キース・トムスン著。

誘拐されたアリスをとりもどすため、父親のあやしい記憶と常人離れした反射神経を何とかかんとか引き出しながら、爆弾探しを続けるチャーリー。
今回はチャーリーを追う側、利用する側の描写も増えてかなり錯綜したストーリーテリングとなる。面白くないことはないが、あれよあれよという感じで読めた一作目「ぼくを忘れたスパイ」にくらべると落ちるかな…
アルツハイマー・スーパー・スパイというワンアイデアも、あまり繰り返し使ってもねえ。
著者もそう思ったらしく終盤はチャーリーのひとりだち大アクションだが…

複雑ならいいというわけではないのだ。

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