1968年、ジョン・ギラーミン監督作品。カラー。
スカパー録画で視聴。戦争映画をナゼか録ってた(笑)

第二次大戦も終盤、ドイツ心臓部へと迫る米軍の足を止めるため、ライン川に架かるレマゲン橋を、ドイツ軍は自らの手で落とそうとしていた。しかし川の向こうにはまだまだ避難途中の兵士や民間人が多数残されていた。軍上層部はさっさと橋を爆破しろと命じるが、橋を守るクルーガー少佐(ロバート・ヴォーン)はギリギリまで橋を爆破するタイミングを遅らそうとする。一方、功名心にはやるバーンズ少佐(ブラッドフォード・ディルマン)の命礼で、繰り返し先鋒をつとめて疲労困憊のハートマン中尉(ジョージ・シーガル)の小隊は、爆破の邪魔をすべく決死隊として橋に突撃するが…

米独双方とも、直接激突する部隊は、それぞれ身勝手な上層部に苦しみながら戦う立場。ついついクルーガー少佐を結構応援してしまった(笑)
残念ながら、シナリオが後半に行くにしたがってぐだぐだになっていき、戦争のむなしさを訴えつつも「残念な作品」となっていた。ドイツ軍人の誇りをわかってらえない感ありありのクルーガーは気の毒だし、多くの戦友を失いヤケになるハートマンが、反目しあっていると見えた金の亡者エンジェル軍曹(ベン・ギャザラ)の生死にあれほど激動するなんて違和感ある。
みなさん熱演はしてるんだけど…
戦闘シーンは迫力があり、緑ゆたかなライン川(でもチェコロケらしい)沿いを爆走する戦車隊や、戦闘によりどんどんコワされていく小さな町の風情、橋の爆破シーンなど、素人目にもいい感じだ。

もーちょい、なんとか、シナリオがなあ…(^^;)
残念でしたー(笑)

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