高殿円著。

百合ホームズだそうだが、ちょっこっとにおわせる程度。
オール女性版かつ現代版ホームズ・パスティーシュ。
アフガン帰りの女医ジョー・ワトソンと、人工心臓の美女顧問探偵シャーリー・ホームズの会話のテンポはいい感じ。ワトソンになにげにとんでもない過去がありそうなのが笑える。そして緋色の憂鬱のとんでもなさ…
あらゆる意味で女性向の逸品(笑)
ヤマシタトモコ著。
高校の社交ダンス部ってのが気をひかれて読んでみました。
絵はちょっと…だけど、主人公たち、踊るの楽しそうなのはいいかな。

なぜバターなのか…
ちびくろサンボかな?
(ぐるぐる回るし)
清家 雪子著。

□町(しかくまち=詩歌句町)に住む、ヤンデレぽい天才詩人・朔くん、プレイボーイ紳士な先輩・白さん、出奔してしまった犀。
みんな、素晴らしい詩を生み出したくてじたばた、あるいはスマートに苦悩しているのだが、彼らの毎日には、死体や謎やきゃーきゃー追いかけてくる女たちが絶えない。
丘の上の首吊り死体は誰?いや何?親友だったはずの犀の顔を思い出せないのはなぜ?
そして、奇妙な世界に吹き荒れる、近代詩の引用の数々。
不思議世界の中、詩そのもののパワーと魅力がグンと引き立って、わー詩って過激で面白いのだったんだーという感慨がわいてきて楽しい。
絵はとりたててうまくない感じの少女漫画系だが(その割にグロも頻繁)、それがかえって詩の魅力を前面におしたててる。
(ほんのわずかBLの気配もあるような…)
誰もがハマるわけではないだろうが、一読の価値あり。

近代詩歌のいろんな印象やエピソードをないまぜにしてヘンテコなファンタジーワールドをつくりあげてしまった、不思議なマンガ。なるほど、こうきたかー!と驚いた。
カエルやタヌキやロボットも皆、詩人。…のイメージ映像(かな)。
萩原朔太郎、北原白秋、室生犀星、草野心平、宮澤賢治、高村光太郎、その他もろもろ…近代詩人大集合です。


最近コミックシーモアの低価格会員になってしまったら、一巻無料サービスとか結構たくさんあって、これまで読まなかった作者をつまみ食いばっかりしている。
ダラクしたなー(笑)

連休は2日夕方から今日まで実家。明日はまた仕事だなー。
最近本当に毎晩仕事が終わらなくてむちゃくちゃ。
職場で人事異動もあったから引継もありよけい忙しいんだけど、そろそろ割り切って帰るようにしないといかんかな。
橘公司著。
衝撃の展開が冒頭、いや表紙にまで…(笑)
まあ読めば(読まなくても)わかります。
相変わらず笑えるので満足。

キアズマ

2016年5月13日 読書
近藤史恵著。

サクリファイス、エデン、サヴァイヴ、と、この人のロードレースものを楽しんできたが、四作目を読み落としていたのに気づいて手に取る。今度はプロじゃなくて大学の自転車部。主人公も初出の大学生。

別のスポーツをやっていた伏線があるとはいえ、上達の仕方がハンパなさすぎるきらいはあるが、ロードレースに出会ってからどんどんのめりこんでいく様子が気持ちよく書かれているので一気に読める。何事につけ後ろ向けな態度だったのが、自転車に夢中になるうち、負けず嫌い、勝利へのこだわりがむくむくと出てくるのも、「サクリファイス」の草食系なチカと大違い(笑)
まあこのほうが普通の19歳ですよね。

一見明るいヤンキー、実は鬱屈を抱えたエースに振り回されながら、主人公は戦果を積み重ねていくが、主人公もまた、心に重いわだかまりを秘めている。
それでも一抹の希望をふくんだラストへと無事着地。
ほっとした。
(とはいえ、主人公を苦しめる事件については、実際いくつもリアルで起きているような事件なので、考えるだにむかむかする…)
1957年、ロイ・ウォード・ベイカー監督作品。モノクロ。イギリス映画。
スカパーで録画したものを視聴。久々にスカパーいいのやるじゃん。

イギリス映画だが、ドイツ人パイロット(ハーディ・クリューガー)が主人公の、捕虜収容所脱走物語。実話をもとにしているということで、地味。さすがの私でも出演者のカオがクリューガー以外見覚えのないヒトばかりである。だが、イギリス映画らしいフェアな冒険映画の香りが漂い、淡々とした中にも細部がサスペンスフルで結構楽しめる。
こういうところ英国的メンタリティって面白いですね。ドイツ人主人公でこれってね。勿論ナチではなくて国防軍、という設定ですけど。

ハーディ・クリューガーは、ヤンチャ坊主のような若々しい空軍将校ぶりで魅力的。捕虜仲間とやいのやいの言いながら脱走計画を練るあたりはケストナー描くところの少年探偵団の仲間たちのようで可愛い(笑)
何度も脱走を企てては、次第に遠くへ遠くへと収容所を移されていくのだが、とにかく根性で何度でもトライ!である。
のどかな野原を、湖水地方を、雪原を、ひたすら駆けずり回るハーディ・クリューガーの熱演に拍手♪

しかし、今回はディスクにダビングせず消してしまいました…
だって、やたらと地震速報が画面に飛び交うんですもの(涙)
そう、熊本地震のおきたばかりの頃のタイマー録画でした。ううう…
なかなか復興の進まないニュースとか見てるから辛いです。

ダニエル・フリードマン著。
前作で大怪我をして入院し、リハビリ中の元刑事・87歳主人公のところを訪ねてきたのは、若い頃縁のあった(というか対決した)ユダヤ系のギャング。というか大泥棒。
自首を考えているという彼は目の前でさらわれた。昔の事件と今の事件、社会にも警察にも厳然と存在するユダヤ系への差別、様々な要素をはらんで展開するストーリーは、主人公のキレのいい皮肉にのせられ、今回も一気に読めた。
しかし本当に限界までトシ来ているんじゃないですか、アクションするには(^^;)
いまだに銃を持ち歩かないと落ち着かない、という性癖にもかかわらず…

第三弾はあるのか?!(笑)
「信長の野望201X」 祝・一周年!
あいかわらず201Xをボチボチと続けている。モバノブが不調な時に力が入る(笑)
一周年記念キャンペーンが始まったが、なかなか濃い!

目玉の新キャラ信長☆4は招待状13枚を投じても当たらなかったが、総選挙ガチャ(人気投票上位の☆3☆4のみが当たる特設ガチャ!)では投票☆4で二位三位の朝倉宗滴と上杉謙信が手をつないでやってくるという派手な結果に♪
新システムの第四特性開眼システムも登場したが、高ダメ出るが1ターン麻痺るという大デメリット付き剣豪“眠り猫”富田さんの欠点を埋める第四特性持ちのカードを、まさに先月ガチャで知らずに確保できていたというスーパーラッキーも判明。
なんか興奮しちゃったわ。

無課金にしてはガチャ運いいような気がするな…。これで信玄謙信両方揃ったし、ソーテキ、井伊直政、尼子経久、富田勢源といった強豪武将をピンポイントで何人も獲れている。

祝!祝!一周年!!

「モバノブ」の二周年キャンペーンがばっとしないのとはエライ違いだ(笑)


…というわけで、家でやろうと持ち帰った仕事は全然しませんでしたとさ。

富田さん用と思ったの第四特性は、思った効果が得られずでした。誤読をまねきやすい表記は問題だよ~。後で少し修正入ったけど。
へろへろざます。

お気に入り日記の更新

日記内を検索