イヴの総て2007年6月4日 映画

DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006/10/13 ¥2,990 1950年度アカデミー賞作品 / 監督 / 助演男優(批評家アディスン役のジョージ・サンダース) / 脚本 / 録音 / 黒白衣裳デザイン、そしてアーヴィング・サルバーグ賞を受賞。若き演劇少女の大胆不敵な世渡りと野心を通して、人間の醜い欲望を赤裸々に描いていく名匠ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督の骨太な人間ドラマである。新進女優のイヴ・ハリントン(アン・バクスター)にアメリカ演劇界最高の名誉であるセーラ・シドンス賞が授与された。壇上の彼女に喝采が贈られる中、数人の者たちだけ、なぜか冷めた表情をしていた。8か月前、大女優マーゴは田舎から出て来た娘イヴを紹介された。イヴの哀しい身の上に同情したマーゴは、彼女を自分の秘書にする。しかしイヴは、次第にマーゴの周囲にこびては取り入りようになり…。


えーと何故でしょうねえ。「西部開拓史」見る予定だったのですが、@nifty動画の無料メニューにあったコレを見てしまいました(笑)

だいぶ前名画座というか自主上映というか(三越劇場だっけ?)で見たことありますが、見はじめるとウッカリ一気に最後までいっちゃった。139分と、決して短くはないのに。おそるべしマンキーウィッツ。

ワガママ大女優マーゴ役のベティ・デイヴィスがやっぱり凄い存在感で、そしてオチを知っているとむしろ可愛らしくも見えるという…。プライドと、そろそろトシだという不安と(そしてワガママだけど根は腐ってなんかいないのよね☆)。そんなマーゴの不安定さを、一見献身的なようでいて、じわじわと煽ってゆくイブ(アン・バクスター)の動きが何とも的確。ひたすら上目遣いの謙遜ぷりにちゃぁんと不気味さがほの見えるような演出が、この娘は次ナニたくらむのかな?とサスペンスを盛り上げる。

そして終盤いい所をさらってゆくジョージ・サンダース。
重ったるいような軽快なような、妙に渋い気障さが結構好きです。黒幕的な役、腹に一物な脇役が多いけど、「海外特派員」なんかじゃ主人公ジョエル・マクリーを助ける記者仲間で、飄々とした口ぶりが割と格好よかったな♪昔は「セイント」とか気障系ヒーローもやっていたそうで、一度見てみたいなあと思いつつ果たせません(だって30〜40年代の話だし)。

昔、独身の頃、いつも乗る通勤JRに時々サンダース似の紳士が時々乗っていて、乗り合わせるとなんとなく嬉しかったのでしたが…今も元気かな?

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