結婚哲学

2014年3月14日 映画
1924年、エルンスト・ルビッチ監督作品。サイレント。
スカパーでやってたので視聴。

ストック教授(アドルフ・マンジュー)と妻ミッツイ(マリー・プレヴォー)は、お互いにウンザリの倦怠期夫婦。ミッツィの親友シャーロット(フロレンス・ヴィドア)と夫フランツ・ブラウン医師(モンテ・ブルー)はベタ甘カップルだが、久しぶりに友人夫婦に会ったミッツィはこっそりフランツに猛アタックをかけ始める。妻の浮気を疑い探偵を雇う教授、シャーロットを秘かに慕うフランツの同僚もからんで、シニカルなユーモアとともに描かれるメロドラマチック・コメディ。

サイレントなんだけど、複雑な人間模様と心の機微、ちょっとしたタイミングや誤解で二転三転する事態が、細かい演出でキッチリ詳しく語られて、1時間半ほどの作品だが全然飽きさせない。まあさすがに白塗りメイクの人物たちはアップになると時々違和感はありますが(特に男性)、小悪魔ミッツィ、清楚なシャーロット(清純でも、時に困ったやっちゃなあとなるのはリアリズムだ…)とも、20年代ファッションに身を包んで魅力的。
映画の文法って1920年代にはもう完成してたんかい、と思わせる(笑)

もっと甘いムードを期待してしまってたのでそんなに★つけていないけど、辛口なりに人間描写の説得力と洗練度はおみごとです。さすがはルビッチ。
閑居してるどころでもないのだが
休みの日。
シゴトもばりばりしようと思ってたけど、何もできなかった。(いや、しなかったというべきか)

ある程度朝寝したし、映画も見たし、「ゲーム・オブ・スローンズ」もたまってた分のうち二回分見たし(ティリオン=ピーター・ディンクレイジ、すてき!)、ネットブックがようやく木曜に帰ってきてたので(HDD中身とフタ=液晶部分だけまっさらに。実はフタにちょこっとへこみが出来ていたので、ついでに交換してくれたらしいが、うれしいな♪)、無線LANなど最低限の設定をし直して、修繕に出す前に純正の1GBに戻していたメモリを2GBに増設しなおして、バックアップもとった。さあこれでいつでもWindows7が入れられるゾ。

スマホの設定もだいぶ整えた。ボタンでなくパネルでの入力はなかなかうまくいかないしストレスだが(私は指が太いので…)、意外や手書き認識がけっこう的確。急ぐときは画面に人差し指入力だ!
デザインは最初から気に入っていたし(光沢のあるダークグリーンにゴールドのボタンが上品でよろしい)、もうすっかり安心した(^^♪
充実してた一日…とは思うのだが、





明日からのシゴトが怖い…(T^T)

お気に入り日記の更新

日記内を検索