊』の面々は、敵中に大きく突出した危険な陣地に布陣させられていた。
中国軍の大攻勢を前に、彼は真犯人をあぶりだせるのか?そして記者の正体は…
途中からミステリー風味になるので、あまり語らないでおこう♪
主人公を追ってくる従軍慰安婦トミ(雪村いづみ)、キレた駐屯軍将校(中丸忠雄)、独立愚連隊の食えないリーダー軍曹(中谷一郎)、馬賊の兄妹(鶴田浩二&上原美佐)、登場人物たちのセリフにはいちいちひねりがあるし、キザなやりとりが楽しい。独立愚連隊のヘンな古参兵たちも、バカだけど愛すべき連中だ。ちょっとおかしくなっちゃった大隊長という意外なカメオ出演の三船敏郎にもビックリ(鶴田浩二の“カタコト日本語”も笑える)。
ひさしぶりに見たがやはり楽しかった。姉妹編「独立愚連隊西へ」はやらないのかなあ…
映画終了後の山本カントクの解説も、期待通りに“和製リチャード・ウィドマーク”の話をしてくれて満足(待ってました!)。「こんな顔の人」とスチルもチラっと出ました。ふふふ、よかったよかった。
たしかコレも和田誠さんがイイといってたので観たのじゃなかったかな。それとも小林信彦さんだったかな(私のクラシック映画好きはこの二人のせいである)。気に入って、カントクのエッセイも図書館の書庫から発掘して何冊か読んだっけ。映画同様キビキビと反骨精神のにじむ文章だったように覚えている。
修羅場な俺と乙女禁猟区2 (ファミ通文庫)
2012年7月21日 読書
田代裕彦著。
三作目が出てたので二作目を読んでみた。
恥ずかしい表紙だ…。電車内ではためらわれる。が、甘さのカケラもない駆け引きと計算オンリー(笑)なハーレムラノベなのでそこそこ面白く読める。まあこの著者「キリサキ」とかヘンな話書いてた人だもんね。
今回は、お約束の夏休み!海!でも、婚約者選びはまさに死活問題だから、ラブコメに近づきそうになっては離れるって感じだな。もう一冊で終わるらしい。まあそれくらいがちょぅどよさそうだ。
三作目が出てたので二作目を読んでみた。
恥ずかしい表紙だ…。電車内ではためらわれる。が、甘さのカケラもない駆け引きと計算オンリー(笑)なハーレムラノベなのでそこそこ面白く読める。まあこの著者「キリサキ」とかヘンな話書いてた人だもんね。
今回は、お約束の夏休み!海!でも、婚約者選びはまさに死活問題だから、ラブコメに近づきそうになっては離れるって感じだな。もう一冊で終わるらしい。まあそれくらいがちょぅどよさそうだ。
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バンド・ワゴン~文楽?(見たいモノが多すぎる)。
2012年7月23日 映画 コメント (6)午前十時の映画祭。今年で終わりってんで、今年も再び見に行きました、「バンド・ワゴン」。
たぶん来年以降はなかなかスクリーンで見れっこないだろうし。
しかし、席を取り間違えた。ちょっと迷って決めた列だがもうひとつ前の列にしとけばよかった…
コヤがとても小さいこともあるが、前に座った男性が結構背が高くて画面に頭がニュッと…(涙)
きちんと傾斜が十分とってあるコヤならいいが、そうでない場合、一定以上の背丈(座高?)の人は、なるべく深く沈みこむように座って下さい!!!
なるべく背と首をのばして見てたので少し疲れた。しくしく。
映画は何度見てもすばらしいのだが。
去年も二度見たし、詳細は去年の日記をご参照ください。
(参照 http://13374.diarynote.jp/201105302346298549/)
やっぱり「雨に唄えば」と「バンド・ワゴン」の二本こそが、MGMミュージカル黄金期の双璧。でも、なんか「パンド・ワゴン」の方がよりオトナ(ロートル)むけな気がする。
ジーン・ケリー+ドナルド・オコナー+デビー・レイノルズVSフレッド・アステア+シド・チャリシーというメンツからしてもそうなんだけど、「雨に…」が旧勢力を倒して新勢力が成功する話なのに比べると、「バンド・ワゴン」では主人公のアステアが若いバレリーナのシドに「違う世界、違う世代からきた我々だが、一緒に踊ることは出来るはず。それって素晴らしい事じゃないか?」というようなセリフを言います。そうなんだ。温故知新、世代を超えて(そして時にはジャンルの壁もこえて)エンタティンメントの世界は生き続けていくんだー!という部分は、初めてこの映画をVHSビデオで見た学生時代よりも、いーかげん年くった今のほうが、心にしみるような気がします(^^;)
実際「バンド・ワゴン」のアステアは、結構いつもと違うチャレンジをしてると感じますし。自虐ネタまであるし、アステアにしてはモダンバレエ的な長尺の「ガール・ハント・バレエ」も、なんだかだ言って楽しく見せてくれますし♪
もちろん「雨に唄えば」は、あれはあれで大好きなんですけどね。ミュージカルナンバーとかの話はさておくとして、あれはサイレントからトーキーへ移り変わる時代の話だし、若さと新しさを謳歌するのは自然なこと(敵役のサイレント女優が実に性格悪く描かれていますしね)。そうした変化の時代を面白く再現しているのも「雨…」の魅力のひとつです。
ダンスや歌については、ほんと何度見ても飽きないなー。二作ともそうです。
金曜までだけど、もう一度行きたいなと思っています。
土曜からは「ザッツ・エンタティンメント」。今日は「予告編」が見れたので嬉しかった。これも、去年も見たけれど、今年も一度は行きたいなと思っています。
しかし、しかし…
最近、すっごく可愛そうなことになってる…文楽。
実は一度も見たことがなかったのですが(阪神間だけど兵庫県育ちなので、学校から連れて行ってもらったりは無かった)、色々ニュースやtwitter見て気になって、市長はむちゃくちゃ言ってるけど、一度くらい文楽見に行ってみようかな、でもいきなり通常四時間のプログラムを見に行くのはハードル高すぎるし…と、NHKEテレでやってた「文楽への招待」的な45分番組を録画してちょこっと見てみました。
だいたい私、邦楽や日本の伝統芸能にはうといんです。映画も洋画がほとんどだし。
でも、伝統文化とかって、自分個人にはわからなくても、とりあえず敬った方がいい、むげに扱うのは間違ってると思うのです。超えてきた年月にはそれなりの意義があるはずなので、分からないからと壊しちゃうのはバカなことだと思う。
で。
…ほー…
人形、綺麗じゃーん。
しかも、けっこうどの瞬間も、ポーズがしっかり決まってるのはなかなか。
たとえば、達人フレッド・アステア様のダンスシーンは、どこの瞬間をとってもピシッと決まりまくってるわけですが、なるほどこりゃかなりのテクと修練がぶちこまれているに違いない(二人三脚どころか3人六臂なのに)と…ちょっと「伝統」に納得しました。
そして、具体的に調べてみると、今の時期だけ、夏休みむけプログラムてんで、ちょっと短めの設定があるんですね。午前中は親子連れむけ2時間、午後は3時間半、でも6時半からの夜の部はまた2時間のミニレイトショー。
うーん、これなら入門にいいかと思ったら…(たいがい普通は4時開演とかヘンな時間だし)
これ、7/21~8/7までなんですね…orz。
九月は東京公演に行っちゃうみたいだし、次のチャンスは結構先。
ワタシ、8/2から家族旅行でしばらく留守になっちゃうんだけど(泣)
さすがに、働き続け+旅行準備しながらあと10日の間に映画2本と初文楽行くのはキツいな…
映画一本と初文楽くらいなら何とかなるかもなんだけど…
チケット取れる取れないはさておいても…
1日で午前中にバンド・ワゴン、午後文楽なんてやったら頭がハレツするかしら。
あああああああー、選べないよ~(号泣)
私が行けるか行けないか分からないけど、…とりあえず、逆風に負けるな文楽!
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2012/1490.html?lan=j
たぶん来年以降はなかなかスクリーンで見れっこないだろうし。
しかし、席を取り間違えた。ちょっと迷って決めた列だがもうひとつ前の列にしとけばよかった…
コヤがとても小さいこともあるが、前に座った男性が結構背が高くて画面に頭がニュッと…(涙)
きちんと傾斜が十分とってあるコヤならいいが、そうでない場合、一定以上の背丈(座高?)の人は、なるべく深く沈みこむように座って下さい!!!
なるべく背と首をのばして見てたので少し疲れた。しくしく。
映画は何度見てもすばらしいのだが。
去年も二度見たし、詳細は去年の日記をご参照ください。
(参照 http://13374.diarynote.jp/201105302346298549/)
やっぱり「雨に唄えば」と「バンド・ワゴン」の二本こそが、MGMミュージカル黄金期の双璧。でも、なんか「パンド・ワゴン」の方がよりオトナ(ロートル)むけな気がする。
ジーン・ケリー+ドナルド・オコナー+デビー・レイノルズVSフレッド・アステア+シド・チャリシーというメンツからしてもそうなんだけど、「雨に…」が旧勢力を倒して新勢力が成功する話なのに比べると、「バンド・ワゴン」では主人公のアステアが若いバレリーナのシドに「違う世界、違う世代からきた我々だが、一緒に踊ることは出来るはず。それって素晴らしい事じゃないか?」というようなセリフを言います。そうなんだ。温故知新、世代を超えて(そして時にはジャンルの壁もこえて)エンタティンメントの世界は生き続けていくんだー!という部分は、初めてこの映画をVHSビデオで見た学生時代よりも、いーかげん年くった今のほうが、心にしみるような気がします(^^;)
実際「バンド・ワゴン」のアステアは、結構いつもと違うチャレンジをしてると感じますし。自虐ネタまであるし、アステアにしてはモダンバレエ的な長尺の「ガール・ハント・バレエ」も、なんだかだ言って楽しく見せてくれますし♪
もちろん「雨に唄えば」は、あれはあれで大好きなんですけどね。ミュージカルナンバーとかの話はさておくとして、あれはサイレントからトーキーへ移り変わる時代の話だし、若さと新しさを謳歌するのは自然なこと(敵役のサイレント女優が実に性格悪く描かれていますしね)。そうした変化の時代を面白く再現しているのも「雨…」の魅力のひとつです。
ダンスや歌については、ほんと何度見ても飽きないなー。二作ともそうです。
金曜までだけど、もう一度行きたいなと思っています。
土曜からは「ザッツ・エンタティンメント」。今日は「予告編」が見れたので嬉しかった。これも、去年も見たけれど、今年も一度は行きたいなと思っています。
しかし、しかし…
最近、すっごく可愛そうなことになってる…文楽。
実は一度も見たことがなかったのですが(阪神間だけど兵庫県育ちなので、学校から連れて行ってもらったりは無かった)、色々ニュースやtwitter見て気になって、市長はむちゃくちゃ言ってるけど、一度くらい文楽見に行ってみようかな、でもいきなり通常四時間のプログラムを見に行くのはハードル高すぎるし…と、NHKEテレでやってた「文楽への招待」的な45分番組を録画してちょこっと見てみました。
だいたい私、邦楽や日本の伝統芸能にはうといんです。映画も洋画がほとんどだし。
でも、伝統文化とかって、自分個人にはわからなくても、とりあえず敬った方がいい、むげに扱うのは間違ってると思うのです。超えてきた年月にはそれなりの意義があるはずなので、分からないからと壊しちゃうのはバカなことだと思う。
で。
…ほー…
人形、綺麗じゃーん。
しかも、けっこうどの瞬間も、ポーズがしっかり決まってるのはなかなか。
たとえば、達人フレッド・アステア様のダンスシーンは、どこの瞬間をとってもピシッと決まりまくってるわけですが、なるほどこりゃかなりのテクと修練がぶちこまれているに違いない(二人三脚どころか3人六臂なのに)と…ちょっと「伝統」に納得しました。
そして、具体的に調べてみると、今の時期だけ、夏休みむけプログラムてんで、ちょっと短めの設定があるんですね。午前中は親子連れむけ2時間、午後は3時間半、でも6時半からの夜の部はまた2時間のミニレイトショー。
うーん、これなら入門にいいかと思ったら…(たいがい普通は4時開演とかヘンな時間だし)
これ、7/21~8/7までなんですね…orz。
九月は東京公演に行っちゃうみたいだし、次のチャンスは結構先。
ワタシ、8/2から家族旅行でしばらく留守になっちゃうんだけど(泣)
さすがに、働き続け+旅行準備しながらあと10日の間に映画2本と初文楽行くのはキツいな…
映画一本と初文楽くらいなら何とかなるかもなんだけど…
チケット取れる取れないはさておいても…
1日で午前中にバンド・ワゴン、午後文楽なんてやったら頭がハレツするかしら。
あああああああー、選べないよ~(号泣)
私が行けるか行けないか分からないけど、…とりあえず、逆風に負けるな文楽!
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2012/1490.html?lan=j
まよっててついギリギリになりつつ金曜のチケット買おうと思ったら、ビミョーな席がわずかしか残ってなかった。
きのうまで空席状況○とかなってたから、甘く見てた…
が、買った。チケット。
国立文楽劇場と映画二本に行って来ます、あと一週間で(爆)
まあ、なんとかなるだろ。
思い立ったが吉日というのが、私の座右の銘である。
きのうまで空席状況○とかなってたから、甘く見てた…
が、買った。チケット。
国立文楽劇場と映画二本に行って来ます、あと一週間で(爆)
まあ、なんとかなるだろ。
思い立ったが吉日というのが、私の座右の銘である。
まずは二度目の「バンド・ワゴン」。
2012年7月26日 読書 コメント (2)
カバンにされ竜9巻を入れて、某所のデータベースワークショップへ。
会場がホテルというので、およよ?と思ったら、えらく待遇が良かった。出てきたお弁当は妙にボリューミーなガッツリ肉食系弁当。かえって午後眠くなって困った(爆)
普通に職場いくよりよほど予定通りに出られたので、今年二度目の「バンドワゴン」。
(ダメモトで予約入れていた。今度は文句なしの席だった)
ありがとう、しばらく(多分)、さようなら。
ほっこりとニコニコになって帰宅。
何度見ても飽きないなあ。
さー明日は、お初な文楽観賞。前の方の席が取れなかったのでオペラグラスもっていこう(^^;)
寝る前に、市長の文楽鑑賞に関して、なんか凄く脱力するツイートを見てしまったが…
ほんとに、やーね。
会場がホテルというので、およよ?と思ったら、えらく待遇が良かった。出てきたお弁当は妙にボリューミーなガッツリ肉食系弁当。かえって午後眠くなって困った(爆)
普通に職場いくよりよほど予定通りに出られたので、今年二度目の「バンドワゴン」。
(ダメモトで予約入れていた。今度は文句なしの席だった)
ありがとう、しばらく(多分)、さようなら。
ほっこりとニコニコになって帰宅。
何度見ても飽きないなあ。
さー明日は、お初な文楽観賞。前の方の席が取れなかったのでオペラグラスもっていこう(^^;)
寝る前に、市長の文楽鑑賞に関して、なんか凄く脱力するツイートを見てしまったが…
ほんとに、やーね。
曽根崎心中 / 国立文楽劇場
2012年7月27日 文楽 コメント (5)
国立文楽劇場へ行って来ました~。
生まれてはじめての、ナマ文楽(笑)
割とギリギリ(数日前)にチケットとった私がイカンのだが、席がろくに残ってなくて、凄く端っこの方の席だったのが残念でした。といってもぽつりぽつりと私の席よりいい場所にも空席はあるけど、あれはキャンセルかしら、団体でおさえてた枠に全員入らなかったってことかしら。それでも9割以上入ってたんじゃないかな。
不入りだなんて、市長のウソツキ!
しかも斜め前に座ったオッサンが行儀悪くて、通路とのさかいの柵に肘をつく、そこまではまあいいとしても、時々シッカリ肘ついたまま手をあげて耳を触ったり頬杖ついたり。
舞台に腕がかぶさって視界のメチャ邪魔なんですけど!!!(怒)
大変な状況の文楽、一人でも沢山客が来てくれたほうがいいのだが、こんな奴来るな!(-”-;)
そして、いつか、もっと前の方のいい席とってリベンジしてやる!
…と、心に誓ったくらい、
文楽、すばらしかったです!!
文楽はもちろん歌舞伎も能も、伝統芸能ゼンゼン縁のなかったシロートですが、見にくい席で散々身をよじっていたにもかかわらず、初ナマ文楽にもかかわらず、おおいに満足。
人形の動きのこまやかさが凄いねー。「曽根崎心中」、心中だから、いうなれば悲恋ものなんですが、徳兵衛とお初のカップルの繊細な動きから、濃密な心の結びつきをガッツリと伝わってきて、すっかり感情移入してしまいました。
邦楽もぜんぜん興味なかったのですが、三味線の音色に、いつのまにかしっとりとからめとられて。
「生玉社前の段」「天満屋の段」「天神森の段」の三つの段だけなんで二時間もないコンパクトなプログラムだったのですが、「天満屋の段」のラスト、主人公たちがやっとのことで天満屋を抜け出すのに成功して手を取り合って喜ぶ(といっても心中しにいくんだけど)ところで、突然じわっと来てしまって、アレ?
既に涙腺が緩んでいたので「天神森の段」ではずーっとウルウルで見てしまいました。
この段だけ、なぜか語りも三味線もすごく沢山の人が出てきて並んでてただごとでなさげだったしな(笑)…端っこだけど、「出語り床」が結構近いので、語りと音楽はとてもよく見えて聞こえてだったのでした。なんか、みなさんそろって凛といい顔をしてらっしゃるしね。カミシモってほんとカッコイイですね。まあそれはさておき。
…うわー初見でこんな泣けるとは思わなかったよ。
そんな一回二回見たくらいで伝統芸能がわかるわけないだろと思ってたし。
しかし、これはいいな。
旅行予定が入ってるからこの夏の公演は残念ながらもう行ける日がないけど、とにかくいずれまた見に来たい。次は11月公演でもしかも「仮名手本忠臣蔵」を通し狂言でとか言ってるからいつも以上に一回が長いからちと難しいかもしれないが(←まだちょっとヘタレ。いや、素人ですから!)。
そだな、新規観客開拓というなら、上演する側のコストパフォーマンスは悪いのかもですが、こういう時間短めのプログラムを夏以外にも時々やってくれるといいなぁ。初心者はあまり長いとそれだけでちょっと腰が引ける。短時間ならトライして見ようかと思いやすいもんね。
生まれてはじめての、ナマ文楽(笑)
割とギリギリ(数日前)にチケットとった私がイカンのだが、席がろくに残ってなくて、凄く端っこの方の席だったのが残念でした。といってもぽつりぽつりと私の席よりいい場所にも空席はあるけど、あれはキャンセルかしら、団体でおさえてた枠に全員入らなかったってことかしら。それでも9割以上入ってたんじゃないかな。
不入りだなんて、市長のウソツキ!
しかも斜め前に座ったオッサンが行儀悪くて、通路とのさかいの柵に肘をつく、そこまではまあいいとしても、時々シッカリ肘ついたまま手をあげて耳を触ったり頬杖ついたり。
舞台に腕がかぶさって視界のメチャ邪魔なんですけど!!!(怒)
大変な状況の文楽、一人でも沢山客が来てくれたほうがいいのだが、こんな奴来るな!(-”-;)
そして、いつか、もっと前の方のいい席とってリベンジしてやる!
…と、心に誓ったくらい、
文楽、すばらしかったです!!
文楽はもちろん歌舞伎も能も、伝統芸能ゼンゼン縁のなかったシロートですが、見にくい席で散々身をよじっていたにもかかわらず、初ナマ文楽にもかかわらず、おおいに満足。
人形の動きのこまやかさが凄いねー。「曽根崎心中」、心中だから、いうなれば悲恋ものなんですが、徳兵衛とお初のカップルの繊細な動きから、濃密な心の結びつきをガッツリと伝わってきて、すっかり感情移入してしまいました。
邦楽もぜんぜん興味なかったのですが、三味線の音色に、いつのまにかしっとりとからめとられて。
「生玉社前の段」「天満屋の段」「天神森の段」の三つの段だけなんで二時間もないコンパクトなプログラムだったのですが、「天満屋の段」のラスト、主人公たちがやっとのことで天満屋を抜け出すのに成功して手を取り合って喜ぶ(といっても心中しにいくんだけど)ところで、突然じわっと来てしまって、アレ?
既に涙腺が緩んでいたので「天神森の段」ではずーっとウルウルで見てしまいました。
この段だけ、なぜか語りも三味線もすごく沢山の人が出てきて並んでてただごとでなさげだったしな(笑)…端っこだけど、「出語り床」が結構近いので、語りと音楽はとてもよく見えて聞こえてだったのでした。なんか、みなさんそろって凛といい顔をしてらっしゃるしね。カミシモってほんとカッコイイですね。まあそれはさておき。
…うわー初見でこんな泣けるとは思わなかったよ。
そんな一回二回見たくらいで伝統芸能がわかるわけないだろと思ってたし。
しかし、これはいいな。
旅行予定が入ってるからこの夏の公演は残念ながらもう行ける日がないけど、とにかくいずれまた見に来たい。次は11月公演でもしかも「仮名手本忠臣蔵」を通し狂言でとか言ってるからいつも以上に一回が長いからちと難しいかもしれないが(←まだちょっとヘタレ。いや、素人ですから!)。
そだな、新規観客開拓というなら、上演する側のコストパフォーマンスは悪いのかもですが、こういう時間短めのプログラムを夏以外にも時々やってくれるといいなぁ。初心者はあまり長いとそれだけでちょっと腰が引ける。短時間ならトライして見ようかと思いやすいもんね。
昨日、国立文楽劇場に
2012年7月28日 文楽「来られてましたねー」と職場で声を掛けられた。
上のフロアで働く彼女もきてたらしい。彼女のいうには別の部署の人もみかけたらしい。全然気がつかなかったが(汗)
いやー、恥ずかしいなー(*^^*)
前の職場の相方が来週行くらしいと言うのは前に聞いてたが、結構行ってる人多いんだな。
なんて狭いんだ国立文楽劇場。ハハハ。
上のフロアで働く彼女もきてたらしい。彼女のいうには別の部署の人もみかけたらしい。全然気がつかなかったが(汗)
いやー、恥ずかしいなー(*^^*)
前の職場の相方が来週行くらしいと言うのは前に聞いてたが、結構行ってる人多いんだな。
なんて狭いんだ国立文楽劇場。ハハハ。
旅立ちの日、迫る。ヤバイ
2012年7月31日 日常例によって夏は家族旅行。
今年は夫婦とも永年勤続で一週間まとめて休めるので、ヨーロッパ行き(ドイツ→チェコ)を決めている。あさってには出るのにロクに荷造りはできていない。
ギリギリまで仕事も詰まってるしね…私なんか朝帰国したら、家に荷物おいて出勤もするしね。うー死にそう。
それにいろいろ見に行ってるしね(爆)
いや、決して後悔はしてないが!
今だって、遅番の出勤しがけに「ザッツ・エンタティンメント」に行こうかどうしようか迷ってるが。
(常識人なら朝の寝だめするか、早めに出勤して仕事やり溜めるか、荷造りするかであろう)
10分以内に決めねば間に合わないゾ。
久々の海外旅行にこんなでいいのか。まあ、どたんばでないと詰め切れないとこもあるが。
寝不足は飛行機内でなんとか、と思っているバカでした。(わりとどこでも寝るほう)
今年は夫婦とも永年勤続で一週間まとめて休めるので、ヨーロッパ行き(ドイツ→チェコ)を決めている。あさってには出るのにロクに荷造りはできていない。
ギリギリまで仕事も詰まってるしね…私なんか朝帰国したら、家に荷物おいて出勤もするしね。うー死にそう。
それにいろいろ見に行ってるしね(爆)
いや、決して後悔はしてないが!
今だって、遅番の出勤しがけに「ザッツ・エンタティンメント」に行こうかどうしようか迷ってるが。
(常識人なら朝の寝だめするか、早めに出勤して仕事やり溜めるか、荷造りするかであろう)
10分以内に決めねば間に合わないゾ。
久々の海外旅行にこんなでいいのか。まあ、どたんばでないと詰め切れないとこもあるが。
寝不足は飛行機内でなんとか、と思っているバカでした。(わりとどこでも寝るほう)