1957年、ロイ・ウォード・ベイカー監督作品。モノクロ。イギリス映画。
スカパーで録画したものを視聴。久々にスカパーいいのやるじゃん。

イギリス映画だが、ドイツ人パイロット(ハーディ・クリューガー)が主人公の、捕虜収容所脱走物語。実話をもとにしているということで、地味。さすがの私でも出演者のカオがクリューガー以外見覚えのないヒトばかりである。だが、イギリス映画らしいフェアな冒険映画の香りが漂い、淡々とした中にも細部がサスペンスフルで結構楽しめる。
こういうところ英国的メンタリティって面白いですね。ドイツ人主人公でこれってね。勿論ナチではなくて国防軍、という設定ですけど。

ハーディ・クリューガーは、ヤンチャ坊主のような若々しい空軍将校ぶりで魅力的。捕虜仲間とやいのやいの言いながら脱走計画を練るあたりはケストナー描くところの少年探偵団の仲間たちのようで可愛い(笑)
何度も脱走を企てては、次第に遠くへ遠くへと収容所を移されていくのだが、とにかく根性で何度でもトライ!である。
のどかな野原を、湖水地方を、雪原を、ひたすら駆けずり回るハーディ・クリューガーの熱演に拍手♪

しかし、今回はディスクにダビングせず消してしまいました…
だって、やたらと地震速報が画面に飛び交うんですもの(涙)
そう、熊本地震のおきたばかりの頃のタイマー録画でした。ううう…
なかなか復興の進まないニュースとか見てるから辛いです。

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