とみなが貴和著。

クールな若き心理捜査官が、連続爆弾魔を追う話。主人公は天才な上に男装の麗人(♀)。
ちょっとひねってるのは、過去の事件で重傷を負った際に記憶障害を起こし五歳児なみになっている元相棒(♂)の世話をしている、という設定。しかもこの相棒、心は五歳児でもバリバリに超能力者(過去の因縁は続巻回しにしてかなり出し惜しみされている)。
大量に反則をぶちこんでいるが(大ケガするたびそれを補う超能力を発現する男、しかも非常にフツーでポジティブなメンタリティの持ち主って、凄すぎ)、ヒロイン側と犯人側とのカットバックがなかなかサスペンスフルでよかった。偶然犯人がヒロインと相棒を目撃してちょっかいを出したりというのもいい。

続きも読んでみようっと。10年以上前の作品なので、スカイツリーは爆破されないが、レインボーブリッジはやられたそうな(笑)。
神坂一著。

中身はないんだけど、いつものお笑いで、さらっと心の休憩スポット。
それ以下でもそれ以上でも…
すまっしゅになってからの3冊の中ではやや落ちるかな?

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