明治40年、売れっ子女郎目指して自ら人買いに「買われた」少女フミ。満州はハルビンの地で、新しい人生が始まる。コバルト文庫の看板作家が満を持してオトナ女子におくる、ハイパーガールズエンタメ!!
須賀しのぶ著。
おおお、こんなところに!て感じで。なんかスケールがでかくなりすぎてコバルトに居づらくなっちゃったのかな、な須賀さんの新作が。お女郎といってもこの著者得意の元気すぎ女子がヒロインなので苛酷な育ち・境遇の少女たちの話だけどサバサバと楽しめる。400ページ近いぶっとさがうれしいね。まだ半分もきていないけど面白い。